瀬戸内の小さな野菜畑

無農薬の自給自足家庭菜園
美味しい野菜を作りますよ
何年やっても奥が深い 笑

スイカの立体栽培第2弾

2023-06-30 17:04:56 | スイカ・メロン・カボチャ

前回、棚栽培をして、大きくなった玉が落下しそうになった。
その棚栽培に再挑戦をしてみることにした。
でもね、しっかりした支柱が、何本も必要で、しっかりしたネットも必要で、ちょっと面倒くさい作業かとは思う。

今回は普通の縞柄の小玉スイカを1本植えて、甘いスイカを収穫を期待する。

棚の下にネギやニラを植えるスペースが生まれていい感じ。

日除けになるのでベスト。

竿は100円均一の店で沢山買って準備した。

 


有機物で作った自作の堆肥をたっぷりと土に漉き込んでいる。

栽培方法は、メロンもカボチャも同じだろうと思う。
窒素肥料たっぷりはツルボケするので、肥料は慎重にした。


もう1本追加で植えた苗の色は黒い小玉スイカ。とても甘いらしい。


巡回するたびにスイカの玉が早いスピードで成長していく。

早くネットに入れて吊り下げておかないと垂れ下がって切れてしまう。

ぶら下がっていない危険な場所(ネットの上)は、敷板でスイカを支えた。

重くて支柱が壊れそうなので、またしても棚栽培のピンチ。

こちらも危険 ぶら下がった重みに耐えられず土台が必要な不細工な有り様。

こうなるなら平場栽培と同じ 笑。

追加で植えた黒い小玉スイカは爆弾のように黒いが、中身は真っ赤でした。

土地面積を有効に使えるから立体栽培したが、強い支柱作りが必要と感じた。

平場で育てる方が心配せずに済むと思った。難しいもんですね。

小さなメロンなどは棚仕立てでもいいかな。

行燈型やボックス型の棚仕立てよりも斜め仕立ての方が作りやすいかも。

 
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スイカの立体栽培に挑戦

2023-06-30 16:02:09 | スイカ・メロン・カボチャ
ある年のスイカ栽培
 
6月18日、スイカの小さな実がネットにぶら下がっている。
土地が狭いので、立体仕立てに挑戦した。
敷き藁も要らないし、棚下のスペースが有効に使えるかなと考えた。
初めての挑戦なのでどうなるのか・・。


順調に育って、玉が大きくなったスイカをネット袋に入れて吊り下げた。
日が過ぎて、成長した玉の重さに耐えかねて落下しそうになった!
しっかりとした支柱で支えるようにしないといけませんね。
 
 
ネット入れは、小さな玉の時にするべきだったと反省している。
初めての挑戦なので、知識が無く腹がたつぅ~。
やはり、スイカは地べたに這わせるのがいいのかな。
 
それでも、何とかスイカを救済できた。
日が過ぎるごとに大きく育っている。
あと2週間もすれば真っ赤になって、
美味しく食べられそうです。
 
 
 
初期の頃の作業は摘心と受粉が重要
蜜蜂さんに全て受粉をお任せしています。
カボチャの雄と雌はわかるのですが、
スイカの雄しべと雌しべの形の違いがわかりません。
何とかわかるようになったかな・・
 

花弁の下にスイカの実が見えるので雌しべに違いありません。
 
ダウン受粉に失敗した場合は、こんな形で枯れてしまいます。

その後、受粉に成功し7月5日には
5個も結実して20cmほどの玉になりました。

よくわからないのですが、1本の苗に5個は多いのかな?
結実したので栄養がたっぷりと届くように、
枝を途中でカットしたが、それでも実れば嬉しい。

スイカやメロンは水不足でも大丈夫ということだが。
梅雨時の過剰水分で根腐れしないかと悩みました。
雨が続くときだけ、根元に水が当たらないようにしたと思う。
何とか赤くなってホットした
 
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スイカとマクワウリを栽培

2023-06-26 16:43:20 | スイカ・メロン・カボチャ

ある年の4月15日
スイカやメロンをはじめ、
夏野菜苗の植え付け作業をした。
毎年、何度やってもうまく栽培できるか不安です。
自己流の知識を精一杯注ぎ込みます(笑) 

