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天皇の生前退位を認めない皇室典範は天皇教で洗脳して侵略戦争に動員した大日本帝国憲法の基本原理そのもの

2016年08月09日 11時15分15秒 | 政治・社会

いつもお世話様です。                         

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰しております【市民革命派】ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

昨日月曜日(2016.08.08)に放送しました【YYNewsLive】の『メインテーマ』を加筆訂正して【ブログ記事】にまとめました。

【放送録画】 62分27秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/295107523


 
【ブログ記事】

■天皇の【生前退位】を認めない【皇室典範】は、天皇に全権を与え現人神にして全国民を天皇教で洗脳してアジア・太平洋侵略戦争に動員した戦前の【大日本帝国憲法】の基本原理そのものだ!

安倍晋三ファシストと【自民党】【日本会議】などの極右ファシストどもは、今日の明仁天皇による【生前退位】の固い決意表明がなければ、後期高齢者である82歳の天皇と81歳の皇后を政治利用して死ぬまで働かせるつもりだったのだ。

天皇の【生前退位】が認められていないのと同じく、日本の天皇と皇族には日本国憲法が国民に保障している個人の自由や基本的人権の尊重は一切適用されていない。

例えば、日本国憲法第14条第1項【法の下の平等】は、現在の20名の皇族には適用されておらず、国籍離脱の自由、皇籍離脱の自由、職業選択の自由、移動の自由、結婚の自由、表現の自由などの個人の自由は剥奪されているのだ。

今日の明仁天皇がご自身の言葉で【生前退位】の必要性を直接国民に訴えたことは、【日本国憲法】を亡きものにして戦前の【大日本帝国憲法】に差し替えて、戦前の【大日本帝国】と【天皇制軍事独裁体制】の復活を夢想する安倍晋三ファシストと極右ファシストたちによる露骨な【憲法改悪】策動に対する、天皇による明確な拒否宣言だったのだ。

今日の明仁天皇による【生前退位】の断固とした決意表明は、安倍晋三ファシストと極右ファシストたちによる【憲法改悪】の実施計画(アジェンダ)を事実上とん挫させるほどの打撃を与えたのだ!

▲【日本国憲法】の5つの基本理念 

①民主主義              

②主権在民              

③反戦平和              

④個人の自由と基本的人権の尊重     

⑤隣国との平和共存          

▲【大日本帝国憲法】の基本原理

①天皇制軍事独裁

②天皇主権

③侵略戦争

④天皇と国家の利益第一

⑤大日本帝国支配

【関連情報】

◇象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉(全文)

戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年
を迎えます。

私も80を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることも
あり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、
この先の自分の在り方や務めにつき思いを致すようになりました。
 本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、
どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室
制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これ
までに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と
位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごし
て来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く
思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本
の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内
在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ今日に至っています。

そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術
を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃か
ら、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難にな
った場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民に
とり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、
考えるようになりました。既に80を越え、幸いに健康であると
は申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、
全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなる
のではないかと案じています。

私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国
における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごし
て来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民
の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事に
あたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思
いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴で
あると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天
皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天
皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、
常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来まし
た。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島
々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて
来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って
来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛
し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識
させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、
国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもっ
てなし得たことは、幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴とし
ての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思わ
れます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機
能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を
置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にそ
の立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るま
で天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまで
にも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影
響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりと
して、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日
ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年
間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に
進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、
非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避
けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来すること
もあります。

始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権
能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴
史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国
民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、
そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いて
いくことをひとえに念じここに私の気持ちをお話しいたしました。 
 
国民の理解を得られることを、切に願っています。

(終り)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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