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高校入試の倍率でましたね part 2

2016年03月04日 | 受験関連

やはり、向陽・桐蔭と比べると向陽人気に拍車がかかっています。

向陽は桐蔭と比べると、まず定員が多いです。

向陽が240名に対して、桐蔭は120名しかありません。

さらに向陽は週例テストや決めの細かい指導が定着していますので、

そういう意味でコツコツタイプの人には向いた高校です。

かたや桐蔭は本当の意味で頭のいい人が多いので、

放っておいても勉強するタイプの生徒が多いので、

先生方は授業をするだけです。そういう意味で

桐蔭に向いた人はとにかく自分から勉強を自分のペースで

出来る人が向いています。

また桐蔭は毎年定員が割れているのにもかかわらず数理科の

80名を固定させています。

定員割れをすることで、普通科の回し合格があるのですが、

桐蔭を受験する層がそもそも高いので、

回し合格の人が数理で最下位なのかというと

一概にそうとも言えません。受験者が毎回変わるので、

決まったことは言えませんが、普通科の最下位でまわし合格は

確かに心理的にも不利でしょうが、あきらめることはないのです。

合格は合格です。立派な桐蔭生です。

以前、私の塾で桐蔭の普通科にだめでしたが、回し合格で数理に合格し、

高校でも引き続きYANO塾で頑張っていたので、

数理の成績を真ん中より上になっていました。

1年程かかりましたが、桐蔭にいける層は

もともと中学の時に英数国の平均偏差値が軽く63は超えているので、

桐蔭高校の速い授業にも耐えれます。

桐蔭は第一出願の際には32名オーバーが21名に減りました。10名は向陽に流れたのでしょう。

また、向陽は第一出願の際には89名オーバーが50名に減りました。39名はどこに流れたのでしょうか。

やはり、向陽を諦めた場合、女子なら星林か県和商、もしくは市立和歌山の普通科でしょうか。

市立和歌山は 定員60名に対して 21名オーバーだったのが、本出願で13名に減りました。

これは、高い倍率にかなりのボーダー付近の人が、敬遠したのではと思います。

星林は定員と同じです。倍率1は受験者にとっては

一安心でしょう。ただし、安心はできませんよ。

全員が無条件で合格できるかどうかはわかりませんので、

最後まで気を緩めず勉強を続けましょう。

星林の先生方にとって、

向陽の50名の不合格者は魅力です。

欠員を求めて二次で受けに来るのを待つという手も

あるので、それを見越して欠員を出す可能性もあります。

今後のことですが、やはり桐蔭・向陽人気は当面は衰えそうになく、

模試などの偏差値で言えば、ここを目指す人は早く英数国の3教科で

偏差値63は超えるようにがんばって下さい。

中1の段階でそこまで到達できないと2年、3年で苦しい戦い

が待っています。

やはり最初・つまり中1が肝心です。

これについてはまた詳しくお話する予定です。

 

 

 


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