YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

良い塾とよくない塾の見分け方 続編

2016年03月02日 | 教育雑感

塾というのは参入障壁が非常に低い業界です。

塾で教える教科は、大学を出ていれば、だれでも

教えることができます。もちろん教える能力があるかどうか

それはなかなか判別できません。また教える情熱があるかどうか

これもなかなかわかりかねます。

和歌山市の児童生徒の減少はピーク時の半分ほどになりましたが、

減少は止まっています。学習塾に対するニーズが

年々高くなり、塾通いする子供が多くなりました。

それに比例するように

力がつかないままで大変不満に思っている

保護者の方が多いことがわかりました。

私の塾に相談される保護者の多くが、

子供を塾に何年も通わせているのに

ちっとも成績が伸びない、合格間違いなしと言われたのに、

受験を失敗してしまった。

そういうボロボロの状態になっているお子さんの

算数の計算方法を見ると、全くの我流で

計算式もきっちり書けない、途中の式も

あっちこっちに書き散らし、まったく

指導の手が入った形跡がないのです。

また使っているテキストも、受験するにはあまりに

易しすぎる問題集を網羅的にしか

やらしていません。

さらに、成績の上昇がないことがばれないように

学力テストの偏差値を出さず、親御さんから、

「受験大丈夫ですか?」と心配になって連絡しても、

「大丈夫です。」としか返って来ません。

数字的な客観的な裏打ちのある話は一切しません。

そのようにして、引き伸ばし作戦を実行されてしまいます。

これで、成績が上がり、合格に導かれるとしたら、

奇跡です。

こういう塾に引っかかると蟻地獄です。

まるで素人ビジネスで子供がダメになっている例です。

こういう塾がのさばると子供が被害者になってしまいます。

教育というのは時間のかかることです。

2,3年というと長い期間だと思われるでしょうが、

時間とは冷酷なもので、あまり力もつかない間に

時間ばかりが過ぎ去ってしまいます。

気づいた時には、入試直前、親はそれに対して

どう対処していいかおろおろするばかりです。

まさに「少年老い易く学成り難し」です。

伸びる時期・・・小学校で言えば、4,5年生

中学校で言えば 1,2年生、高校で言えば、

高1、2年生の時期がもっとも大切です。

この大切な時期に正しい勉強を身につけて

どんどん勉強すれば、子供というのは大人が思った以上に伸びるものです。

教育は時間が経つと後戻りはできません。

大切な時期を逃さず、しっかりとした考えとポリシーを持った

指導者に指導を仰ぐことが一番です。

もし、お子さんがこのような状況になっているのではと

ご心配であれば、一度ご相談ください。

 

 

 


この記事についてブログを書く
« 高校入試の倍率でましたね | トップ | 高校入試の倍率でましたね pa... »
最新の画像もっと見る