矢野住建 Create the ideal

簡単に妥協したくない方へ。理想を創る、宇都宮市の矢野住建ブログです

瓦修理・・・ようやく1軒目が終了

2011年05月11日 | 注文住宅 トピックス
しばらく・・・本当~~~にしばらくぶりの更新です(汗×2)

いつ訪問しても同じ記事のままで、

「全く、、、最近ちっとも更新されてないし・・・ブログ止めちゃったのか?

といった声も聞こえてきそうですが、、、(どうもスイマセンでした)


3月11日の大地震発生から早いもので今日5月11日でマル2ヶ月が経過。。。

発生当初は停電に断水、ガソリン供給不足によるスタンドに並ぶ車の長蛇の列、
品物が半分位しかない閑散としたスーパーマーケット、計画停電の実施、
そして、建築部材の不足・欠品による工事の遅延・・・等々、

「これから日本はどうなっちゃうんだろ・・・?

と、とても不安な気持ちになりましたが、被災地も含めて少しずつ、ホント少しずつ
状況は回復してきているように思います。


最近では、車で走っていると足場を架けて壊れた屋根や壊れた外壁の修理をしている
お宅をチラホラと見掛けるようになりましたが、相変わらず状況が変わらないのが

瓦の品不足および瓦修理に使用する材料の品不足

です。

(参考) 栄四朗瓦blogより・・・”屋根補修工事の遅延について”


今回の大地震で瓦屋根の棟(ぐし)を壊されてしまったお宅が大変多く、弊社でも
20件近くその応急処置に奔放していましたが、地震発生から2ヶ月が経過しても
まだまだ状況は良くなっていないのが現状です。

「もうすぐ梅雨に入るからそれまでに何とか修理が終わらないかしら・・・?」

と気が気でない方も大勢いらっしゃると思いますが、弊社に限ったことではなく
どの瓦業者に聞いても答えは、

見通しが立たない

ということです。


かといって、現在瓦の材料が全く入ってきていないのか?というとそういう訳では
なく、少しずつ材料自体は入ってきているそうなのですが、残念なことに、

修理待ちの物件が多過ぎる

ために、少し材料が入ってきても1・2軒修理をするとすぐにその材料を使い切って
しまうみたいです。


そんな状況の中、昨日、ようやく弊社で修理を依頼していた1軒目のお客様のところの
瓦修理が終わりました。

◆宇都宮市清原台/Y様宅



修理に使う材料です


地震により崩れてしまった下り棟


そこにもう一度「のし瓦」を積んでいって

※のし瓦とは ⇒ 棟の下に積まれる平らな瓦です




その上に棟を乗せ直したら終了です




とりあえず今回の修理は2階屋根のみでした


1階の屋根はこの後金属屋根に葺き換える予定です


軒下にスズメバチの巣があって少し焦りました
(中は空でしたが・・・)


ということで、これでようやく1軒目の瓦修理が終了した訳ですが、、、

まだ1軒目です

修理を依頼されているお客様はまだ他にも何件もあるのでお待たせして大変申し訳なく
思いますが、上記のとおり瓦に関してはまだまだ厳しい状況にあるため、
もうしばらくお待ちになっていただけたらと思います


ということで久しぶりのブログ更新でしたが、地震による慌ただしさも少しずつ
解消してきているので、これからはまたいつものペースで更新していくように
がんばります


(余談ですが・・・)

桜の季節は終わってしまいましたが、悲惨な大震災があった後の今年の桜は
いつも以上にきれいに見えましたね

◆宇都宮市新町/新川桜並木通りの満開の桜



ちょうど満開の頃にココの目の前のビルで改修工事中でした
(いやぁ~見事でしたね)

◆弊社事務所の山桜



ソメイヨシノよりも満開になる時期が遅いので、ソメイヨシノが
散ってしまった後に二度目の桜満開を楽しめるんですよ♪


以上、木村でした!



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