今日は先日海猫オフィシャルブログ内で募集していて、偶然当ててしまった「海猫」の試写会に行ってきました。
面接の後、時間の都合がつくかどうかわからなくて、友達を誘えず、一人で行ってきましたよ。
公式サイト
オフィシャルブログ
原作は谷村志穂の小説。
この小説は現在文庫化されていまして、上下2巻、母と娘の親子二代にわたる恋の物語が描かれてます。
島清恋愛文学賞受賞作品。
粗野で亭主関白、不器用な表現しか出来ない兄と知的で控えめ、まっすぐなタイプの弟。二人の狭間に揺れる薫。
静と動、モノクロとカラーの世界がものすごくきれいに描かれてる小説です。
映像、小説のイメージが壊れていなくて、とてもきれいでしたよ。
お話の内容はちょっと大人向けで、官能的。
映画があのまんま作られたらR-15じゃ無理。
それに不倫等も扱ってる小説ですので好き嫌いはあるかもしれないですけど…。
映画を観られるんでしたらまずは映画を観て、その後小説を読まれることを私はお勧めしますよ。
原作を先に読んでしまうとそこは削り取って欲しくなかった、ぎぃぎぃってなってしまう可能性大。正直話の展開としては小説の方がいいです。
先入観を持たずに観たらいい作品に仕上がってるんじゃないかな…。
男の人は…うん。観たら女心の勉強になるかもと思います。
男の人は
「観てそのまんままねをしないように」
と監督がトークショーで言ってました(爆)
でも、女の子はこういう風に愛されたいのっていうのは分かると思いますよ。
私は正直、兄のようなタイプの男の人は苦手。というか私も大概気が強いので弟のようなタイプの人でなければ喧嘩になりますから。
映画の後の監督と東映のプロデューサーとのトークショーは裏話が色々聞けてつっこみどころ満載で楽しかったです。
一人で映画もいいですけど、やっぱり映画は誰かと行って、感想を語り合うのがまた余韻があっていいのよね、とつくづく思いました。
これから封切りになる映画は色々と話題作も多いし、いろんな作品を映画館で観たいなぁ。