いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日金曜日(2019.05.17)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.2780】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】71分40秒
https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/544938129
【放送録画】
【今日のブログ記事No.3173】
■なんでこんな体に害を及ぼす『100%化学物質』の『エセミルク』が毎日使われているのに誰もその危険性を指摘しないのか?
【画像】『ミルク』を偽装した『100%化学合成食品』=『コーヒーフレッシュ』
本物の『ミルク』だったら『保冷場所』に置かないとすぐに腐敗するのに、『コーヒーフレッシュ』は一年中『常温場所』に置かれている。
このことに疑問を持たずに『コーヒーフレッシュ』を本物の『ミルク』と思ってコーヒーや紅茶に入れて毎日何回も使っている人は多いだろう!
正確な消費量は不明だが、毎日日本全国で使われている『コーヒーフレッシュ』の数は百万個に達するだろう。
▲なぜ『コーヒーフレッシュ』を本物の『ミルク』と思って飲んでいる人が多いのか?
それは、『コーヒーフレッシュ』の『危険な正体』をメーカーと厚労省とマスコミが意図的に隠してきたきたからである。
多くの人は『コーヒーフレッシュ』の『危険な正体』を知らずに今でも使っているのだ。
▲『コーヒーフレッシュ』は100%化学物質でできている!
1.腐らないための防腐剤
2.白い色にするための着色料
3.自然な色に見せるためのカラメル色素
4.匂いをつけるための香料
5.とろみをつけるための増粘多糖類、
6.油と水を混じらせるための乳化剤
下記の記事は『コーヒーフレッシュ』の『危険な正体』を暴露した記事です。
記事を読んでいただき『コーヒーフレッシュ』を使うのを直ちに止めましょう!
【該当記事】
▲“コーヒーフレッシュ”の危険性を、開発者自身が警告!
2018-05-27 ブログ『ザウルスでござる』
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/730d82671cdf8b4c732575a1c3d33291
先日のことである、ある友人と品川の喫茶店、ルノアールで会った。そのとき彼はコーヒーを注文し、わたしはレモンティーを頼んだ。ウェイトレスが、注文品をテーブルに置いていくと、コーヒーといっしょに運ばれてきた小型のバスケットから、友人はほとんど自動的に “コーヒーフレッシュ” を取って開けようとした。わたしは手を出して彼を制し、こう言った。「それはやめたほうがいいですよ。その中身が何だか知っていますか?」
あまりにも身近な盲点!
この問題はわたしにとっては4年ほど前にすでに解決済みなのだが、この問題を知らずに、習慣的かつ自動的に “コーヒーフレッシュ” なるものをコーヒーに入れてから飲み始めるひとが、わたしの友人を含めて未だに非常に多い。先月地元のスタバでは、サラリーマン風の中年男が帰りがけに “コーヒーフレッシュ” を5,6個わしづかみにして出て行くのを目撃した。家で使うのだろうか。
引用元: http://toyokeizai.net/articles/-/48585
B郞(40代)はこの秋の昇格人事で部長になった。働かない上司のA男(50代)に気配りしつつ、激務をこなしているのだから当然だ。それなのに妻のC美(30代)には「もう少し家庭に目を向けてよ」と不満をぶつけられる。戦う男は体調とメンタルをつねに万全にしておかねばならない。そこで「1日に必要な野菜が取れる」野菜ジュースを飲むようになった。息抜きのコーヒーは、ブラックだと胃に悪い気がするので必ずコーヒーフレッシュを入れる……。
消費者はもうちょっと疑問を持って!
安部 司(あべ・つかさ)
1951年福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒。総合商社食品課に勤務後、無添加食品の開発・推進、伝統食品や有機農産物の販売促進などに携わり、現在に至る。熊本県有機農業研究会JAS判定員。経済産業省水質第1種公害防止管理者。工業所有権 食品製造特許4件取得。食品添加物の現状、食生活の危機を訴えた『食品の裏側』は60万部を突破するベストセラーとなる。そのほか、『食品の裏側2 実態編』『なにを食べたらいいの?』などの著書がある。
コーヒーフレッシュは 「ミルク」 ではない
コーヒーフレッシュは何でできている?
