和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

175(大阪)枚方 くらわんか餅

2020-02-23 23:44:36 | 大阪の和菓子
江戸時代、京都の伏見と大坂八軒家を
結ぶ淀川水運には大小様々な舟が行き
交っていたそうです。

旅人が乗る三十石船に小舟で近づき、
「餅喰らわんか!酒喰らわんか!」
と賑やかに食べ物を売り込む様子が
枚方名物の「くらわんか舟」として
十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に
も描かれているとか。

今回はそんな「くらわんか舟」に
ちなんだ甘いもんをご紹介。

<巴堂の店構え>
~枚方市伊加賀北町~

ひらパーでお馴染みの枚方公園駅から
南へ2~3分。
くらわんか餅自体には長い歴史があり
ますが、こじんまりとしたこちらの
お店は開店からまだ20年ほどだとか。

<くらわんか餅>

こしあんと抹茶あんの2種類です。

まずは、王道のこしあん。
見た目が似ている伊勢名物の●福餅と
比較してみましょう。
あんこは甘さ控えめですが、滑らかさ
では●福に一日の長あり。
餅も少~しだけ固めでしょうか。
全体的にはとても良く似たテイスト。

続いては抹茶あん。
「フンフン、抹茶ね…大体分かるよ…」
という私の想像を遥かに越える抹茶の
いい渋味と苦味。
言うなれば「大人のくらわんか餅」…。
う~ん、なんとなくやらしい…

いずれも賞味期限は翌日まで。
(税込み 1個 100円)

あんころ餅の素朴で庶民的はところが
私のお気に入りです。
あなたも一緒に「餅喰らわんか~!」

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