ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
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北・中勢の城めぐり

2015年02月15日 23時41分07秒 | オートバイ
昨日は「もう春も近いのでは?」と思わせる
ポカポカ陽気。
今日は終日晴れの予報なので、思い切って
バイクツーリングへ。
早朝6時に出発、目指すは三重県の北~中部
(北・中勢)。
テーマはもちろん「城めぐり」です。

いつもの通り高速は避けて下道でトコトコ。
堺・大和高田線~国道25号線~名阪国道を
一路東へ。

早朝ということもあり、名阪国道は極寒、
指先が痛い…。
やっぱりツーリングにはまだ早いようです。

たまらず、針テラスでコーヒー&トイレ休憩。

な、なんと雪が残ってるじゃありませんか!
30分後、本線の路肩に雪が見えたら戻ると
決めて再出発。

幸い雪もなく、気温も上がり順調に中瀬IC
からは国道163号線で津を目指します。

なんか空が怪しい…

国道163号は交通量が少なく、ツーリング
にピッタリ。
でも、山間部手前で猿が横切ったのには
びっくり!

それでも順調に津に到着し、6年ぶりに
津城を訪問。

左:模擬三重櫓
右:高虎らしい犬走りのある高石垣

津城は大坂の陣を前に築城名人、藤堂高虎が
本拠として築城。
昔は本丸を広い水堀が囲んでいたそうですが、
今は面影なし。

さて次は国道23号線を南へ走ること30分、
目的地の松阪に到着。

櫓や門は残っていないものの、松坂城の石垣
は一見の価値あり。

あ、足がすくむ…

当城は蒲生氏郷が会津若松へ移る前、
12万石を擁して築城。
江戸初期まであった三重天守は大風で倒壊。
それでも、今も高石垣が往時を偲ばせます。

江戸時代は紀州徳川領となり、代官が治めて
いたそうです。

周辺に移築された建物。

左:隠居丸に移築された本居宣長の旧居
  「鈴の舎」
右:御城番屋敷横に移築された米蔵
  (現在は土蔵として使用)

また、6年前は修理中で見れなかった御城番
屋敷を見学。

この1軒以外は現在も現役の住居。

こちらは城下町にある松阪商人のお宅
「旧長谷川邸」。

以前は気付かなかったけど、松阪は城下町
にも風情があって
見所もたっぷり。
もちろん、松阪牛もあるので、時間とお金の
ある人は和田金ですき焼きでもどうぞ。

続いては、国道23号線を北へ1時間、
津を通り過ぎて鈴鹿へ。

左:天守台
右:本丸を巡る土塁跡?

神戸(かんべ)城は織田信長の三男、
神戸信孝が大改修し、
金箔瓦の五重天守を築いたとされます。
江戸時代は一柳、石川、本多家などが入り
維新を迎えたとか。
現在は本丸敷地と天守台、水堀の一部が
わずかに残ります。

そろそろいい時間なので、国道1号線で西へ
向かいますが、せっかくここまできたので
亀山にちょっと寄り道。

ここは4年ぶりの訪問。
以前は改変されて下見板が貼られた痛々しい
姿でしたが、元の姿にもどされた本丸多聞櫓
(現存)、ピカピカです。
やっぱり、こうでないと。

さらに、帰るといいつつ、すぐ近くの関宿へ。

かなりの規模で町屋が並び、いい雰囲気です。

さぁ、こんどこそ本当に帰ります。
並行して走る名阪国道に戻るため国道25号
線の旧道へ。

ちょっと心細い道やなぁ…

でも、すぐに向井ICに辿りつき、無事に
名阪国道に復帰。
その後は朝と同じ道を走って6時頃に帰宅
しました。

結局、本日の北・中勢の4つの城巡り
ツーリング、走行距離は360kmでした。
あ~疲れた、寒くて肩が凝った…
やっぱりツーリングにはまだ早かったです。


~今回の甘いもの~
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コメント
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