安部さんは食品メーカーと一緒に、まさにこの “コーヒーフレッシュ” を開発していた。
「コーヒーフレッシュは何からできているでしょうか」 と講演で質問すると、ほとんどの人が 「ミルク 」や 「生クリーム」 と答える。「そんなものは入っていない。植物油と水と食品添加物からできています」 と、作り方を教えると一様に驚くという。
まず植物油と水を混ぜる。水と油は分離するので 乳化剤 を入れる。すると混ざって白く濁る。さらに、とろみをつけるために 増粘多糖類(一括表示)を入れて、カラメル色素 で薄く茶色にすると、いかにもクリームのようになる。そこにミルクの香料 (一括表示)を入れて、日持ちをさせるためにpH調整剤(一括表示)を入れて出来上がり。
ちなみに “乳化” とは、英語で “emulsion” エマルジョン といい、“乳(milk)” の意味は皆無である。日本語の“乳化”とは、単に見た目と感触がミルクのようになるというだけのことで、成分が“ミルク化”するわけではない。
カフェのコーヒーフレッシュ
「普通のミルクや生クリームをコーヒーに入れると、ほわっと上がってくるでしょう。あの上がり方を再現するのが難しかったなあ。1年かかったよ。でも簡単に元は取れた。原価が安いし、外食系企業がぼんぼん買ってくれたからね」
コーヒーフレッシュの正体は 添加物だらけの “ミルク風味の油” だった。「ミルクがなぜ常温で置きっ放しでも腐らないのか、ちょっと考えたらおかしいと思うはずだけどね」 と安部さん。おかしいと思わない消費者の感覚こそが、おかしいのかもしれない。
ミルクの香りは、人工的な香料の組み合わせで簡単に作れる。3,000以上あるケミカルな香料の配合によってどんな香りや匂いも作れると言う。再現できない匂いは無いそうだ。バラの香りから排泄物の匂いまで、本物と区別できないほどの水準で作れるそうだ。ミルクの香りなど朝飯前である。
このように、裏側を知るとギョッとするような 「原材料」 はまだまだある。たとえば、合成着色料は石油。「タール系色素」 とも呼ばれる。少量でムラなく色が出るのが利点だ。
現在、日本で食品添加物として認可されている合成着色料は12種類(赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号)。
イギリスの食品基準庁では、合成着色料を摂取した子どもに多動性行動が見られたという研究報告を受けて、「子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」 という表示を義務化した。義務化されたうちの 赤色40号、赤色102号、黄色4号、黄色5号 は、日本で使われている。国によって取り扱いが異なるから不安である。
「きれいな色」 だけでなく、「自然な色」 に見せるためにも、わざわざ着色料が使われる。前述のカラメル色素だ。
「赤っぽい茶色から真っ黒まで、いろんなカラメル色があり、私も売り歩いていた。日本の着色料の80%はカラメル色素。
コーヒーフレッシュにもこのカラメル色素が使われている。真っ白だと不自然に見えるので、カラメル色素を少し入れて 「褐色の恋人」 にするのである。
醤油やみその文化だから、茶色系は自然な色に見えて安心するのです。
ただし、カラメル色素には製法によって4種類あり、発がん性が疑われるものもある。なぜメーカーはその製法で作るのか。
「昔ながらの砂糖を煮詰める方法ではカラメル色が安定しないからです。特にクエン酸が入った酸味の中だと色があせていく。数年経っても色が変わらないように化学処理をする」
消費者は、そうまでして 「きれいな色」 や 「自然な色」 のドリンクを飲みたいわけではなく、安全性が何より重要なはずだ。しかし、その判断をするためにも、メーカーの情報開示と、消費者の知る意欲が不可欠である。
B郞はブラックコーヒーを飲みながら、自分に言い聞かせた。「国が認可しているし、大企業が売っているんだから安全だよなあ」
<主要メーカー>
メロディアン(商品名「コーヒーフレッシュ・メロディアン・ミニ」がコーヒーフレッシュの語を関西地区に広めた。)
めいらくグループ(商品名「スジャータ」)
ネスレ日本(商品名「クレマトップ」)
味の素AGF(商品名「マリーム ポーションタイプ」)
雪印メグミルク(商品名「メグミルククリーミィリッチ」)
明治乳業(商品名「明治ベターハーフ」)
森永乳業(商品名「クリープ」)
日世
別の専門家は以下のように警告する。
コーヒーフレッシュは危険!がんや胎児の染色体異常、肝臓障害の恐れ 妊娠中は摂取厳禁!
