和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

093(大阪)阿倍野 おはぎ

2014-07-13 21:04:16 | 大阪の和菓子
梅雨らしく降る雨にロードバイクを断念し、
阿倍野まで買い物へ。
そこで購入した甘いもんはこちら。

今は亡きうちの祖父も大好きだったおはぎ
のお店。
先日、20年ぶりぐらいに行ってみました。

現在はキューズタウン内のViaあべのWalk
地下一階にあります。

<双葉> ~大阪市阿倍野区阿倍野筋~

あれ?うなぎや?
そうです。ここは昔からうなぎやと併設。
微かな記憶によると阿倍野銀座でうなぎの
双葉と甘党No1として営業してたはず…。

昭和20年創業で、実は甘いもののほうが
先だったんだとか。

<おはぎ>

こしあん
さらりと甘さ控えめのこしあんで、あんこ
の量も多すぎず、中の米粒も適度な潰し
具合で固さもちょうどいい。
あっというまに食べ終えてしまうあっさり感。

粒あん
これまたさらっとした甘さ控えめの粒あんで、
とにかく胃にもたれません。

きな粉
さらっとしたきな粉、ご飯粒の中にあっさり
こしあんが少々。
甘いのが苦手な人でもいけそうです。
(3個入り、\540)

ほかに胡麻と抹茶もあります。

そういえば昔、祖父がおやつにおはぎを6個
食べた挙句、
「ワシ、なんか胸焼けするから晩飯ええわ。」
とか言ってたことを思い出しました。

そらあんた、いくらあっさりしてても6個は
あかんやろ!
あ~今度、墓参りにおはぎ持って行こ…。
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092(兵庫)明石 丁稚羊羹

2014-07-09 11:50:16 | 兵庫の和菓子
あぁ~しまった!ブログにアップするの…
すっかり忘れてた。

今から約1ヶ月前、オートバイで明石方面
へツーリングに行った際に立ち寄ったお店。

<藤江屋分大> ~明石市本町~

国道2号線の南側を並走する旧山陽道、
ほんまち商店街にある和菓子店。
創業は江戸後期の文政元年(1818年)、
城下町明石でも指折りの老舗です。

実のところは7階建てほどのビルですが、
アーケードの下だけ見る限り老舗らしい
和風建築。
店内奥には喫茶エリアもあります。
まぁ、パッと見だけでも好感はもてます。

<丁稚羊羹>

文政年間、当時高価だった煉り羊羹が庶民
の口にも入るようにと考案されたんだとか。

明石の丁稚羊羹は、水羊羹でもなく、煉り
羊羹でもなく、水羊羹よりはしっかり、
煉り羊羹よりはあっさり。
とはいえ、羊羹なので当然かなり甘い。

賞味期限は未開封なら4ヶ月ほど。
(1棹、税別\900)

甘いもの好きの私ですが、羊羹はそんなに
好きじゃない…。
そのくせ、わざわざ買いに行く自分が良く
分かりません。
これって一種の病気でしょうかね?
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091(京都)四条醒ヶ井 烏羽玉

2014-07-01 21:38:04 | 京都の和菓子
先週末に京都へ行った帰りに訪れた店。

<亀屋良長の店構え>
~京都市下京区四条通堀川東入る~

阪急大宮と烏丸駅の間、四条通りに面します。
創業は江戸時代後期の享和3年(1803年)
の老舗。

店舗入り口横で清い水を湛えるのは京の名水
として名高い醒ヶ井。
涼しげで宜しおすなぁ~。

<烏羽玉>

黒くて艶々した不思議な見た目。
檜扇(ひおうぎ)の実を「ぬばたま」という
そうで、「ぬば」とは黒いの古語だとか。

黒糖を混ぜたこしあんを親指サイズに丸め、
表面を寒天で固めて芥子の実を上に乗せた、
小粒で上品な和菓子。

黒糖がこしあんにコクを効かせながらも、
甘さを抑えていていい感じ。
あん玉をコーティングした寒天が食感良し。
(6個入り \486)

京都らしく上品で美味しい和菓子ですが、
庶民舌の私には餅や団子のような門前の
名物的なもののほうが合うようです。
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