瀬戸内の小さな野菜畑

無農薬の自給自足家庭菜園
美味しい野菜を作りますよ
何年やっても奥が深い 笑

ジャガイモの逆さ植え

2023-04-24 16:08:30 | いも
 
ジャガイモは弱酸性の土壌を好む。
石灰分が多いと肌が汚いなどの病気にかかりやすくなる。
イモを太らせるカリウムを多く含む草木灰や
枯草・牛糞混入などの堆肥はジャガイモ栽培に最適。
化成肥料は使わず堆肥と有機肥料のみで栽培することにした。
今回は畝にバーク堆肥も漉き込んでみた。

ある年の2月19日、メークインの種芋を植え付けた。
二つに切った種芋を置くだけの植え方
その後は何も手を加えずに
芋がかってに育ってくれる嬉しい方法。
施肥も土かけも何もせず収穫を待つだけ。



2kgの種イモ(18個 1個当たり100g位ほど)を半分に切り36個に。
寒さに弱いので腐らないように断面に草木灰を付けた。
 
その前にへそ部分を切り落としておく。
芋のヘソを切ることで、新芽が1か所に集中して出るから、
芽かきの手間が省けるという新しい手法に挑戦する。
 
 





種芋の置き方も今までとは全く違う方法でやってみる。
灰の付いた部分は、空を向けて置くだけ



 
そのまま黒マルチをかけてテントを持ち上げるまで(発芽)するまで休憩。
種芋を置くだけなので手間の省けた嬉しい手法。
収穫量の多さと粒の大きさは、平均して多いらしい。



発芽を知らせるテント張り、早く穴を開けてくれと言ってる。
 


急に暖かい空気に触れてから、遅霜に負けることもあるので注意。
太陽に芋の肌を当てないように、黒マルチの大きな穴は危険。
太陽が当たれば青いジャガイモになり、それは毒なのです。
 
 
ネットは風抑えで使っていたので普通はしなくても良い。
普通植えとは違って土寄せもしないので楽な栽培方法
 

 
花を楽しむのもいいですね。
ジャガイモとトマトは同じ科なので後の栽培は連作になる
 
 
6月、枯れてきたのは収穫できる知らせ。
 
 
黒いマルチをめくると新ジャガイモが転がっている。
掘り起こしもしないし、イモを拾うだけ

 
種イモから栄養を受けていたへその緒が付いている。
 
 
 
ジャガイモの逆さ植えは、とても便利な育て方です。
ということで、従来のジャガイモの作り方から
革新的な育て方を100%取り入れてみた。

今もそうだけど、他人様にお話ししても誰も実施しない。
きっと失敗が怖いのだろうね。
どうせ趣味の栽培だから、これからもチャレンジ思考で行こうと思う。
この手法は、偉い博士の研究成果なので間違いない。
 
2015.2.19
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パキラは剪定した枝を挿し木する | トップ | 5月はグリーンピースなど豆... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

いも」カテゴリの最新記事