文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2015/08/post_11279.html
Copyright c Business Journal All Rights Reserved.
同年代の壮年たちが、そのアイスコーヒーに何個ものガムシロップとコーヒーフレッシュを入れている姿を見ると思わず、「それはやめておけ」と言いたくなってしまいます。
なぜならば、ガムシロップの甘みはかの悪名高き「高果糖コーンシロップ」ですし、コーヒーフレッシュはミルクの一種と思い込んでいる人もいるようですが、実際にはミルクは一滴も入っておらず、油と水と食品添加物でつくられた トランス脂肪酸のかたまり だからです。
食品添加物が大量に入っているコーヒーフレッシュ
コーヒーフレッシュは、長期間常温の場所に置いておいても腐りません。ミルクが含まれていたら、そんなことは絶対にあり得ません。必ず腐敗するはずです。腐らないということが、どのような意味を持つかを考えなければなりません。腐らないような手立てをしているのです。すなわち防腐剤あるいは保存料が腐敗防止の役目を果たしています。
そのほかにもコーヒーフレッシュには、白い色にするための着色料や、それらしい匂いをつけるための香料、とろみをつけるための増粘多糖類、油と水を混じらせるための乳化剤などが使われていますが、これらが体には滅法悪いのです。
乳化剤として使われることが多いショ糖脂肪酸エステルは発がん性が指摘され、肝臓にも悪影響を与えると考えられています。また、胎児の染色体異常を引き起こす原因物質ともいわれている ので、若い女性は特に気をつけたほうがいいでしょう。妊娠中に摂取してはいけない物質のひとつです。
ショ糖と名が付いているため砂糖の仲間と思われがちですが、砂糖とはまったく性質の異なる物質です。乳化剤 は食品に使われる場合、食品添加物の一種とされていますが、同じ物質が化粧品や洗剤などに使われる場合は、乳化剤ではなく 界面活性剤 という名称になります。どこか納得しかねる感があるのは筆者だけでしょうか。
早い話が、コーヒーフレッシュには “界面活性剤” が入っているのだ。
食品添加物それぞれの安全性にも疑問がありますが、それらが複合した場合のことを考えると、少なくとも親しい人にはやめておくように進言したいところです。コーヒーフレッシュの中には何種類もの食品添加物が複合的に使われています。
おいしいコーヒーであればコーヒーフレッシュは不要
そもそも、コーヒーにコーヒーフレッシュを入れるのは、コーヒー自体の味がおいしくないからではないでしょうか。本当に考えるべきは、その部分のような気がするのです。おいしいコーヒーであればコーヒーフレッシュを入れる必要はないかもしれません。筆者は、丹念に淹れたコーヒーに混ぜ物をする行為はコーヒーを冒涜しているようにさえ感じてしまいます。
一方、増量剤としてリン酸塩 などが加えられている ようなコーヒーは、コーヒーフレッシュでも入れないと飲めないのでしょう。安いコーヒーには、このリン酸塩が使われることが多いです。リン酸塩の摂りすぎは鉄分の吸収を阻害したり、カルシウムと結合してカルシウムを体外に排出します。その結果、免疫力の低下や自然治癒力の低下を招くと指摘する医師もいます。
このような危険性を考えると、果たしてそのコーヒーは飲む価値があるのかどうか疑問を持ってしまいます。
コーヒーを飲むときには、ある程度のお金を出してでも、まともなコーヒーを 「コーヒーフレッシュ抜き」で飲みたいものです。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)
南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2015/08/post_11279_2.html
Copyright c Business Journal All Rights Reserved.
