JR横須賀線は法泉寺のあった谷の真中を走っている。
現薬王寺の裏手、線路の脇の細い道を谷戸の奥へと進むと、山の上を切り拓いた畑があり、さらに奥に手の加えられていない雛壇状の土地が遺されている。
線路の向かい側には、現「鎌倉風致保存会」の建物があり、その脇に山の斜面を刻んだかのような掘削跡が見える。電車でもトンネルを抜けてすぐ右手に見えるので、分かり易い。
谷戸の最奥は細竹の藪に阻まれて確認ができない。20年ぐらい前は山の端まではゆけたのだが、年々藪化が進んでいるようだ。
まずは、その手前の畑。
法泉寺は関東十刹に数えられていたとか。であれば、かなり広い寺域であったろう。
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