まずスイカの苗植え。

自作の堆肥をたっぷり含ませた土に植えたので根の張りもよくなるだろう。
窒素肥料を与えすぎればツルぼけし、葉ばかりが育つので注意する。
メロンもカボチャも同じだろうと思う。
肥料をたっぷりの言葉に惑わされず、ほどほどがいいのかな。


次に黄色い色のマクワウリを植え付け。


スイカとマクワウリは、トウモロコシの2列の真ん中を這うようにする。
トウモロコシの塀に囲まれた中をツルが伸びていく感じだ。 
そうすれば空いてる土地スペースが有効に使える。冗談的発想です 笑。

(自分の勝手な思い込み栽培方法だから失敗するかもしれない、賭けです)

トンネルの両端からツルを這わせる。

トウモロコシは根を深く張るので施肥をこまめに。
スイカ、マクワウリは浅く根付くので喧嘩しなくて良いかと思って・・。

日照がやや気になるが、その後、どんどん成長してきましたよ。
ミツバチの受粉で果実も色付いてきました。

スイカも順調に育っています

トンネル栽培は成功し、その後は収穫を待つばかりでした、万歳。

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小ぶりで甘い網干メロン作り 

2023-06-23 16:08:27 | スイカ・メロン・カボチャ
こんな小ぶりなサイズの 網干(あぼし)メロン
昭和30年代の子供の頃には、井戸で冷やして3時のおやつでした。
「マクワウリ」と呼ばれるウリ科の仲間ですが、
それでも「網干メロン」という伝統名を持っています。
 
そのメロンは、姫路・網干地区で戦前から栽培されており、
兵庫県の伝統野菜に数えられています。
昭和の昔、農家の我が家ではプリンスメロンやエリザベスメロン、
マスクメロンを作るようになったのですが、
小型で甘い柔らかな網干メロンは、忘れられない味なのです。

地域の特産を残したいという思いから、網干メロンの栽培に取り組む人が
増え、特に播州平野では多く栽培されています。
春になるとホームセンターに苗が並びます。
 
 
試しに植えた1本の苗が順調に育っている5月初旬の姿。
栽培に慣れていないので、毎日の観察が必要です。
 
朝晩の気温差があるので、ビニール袋を利用して囲いをしている。
 
摘心したら、子ツルが5本ほど伸びて、花も咲きだしました。
 
注意しなければならないのは害虫が多い事。
葉を食べるウリハムシは大敵。農薬は避けたいがスプレーで撃退!
この虫は逃げ足が速い。カボチャやキュウリにもやって来る嫌な虫。
苗が小さい時はネットを張るべきと反省した。
 
6月10日には雨カエルが覗いている
梅雨になり、雨の多い日が続くので、根腐れや病気が発生する。
雨降りの時だけビニール掛けをして保護してみた。
 
雄しべと雌しべを見つけて交配するのを放置したのだが、
蜜蜂が花粉を運んでくれたので果実になっている。
 
少しひび割れてきた時が最高に甘くて、収穫期なんです。
ほんのり甘く香るこの感じ。
適期を過ぎれば熟しすぎるので見極めが重要です。
 
色艶といいイケメンな網干メロンの完成です。
7月15日にはテーブルに上がりました

★網干メロンの特徴といえば、果重150g前後のだ円形で、
果色は緑白色で、浅い条溝が10条程ある。
果肉は、淡緑色で甘みは強いが後味がよい。
黄色いマクワウリから研究された逸品で人気があります。
 
果実は小さいものの、糖度は14~15度。
最高級のネットメロンが16度なので、いかに糖度が高いかがわかります。
プリンスメロンは甘くて美味しいのですが喉をさします。
網干メロンは、後味がさっぱりして、食べやすいのが特徴です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
網干メロンについて調べてみました
姫路市網干区に「開発」さんという生産者がいる。
たまたまYoutubeで生産現場が映っていた。
ビニールハウスの中で、支柱仕立ての栽培方法。
そうすれば平場生産の3倍も収穫があるという。

メディアの取材が多いようだ。
堆肥だけは凝っているようです。
カニ殻を潰して作ったチキン肥料と
骨粉との配合で作った肥料がオリジナルらしい。
若い生産者にそのままノウハウを伝授しているらしい。