(おわり)
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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日金曜日(2019.05.17)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.2780】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】71分40秒
https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/544938129
【放送録画】
【今日のブログ記事No.3173】
■なんでこんな体に害を及ぼす『100%化学物質』の『エセミルク』が毎日使われているのに誰もその危険性を指摘しないのか?
【画像】『ミルク』を偽装した『100%化学合成食品』=『コーヒーフレッシュ』
本物の『ミルク』だったら『保冷場所』に置かないとすぐに腐敗するのに、『コーヒーフレッシュ』は一年中『常温場所』に置かれている。
このことに疑問を持たずに『コーヒーフレッシュ』を本物の『ミルク』と思ってコーヒーや紅茶に入れて毎日何回も使っている人は多いだろう!
正確な消費量は不明だが、毎日日本全国で使われている『コーヒーフレッシュ』の数は百万個に達するだろう。
▲なぜ『コーヒーフレッシュ』を本物の『ミルク』と思って飲んでいる人が多いのか?
それは、『コーヒーフレッシュ』の『危険な正体』をメーカーと厚労省とマスコミが意図的に隠してきたきたからである。
多くの人は『コーヒーフレッシュ』の『危険な正体』を知らずに今でも使っているのだ。
▲『コーヒーフレッシュ』は100%化学物質でできている!
1.腐らないための防腐剤
2.白い色にするための着色料
3.自然な色に見せるためのカラメル色素
4.匂いをつけるための香料
5.とろみをつけるための増粘多糖類、
6.油と水を混じらせるための乳化剤
下記の記事は『コーヒーフレッシュ』の『危険な正体』を暴露した記事です。
記事を読んでいただき『コーヒーフレッシュ』を使うのを直ちに止めましょう!
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▲“コーヒーフレッシュ”の危険性を、開発者自身が警告!
2018-05-27 ブログ『ザウルスでござる』
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/730d82671cdf8b4c732575a1c3d33291
先日のことである、ある友人と品川の喫茶店、ルノアールで会った。そのとき彼はコーヒーを注文し、わたしはレモンティーを頼んだ。ウェイトレスが、注文品をテーブルに置いていくと、コーヒーといっしょに運ばれてきた小型のバスケットから、友人はほとんど自動的に “コーヒーフレッシュ” を取って開けようとした。わたしは手を出して彼を制し、こう言った。「それはやめたほうがいいですよ。その中身が何だか知っていますか?」
あまりにも身近な盲点!
この問題はわたしにとっては4年ほど前にすでに解決済みなのだが、この問題を知らずに、習慣的かつ自動的に “コーヒーフレッシュ” なるものをコーヒーに入れてから飲み始めるひとが、わたしの友人を含めて未だに非常に多い。先月地元のスタバでは、サラリーマン風の中年男が帰りがけに “コーヒーフレッシュ” を5,6個わしづかみにして出て行くのを目撃した。家で使うのだろうか。
引用元: http://toyokeizai.net/articles/-/48585
B郞(40代)はこの秋の昇格人事で部長になった。働かない上司のA男(50代)に気配りしつつ、激務をこなしているのだから当然だ。それなのに妻のC美(30代)には「もう少し家庭に目を向けてよ」と不満をぶつけられる。戦う男は体調とメンタルをつねに万全にしておかねばならない。そこで「1日に必要な野菜が取れる」野菜ジュースを飲むようになった。息抜きのコーヒーは、ブラックだと胃に悪い気がするので必ずコーヒーフレッシュを入れる……。
消費者はもうちょっと疑問を持って!
安部 司(あべ・つかさ)
1951年福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒。総合商社食品課に勤務後、無添加食品の開発・推進、伝統食品や有機農産物の販売促進などに携わり、現在に至る。熊本県有機農業研究会JAS判定員。経済産業省水質第1種公害防止管理者。工業所有権 食品製造特許4件取得。食品添加物の現状、食生活の危機を訴えた『食品の裏側』は60万部を突破するベストセラーとなる。そのほか、『食品の裏側2 実態編』『なにを食べたらいいの?』などの著書がある。
コーヒーフレッシュは 「ミルク」 ではない
コーヒーフレッシュは何でできている?
