失敗して再チャレンジしていた稲の苗の芽だし。
今度はちゃんと出てくれました。
やれやれです。
昨日は、少し酔っぱらって横になっていたら朝まで爆睡してしまいました。
最近、歳のせいか酔いが早く回るような気がします。
今日は雨で出来ませんでしたが、昨日からキウイの交配作業を開始しました。
交配に使う花粉です。↓
雌花より一週間ほど早く咲き始める雄花から採取します。大量の雄花からわずかしか穫れない貴重なものです。
これを「石松子」というパウダー状の増量剤(染色剤)で15倍~20倍ぐらいに薄めて交配します。
交配に使う秘密兵器(?)です。名前をなぜか「コロンブス」といいます。↓
一花一花交配していきます。
交配した雌花は赤く染まるのですぐわかり、同じ花に何回もつけることがありません。
雨が多いと花腐れ病が発生して花が開花する前に腐れて落ちたりすることがあるのですが、今年はほとんどそれがなく綺麗な花が多いみたいです。
あと一週間ほど交配作業が続きます。
キウイフルーツの雌花がぽつぽつ咲き出しました。
まだおおかたはこの程度なのですが、
まだ数は少ないですが、昨日あたりから開花が始まりました。
いまはまだ一週間程前から開花している雄花を摘み取って、花粉を集める作業をしています。
これが雄花↓
摘み取った雄花は専用の機械を使って葯だけ分離し、、サンルームの窓側に拡げて乾燥させ、開葯して花粉を収集します。
いよいよ明日から交配です。
交配作業の説明は、明日のブログで・・・。
今年も牛舎の上の道路端に金鶏菊がきれいな花を咲かせています。
牛舎の屋根に登ってパオさんの方向。
ガードレールをはさんで左側が黄色で、右側が白いのが多い。
今日調べてみたら、これは正確には大金鶏菊(オオキンケイギク)というらしい。
きれいな花を咲かせていますが、実はセイタカアワダチソウと同じ帰化植物で、2006年に「特定外来生物」に指定され、現在では栽培が禁止されているそうです。
日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されています。
ここの花は植生から見て人工的に植えられたのは確かです。たぶん2006年以前、道路ができたときに一緒に植えられたのでしょう。
土手の草払いをするときも「この花は切ったらいけない」と思いながら作業もしたし、写真を撮るときも「今年は格別綺麗だ」と感動しながら撮ったのに・・・・。
複雑な気持ちではありますが、今のところ不利益は被っていないし、侵略的外来種だからといって駆除してしまうには忍びない、しばらくそのままにしておきましょう。花には何の罪もないのですから。
一週間以上立っても苗箱の芽が出てきません。
様々な角度から原因を検討した結果、温湯消毒に使った温度計が狂っていたからだという結論に達しました。
使った温度計をよく見ると、中の赤い水銀柱の一部が分離して上の方へ・・・。
その結果正常な温度計(左、目盛りの間隔が少し違います)と狂った温度計(右)を同時にお湯に浸けるとこんなことに・・・。
3℃ほど違うではありませんか!!!
60℃、10分間の種籾の消毒をすべきところを、63℃でやってしまったのです。
熱すぎてダメージがひどく、芽を出す気力も体力もなくなってしまったに違いありません。
種籾さん、ごめんなんさい!
しかし、何で欠陥温度計が台所にあるかな~、「責任者は出てこ~い!」と言いたいところですが返り討ちにあう恐れがあるのでぐっとこらえて再チャレンジしました。
2日前に正常な温度計で温湯消毒した種籾を水に浸けてあります。
今度は発芽を確かめてから苗箱に播種します。
大丈夫です。失敗は成功の元です。今度は完璧です。