今日は、第62回”社会を明るくする運動”中学・高校生弁論大会に大島町まで行ってきました。
民生・児童委員になってこの弁論大会を聞きに行くのは初めてです。
いったい今時の中・高生達はどんなことを考えているのか・・・。
西海市内の中学生10人、高校生6人がそれぞれの思いを発表しました。
発表はどれもすばらしいものでした。
そのほとんどが若者らしいみずみずしい感性で、実体験を通して、家族や友達、地域での人と人とののつながりの大切さを訴えたもので考えさせられ、心を打たれました。
会場には、教育関係者、生徒、民生・児童員、発表者の家族、地域の方々などたくさんの人が来ていましたが、みなさん真剣に聞き入っていました。
終了後成績発表があり、中学生の部は、崎戸中学校2年の尾崎りょうさん。高校の部は西彼農業高校3年の佐々木詩織さんがそれぞれ1位となり県大会へいくことになりました。県大会でもしっかり発表してもらいたいものです。
高校生の部で1位になった佐々木さんは「ひとつのことば」と題して、次のような一遍の詩を紹介して、ことばの大切さを訴えていました。
「 言葉
一つの言葉でけんかして
一つの言葉でなかなおり
一つの言葉で頭が下がり
一つの言葉で心が痛む
一つの言葉で楽しく笑い
一つの言葉で泣かされる
一つの言葉はそれぞれに
一つの心をもっている
きれいな言葉はきれいな心
優しいこ言葉は優しい心
一つの言葉を大切に
一つの言葉を美しく 」
佐々木さんは北原白秋の作と紹介しましたが、ネットで調べてみるとどうも違うようです。誰の作かは定かではない。しかし、とてもいい詩で、心に残りました。
私も、一つの言葉が一つの心をもっていることを肝に銘じ、少なくとも、人を不快にさせたり、傷つけたりする言葉は吐かないようにしなければ・・・と思いました。
弁論大会終了後、大田和の料亭「小安丸」で反省会。児童部会7人で食事をしながら感想などを出し合いました。
小安丸からは大島大橋が一望できます。
家の脇にはハマボウが満開でした。
梅雨明けの猛暑の一日でしたが、子ども達から元気をもらいました。