和菓子の国の人だから

日本中にあまたある和菓子をコツコツ紹介。
まぁ、関西中心ですけど…

216(滋賀)信楽 うずくまる

2022-12-04 09:58:24 | 滋賀の和菓子
狸の焼き物で有名な日本六古窯の一つ
信楽(しがらき)に行ってきました。
そういえば、数年前にNHKの朝ドラ
「スカーレット」の舞台でした。

もちろん、ちょっとした焼き物も購入
しましたが、甘いものも買いました。

<紫香楽茶寮>
~甲賀市信楽町長野~

焼き物(狸だらけ)の大型販売店が
立ち並ぶ国道307号線に面したお店。
創業は昭和48年と比較的新しい。

入り口の自動ドアが故障?節電?
とにかく手動になっていました。

2個入りを1つ買っただけですが、
ベテランぽい店員さんが愛想良く
対応してくれました。

<うずくまる>

巾着型の可愛らしい米粉の餅です。
この形にするため、上のほうは餅が
厚めです。
餅に包まれた粒あんは、甘さ超控えめ。
でもこのほうが小豆本来の味がします。
たぶん日持ちの関係で、水分も控えめ
なので、好き嫌いがありそうです。
個人的にはもうちょっとしっとり感が
欲しいところです。

賞味期限は1か月以上。
2個入り、270円(税込み)

そういえば、
せっかく豆皿とか買ったのに…
撮影に使うのを忘れてしまった。
あぁ~間抜け…です。

~おまけ~
最後に旅の思い出を…

購入したぐい呑みと小皿で部屋のみが
楽しくなりそうです。

215(兵庫)城崎 温泉まんじゅう

2022-11-03 18:25:00 | 兵庫の和菓子
鳥取に行く途中、城崎温泉駅で
途中下車し、ちょこっと訪れました。

<みなとや商店>
~豊岡市城崎町湯島~

江戸時代に旅館業として創業し、
明治期に和菓子屋に転じたそうです。
風情ある温泉街の中心、一乃湯の
そばにあるお店です。

<温泉まんじゅう>

やっぱり温泉といえばこれでしょう。
黒糖を使った皮で粒あんを包んだ
王道の温泉饅頭です。
どうやら表面の焼き印は豊岡の代名詞
コウノトリのようです。

皮は極薄でほんのり黒砂糖の味、
粒あんの甘さは控えめで上品です。
温泉地のお土産としては上々の
味ではないでしょうか?

賞味期限は15日間。
4個入り、550円(税込み)

城崎温泉はレトロでいい感じです。

今回は時間の都合で温泉街の雰囲気を
感じただけですが、次回はぜひ泊まりで
ゆっくり、まったり、しっぽりと…
外湯めぐりでも楽しみたいものです。

214(鳥取)鳥取 亀甲もなか

2022-10-22 14:46:37 | 鳥取の和菓子
初の山陰地方、鳥取県の和菓子です。
これで20都府県を達成です!

鳥取の和菓子といえば…
残念ながら予備知識がなく思いつかず。
鳥取城見学後に城下町を歩いていて
目に入ったのがこちらのお店。

<亀甲や>
~鳥取市片原町2丁目~

創業は慶応4年(1868年)。
江戸時代の最終年、幕末創業のお店。
城下町の街角に溶け込んだように
ある老舗和菓子店です。
このさりげなさがいい感じです。

<亀甲もなか>

鳥取で和菓子といえば…
地元では有名に違いありません。
知らんけど…。

見た目が亀の甲羅を思わせる六角形。
なんか綺麗で、縁起が良さそう。

皮はパリパリよりもややしっとり、
粒あんの甘さはやや甘め
これぞ、王道のザ・もなかですね。

賞味期限は15日間ほど。
1個、140円(税込み)

鳥取、池田藩32万石の城下町に
ふさわしい王道もなかです。

~おまけ~
鳥取の旅の思い出画像です。

ディーゼル列車の振動が最高でした。

213(岐阜)岐阜 登り鮎

2022-09-23 22:47:04 | 岐阜の和菓子
川湊として、美濃和紙の集散地として
美濃国(現岐阜県)経済を担った川原町。
今もレトロな観光地として人気ですが、
そんな町にある老舗和菓子店です。

<玉井屋本舗>
~岐阜市湊町~

創業は明治41年(1908年)。
岐阜の銘菓、「登り鮎」発祥のお店。
ふと、立ち寄りたくなる雰囲気です。

<登り鮎>

岐阜の和菓子、夏の和菓子といえば…
この鮎菓子は外せません。

蜂蜜の効いた甘さ控えめの生地
餅よりも求肥よりもサラッとした
なにか…を優しく包んだ鮎菓子。
なぜか見た目が涼しげです。

賞味期限は10日間ほど。
1個、150円(税別)

夏の和菓子、岐阜名物として
やっぱり鮎菓子は必須ですね。

~おまけ~
岐阜の旅の思い出画像です。

川原町のレトロな街並み…いいですね。

212(岐阜)岐阜 雪たる満

2022-09-04 09:59:01 | 岐阜の和菓子
JR岐阜駅からバス通り長良橋通りを
北へ2km、歩いて20分ぐらい。
岐阜城の麓へ向かうちょうど中間点
ぐらいでしょうか。
大通りに面した老舗和菓子店です。

<奈良屋本店>
~岐阜市今小町~

創業は天保元年(1830年)。
岐阜でも指折りの老舗和菓子店ですが
名前は奈良屋…きっと初代の方の所縁
とかあるんでしょうね。

<雪たる満>

画像の右にあるのが雪たる満
明治19年発売のだるま?雪だるま?
の形をしたメレンゲ菓子。
ほのかな甘さにサクサクの歯触り。
口の中で溶ける上品なお菓子です。
軽いので食べた気はしません。
1個、86円(税込み)

画像左、白鳥形の都鳥もあります。
これは可愛い。

持ち帰りの際、割れないよう細心の
注意を払ったおかげで、可愛い姿を
ブログで紹介できました。
良かった、良かった。

~おまけ~
岐阜の旅の思い出画像です。

金華山山頂の岐阜城復興天守からの
眺めは絶景です。