ある年の5月24日・トウモロコシ3回目の施肥
2週間に一度は株の両サイドへ筋蒔きしている。
トウモロコシは肥料食いなんだって。
今回は化成肥料を与えているが、
来期は有機肥料の混じったものを使う予定だ。
化成肥料は土が硬くなり、土を酸化させて微生物も死滅するらしい。
いい事ではないようです。
穂がスクスクと伸びてきた。穂の枝別れしたところに花が咲き、その花粉が実となる雌しべに降掛り、受粉したら実が育つことになる。
同じ菜園で楽しんでる人と比べれば、うちのトウモロコシが最も早く成長している。畝の両サイドへ化成肥料を与える。今夜降る雨で栄養効果はあると思う。
トウモロコシが2列に林立し、トンネル状態になっている。そのトンネル内のスペースを利用してマクワウリが成長している。空き土地の有効活用ということになる 笑。初めての試みは成功するだろうか、と不安もあるが、面白い事が好きです。
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昨年の失敗を反省して
★これから注意しなければならないこと!
穂が出ると害虫がやってくる。
アワノメイガという蛾の幼虫。
トウモロコシの木をかじり、潜り込んで木が枯れる。
トウモロコシの実の中へ侵入して粒を食ってしまう憎い害虫。
適期を逃さず消毒すれば、2回ほどの消毒でほぼ食害なく収穫できるはず。
でもそれが難しいのです。
一般的にオルトランが頭に浮かぶが、効果はどうなのかな?
トレボン乳剤を1000倍に薄めるのがいいと聞いたのだが・・
トレボン乳剤500ml、高価な薬品だから考えています。
他にも薬剤はあるので自分の好みで選べばよいかな。
昨年はアワノメイガにやられた!気がついたときには茎や実を食い荒らされている。
受粉したらすぐに実をネットでカバーした。
ネットは色んなものがあります。
アワノメイガの幼虫は、雄穂が開くと匂いに惹かれてやってくるらしい茎に入ったり、実に入ってしまったらもうどうしようもないので、この時期に最初の消毒をするのが肝心ですね。
雄穂が開いて、次に雌穂が出て受粉が始まる時からが危険注意報です。
受粉が終わったと思ったら、雄穂を切り落とします。
観察を見落とせば、アワノメイガの幼虫が実の中に入りこむ。
雌穂が出る頃に観察を怠らずに、消毒をすることです。
農薬を使わない方法
1、ネットなどをかけて虫の侵入を防ぐ。
2、トウモロコシ全体的にネットをかける(困難かも)
3、木酢液を消毒がわりに使う(効果が薄いので数多く使うほうがいい)
4、受粉が終わったら、雄穂は切り取る。
匂いに釣られて害虫が来るのを防ぐためです。
この夏は甘いトウモロコシが沢山収穫できたパールのような輝きで、ひと粒づつが大きくて特に甘い味。茹でて黄色い実にガブリとかじりつく醍醐味。
その後の7月7日 トウモロコシ失敗談
一度に収穫しても食べられないので
徐々にゆっくりと収穫しようと考えた。
それが大きな間違いだった。
葉が緑のうちに収穫しなければならない葉が緑のころに収穫した粒は、ふっくらと丸くて新鮮だった。実を覆う皮をめくると水分が抜けて粒がシワシワになっている。実が干からびていると言ったほうがわかりやすい。立ち枯れにしておいた木を引き抜いて、土のうえに並べ、秋まで自然のマルチとして利用している。雑草が生えないようにするには便利。細かく刻んで、土に漉き込むと、有機栽培となり微生物も増えます。