肥料も大きなポイントなんですね。
★よく研究した人によれば、
コーヒーかすをベースに、魚粉、昆布、木炭を混ぜた「ぼかし」という
有機肥料なども良いそうです。
木炭には細かい穴が無数にあり、土壌の保水力を高め、
有効な微生物や細菌をすみつかせる効果があるそうだ。

★江戸時代、新宿鳴子宿名物だった鳴子瓜によく似ているという。
大正年間(1921)より栽培され、1927年に命名。
兵庫県立蔬菜採種場で改良されたようです。
日本古来のマクワ瓜(梨瓜群)と洋種メロンとの交雑で生まれたとも。
★姫路地方ではお盆のお供物になくてはならない瓜だったようです。


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マクワウリを初めて栽培した

2022-07-20 15:08:49 | スイカ・メロン・カボチャ
古来より栽培されているオーソドックスな黄色い「マクワウリ」に挑戦。
お試しなので、たった1本の苗を購入した。
子供の頃、よく食べていたのでマクワウリの味は覚えている。
5月10日に定植。
4月の長雨により土は多くの水分を含んでいる。
乾燥するこの時期に水撒きの手間が省けた。

5月14日の様子
葉を食べるウリハムシの被害が出始める。
農薬をかけないで、目合約1mmの防虫ネットを張る。


★越冬したウリハムシの成虫が春になると出現する。
ウリ科野菜の株元に産卵し、ウリハムシの幼虫が土に潜って
根を食害する他、ウリハムシの新しい成虫が葉や花を食害します。
ウリハムシは特に5月と8月に被害が集中します・・
ウリハムシの成虫を見つけ次第捕殺しますが、
逃げ足が速いのでキャッチできない。

虫の動きが遅い低温な午前中の方が効果的かも。
農薬は使いたくないが、マラソン乳剤を発生初期に散布すると効果的。
しかし、直接命中しないと絶滅は難しいと思う。

ウリハムシの幼虫には、ダイアジオン粒剤を定期的に散布すると良いらしい。
色々な農薬と散布の方法を見るが、なるべく農薬は使用したくない。
ここ数年は、防虫ネットを張る方法を取り入れている。
 


5月24日の様子
最初の花が咲いたが結実させないで摘み取り、大きく成長させる。


5月30日の様子
子づるが20cmほど伸びたとき、3~4本残して、親を含め他は摘み取った。
各子づるの3~4節目までの孫づるはかきとり、
残した孫づるは2葉残して芯を摘み、

果実をならせる作業は難しい。
形のよい果実を選び、各子づるに3~4個残す。
子づるの先は20節程度で芯を摘み、
わき芽は込みすぎない範囲で、
できるだけ残す方が株が疲れず、
最後までおいしい果実が収穫できる。

マニュアルを見るが難しすぎるので、
そこは適当にやってみたが成功でした。


病害虫:うどんこ病、つる割病、べと病などに注意して。
畑のお隣さんがキュウリを栽培している。
写真のように うどんこ病にかかってる。
こちらのマクワウリに感染しないかと気を揉む。

気温が上がるとアブラムシ、ハダニなどが
発生しやすくなるので注意が必要。
病虫害予防には、連作や多肥栽培を避け、
水はけと風通しをよくすることがポイントらしいが難しい。


マクワウリの糖度は、収穫直前に上昇するらしい。
開花後40日前後で収穫できるという
 

オレンジ色(黄の濃い)がかってきたら収穫の目途。
収穫期まで窒素が効いていると、葉・茎が育ち、
実の糖分の蓄積が悪くなるので注意らしい。
収穫前に窒素が切れる施肥が理想です。
こんな専門的な事は理解できないな
7月3日の様子
ソフトボールくらいの大きさになってきた。


7月10日の様子
全部ではないが、そろそろ色付き始めたようだ。


7月13日の様子(初収穫)
最初に色付いたマクワウリ。
さてさて、どんなに美味しいのだろう?
昭和の昔なら井戸水で冷やしていた。
 
表面に筋が現れるのは、密が溢れそうになる収穫前の目印です。
 
 
その後、食べた感想は、サッパリした甘味があり、
後に引きずらない甘さと言えば通じるでしょうか。


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