安部さんは食品メーカーと一緒に、まさにこの “コーヒーフレッシュ” を開発していた。
「コーヒーフレッシュは何からできているでしょうか」 と講演で質問すると、ほとんどの人が 「ミルク 」や 「生クリーム」 と答える。「そんなものは入っていない。植物油と水と食品添加物からできています」 と、作り方を教えると一様に驚くという。
まず植物油と水を混ぜる。水と油は分離するので 乳化剤 を入れる。すると混ざって白く濁る。さらに、とろみをつけるために 増粘多糖類(一括表示)を入れて、カラメル色素 で薄く茶色にすると、いかにもクリームのようになる。そこにミルクの香料 (一括表示)を入れて、日持ちをさせるためにpH調整剤(一括表示)を入れて出来上がり。
ちなみに “乳化” とは、英語で “emulsion” エマルジョン といい、“乳(milk)” の意味は皆無である。日本語の“乳化”とは、単に見た目と感触がミルクのようになるというだけのことで、成分が“ミルク化”するわけではない。
カフェのコーヒーフレッシュ
「普通のミルクや生クリームをコーヒーに入れると、ほわっと上がってくるでしょう。あの上がり方を再現するのが難しかったなあ。1年かかったよ。でも簡単に元は取れた。原価が安いし、外食系企業がぼんぼん買ってくれたからね」
コーヒーフレッシュの正体は 添加物だらけの “ミルク風味の油” だった。「ミルクがなぜ常温で置きっ放しでも腐らないのか、ちょっと考えたらおかしいと思うはずだけどね」 と安部さん。おかしいと思わない消費者の感覚こそが、おかしいのかもしれない。
ミルクの香りは、人工的な香料の組み合わせで簡単に作れる。3,000以上あるケミカルな香料の配合によってどんな香りや匂いも作れると言う。再現できない匂いは無いそうだ。バラの香りから排泄物の匂いまで、本物と区別できないほどの水準で作れるそうだ。ミルクの香りなど朝飯前である。
このように、裏側を知るとギョッとするような 「原材料」 はまだまだある。たとえば、合成着色料は石油。「タール系色素」 とも呼ばれる。少量でムラなく色が出るのが利点だ。
現在、日本で食品添加物として認可されている合成着色料は12種類(赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号)。
イギリスの食品基準庁では、合成着色料を摂取した子どもに多動性行動が見られたという研究報告を受けて、「子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」 という表示を義務化した。義務化されたうちの 赤色40号、赤色102号、黄色4号、黄色5号 は、日本で使われている。国によって取り扱いが異なるから不安である。
「きれいな色」 だけでなく、「自然な色」 に見せるためにも、わざわざ着色料が使われる。前述のカラメル色素だ。
「赤っぽい茶色から真っ黒まで、いろんなカラメル色があり、私も売り歩いていた。日本の着色料の80%はカラメル色素。
コーヒーフレッシュにもこのカラメル色素が使われている。真っ白だと不自然に見えるので、カラメル色素を少し入れて 「褐色の恋人」 にするのである。
醤油やみその文化だから、茶色系は自然な色に見えて安心するのです。
ただし、カラメル色素には製法によって4種類あり、発がん性が疑われるものもある。なぜメーカーはその製法で作るのか。
「昔ながらの砂糖を煮詰める方法ではカラメル色が安定しないからです。特にクエン酸が入った酸味の中だと色があせていく。数年経っても色が変わらないように化学処理をする」
消費者は、そうまでして 「きれいな色」 や 「自然な色」 のドリンクを飲みたいわけではなく、安全性が何より重要なはずだ。しかし、その判断をするためにも、メーカーの情報開示と、消費者の知る意欲が不可欠である。
B郞はブラックコーヒーを飲みながら、自分に言い聞かせた。「国が認可しているし、大企業が売っているんだから安全だよなあ」
<主要メーカー>
メロディアン(商品名「コーヒーフレッシュ・メロディアン・ミニ」がコーヒーフレッシュの語を関西地区に広めた。)
めいらくグループ(商品名「スジャータ」)
ネスレ日本(商品名「クレマトップ」)
味の素AGF(商品名「マリーム ポーションタイプ」)
雪印メグミルク(商品名「メグミルククリーミィリッチ」)
明治乳業(商品名「明治ベターハーフ」)
森永乳業(商品名「クリープ」)
日世
別の専門家は以下のように警告する。
コーヒーフレッシュは危険!がんや胎児の染色体異常、肝臓障害の恐れ 妊娠中は摂取厳禁!
