瀬戸内の小さな野菜畑

無農薬の自給自足家庭菜園
美味しい野菜を作りますよ
何年やっても奥が深い 笑

二度目の借地で炭素循環農法を始めた

2024-05-24 12:57:59 | 炭素循環農法

2014年秋の頃のお話です(もう10年も前)

30年近く栽培した畑が、住宅開発のために使えなくなった。

楽しみを取り上げられるので困惑した記憶をたどる。

一緒に栽培していた仲間はジプシーになったり、止めたり・・

次の借地を探し回った

 

2度目が見つかり、JA(農協)が斡旋する貸し農園の開墾を始める。

草ボウボウの畑を農協の担当者がトラクターで耕してくれた。
耕した土には草の種や根が混じっている。
野菜を作っても暫くは雑草対策に追われそうだった。

必死で整地して畝を作ったが、水気混じりの泥土に手を焼いた。

このような土に堆肥などを混ぜて、ホクホクの野菜畑に変えます。

2度目のNew農園で土作りを開始した 2014.12.8
水はけの良い肥沃な土になるように考えた。
自治体から無料で貰った木材チップを畑一面に蒔いてみた。
この方法は、専門家の言う「炭素循環農法」というらしい。

★炭素循環農法のその手法とは
化学肥料と農薬に依存せず、木のチップや草など自然の物を使って
土を良くし、野菜を育てる農法らしい。
土の微生物の力を借りて、太陽の力も借りて、
水の力も借りて、空気の力も借りて、
自然の美味しい野菜を作る方法らしい。

炭素循環農法は、土地の環境に負担をかけずに野菜を作ることが可能。
むしろ、雨水などがその土地の深部を通過して
地下に流れることで、まわりの環境を良くするので価値がある。

自治体のクリーンセンターに積まれた木材チップ(発酵前)

 

農地の体質改善のために木材チップを畑にばら撒く。
土に馴染めば、とても良い土になるが数年かかるのではないかな。

1袋10kgのバーク堆肥を買うとお金が嵩む。
無料で趣味の野菜作りができれば最高です。

まだ粗削りだから、大根やニンジンなどの根菜には障害があるかも。

 

広いスペースへ徐々に木材チップを投入する。大変な作業になった。

土に混ぜ込むが未発酵のチップだから、どんな影響があるのかわからない。

発酵するまでは窒素過多になるのか無いのか?どうかな・・

1年が過ぎ、ようやく土が育ってきたようだ。

愛用の耕作機械はガスボンベで動くHONDAの小型機だが、パワーが無いので

重い土には困難。でも鍬よりも楽。10万円と安くはないが、もう償却してる。


住宅に囲まれた畑だから、冬の強烈な寒風もなく、温暖な栽培が出来る。

住宅の側はナメクジが多いように感じた。少し薬品で対策をした。

 

土が良くなった、炭素循環農法 恐るべし

化学肥料は土を固くするので控えめにしています。

堆肥をたっぷりと混ぜ込みます。

それを繰り返すとミミズやバクテリアが増えてベストな畑になります。

収穫が終わった残渣などは、畝の上で乾燥させています。

雑草もしかり。家庭の生ごみなどもこの畑で分解発酵させています。

そのうちに土に混ぜ込むと肥沃な畑になっていきます。

サツマイモは痩せた土でもよく育ちますが、

ホクホクの土が芋を美味しくしてくれています。

炭素循環農法は水はけもよくなっていいですよ。

コメント
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