文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2015/08/post_11279.html
Copyright c Business Journal All Rights Reserved.
同年代の壮年たちが、そのアイスコーヒーに何個ものガムシロップとコーヒーフレッシュを入れている姿を見ると思わず、「それはやめておけ」と言いたくなってしまいます。
なぜならば、ガムシロップの甘みはかの悪名高き「高果糖コーンシロップ」ですし、コーヒーフレッシュはミルクの一種と思い込んでいる人もいるようですが、実際にはミルクは一滴も入っておらず、油と水と食品添加物でつくられた トランス脂肪酸のかたまり だからです。
食品添加物が大量に入っているコーヒーフレッシュ
コーヒーフレッシュは、長期間常温の場所に置いておいても腐りません。ミルクが含まれていたら、そんなことは絶対にあり得ません。必ず腐敗するはずです。腐らないということが、どのような意味を持つかを考えなければなりません。腐らないような手立てをしているのです。すなわち防腐剤あるいは保存料が腐敗防止の役目を果たしています。
そのほかにもコーヒーフレッシュには、白い色にするための着色料や、それらしい匂いをつけるための香料、とろみをつけるための増粘多糖類、油と水を混じらせるための乳化剤などが使われていますが、これらが体には滅法悪いのです。
乳化剤として使われることが多いショ糖脂肪酸エステルは発がん性が指摘され、肝臓にも悪影響を与えると考えられています。また、胎児の染色体異常を引き起こす原因物質ともいわれている ので、若い女性は特に気をつけたほうがいいでしょう。妊娠中に摂取してはいけない物質のひとつです。
ショ糖と名が付いているため砂糖の仲間と思われがちですが、砂糖とはまったく性質の異なる物質です。乳化剤 は食品に使われる場合、食品添加物の一種とされていますが、同じ物質が化粧品や洗剤などに使われる場合は、乳化剤ではなく 界面活性剤 という名称になります。どこか納得しかねる感があるのは筆者だけでしょうか。
早い話が、コーヒーフレッシュには “界面活性剤” が入っているのだ。
食品添加物それぞれの安全性にも疑問がありますが、それらが複合した場合のことを考えると、少なくとも親しい人にはやめておくように進言したいところです。コーヒーフレッシュの中には何種類もの食品添加物が複合的に使われています。
おいしいコーヒーであればコーヒーフレッシュは不要
そもそも、コーヒーにコーヒーフレッシュを入れるのは、コーヒー自体の味がおいしくないからではないでしょうか。本当に考えるべきは、その部分のような気がするのです。おいしいコーヒーであればコーヒーフレッシュを入れる必要はないかもしれません。筆者は、丹念に淹れたコーヒーに混ぜ物をする行為はコーヒーを冒涜しているようにさえ感じてしまいます。
一方、増量剤としてリン酸塩 などが加えられている ようなコーヒーは、コーヒーフレッシュでも入れないと飲めないのでしょう。安いコーヒーには、このリン酸塩が使われることが多いです。リン酸塩の摂りすぎは鉄分の吸収を阻害したり、カルシウムと結合してカルシウムを体外に排出します。その結果、免疫力の低下や自然治癒力の低下を招くと指摘する医師もいます。
このような危険性を考えると、果たしてそのコーヒーは飲む価値があるのかどうか疑問を持ってしまいます。
コーヒーを飲むときには、ある程度のお金を出してでも、まともなコーヒーを 「コーヒーフレッシュ抜き」で飲みたいものです。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)
南清貴(みなみ・きよたか)
フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2015/08/post_11279_2.html
Copyright c Business Journal All Rights Reserved.
(おわり)
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