杉並からの情報発信です

政治、経済、金融、教育、社会問題、国際情勢など、日々変化する様々な問題を取り上げて発信したいと思います。

【YYNewsLiveNo2752】■(加筆訂正版)「新元号」と「天皇制」について! (山崎康彦)

2019年04月02日 22時39分33秒 | 政治・社会
いつもお世話様です。                          

【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】【YYNewsネット世論調査】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です!

本日火曜日(2019年04月02日)午後9時から放送しました【YYNewsLiveNo2752】の放送台本です!

【放送録画】68分31秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/535928132

【放送録画】

☆今日の画像

①【日本会議】生みの親、石田和外(いしだかずと)第5代最高裁長官(任期1969年-1973年):

20190401石田和人
②【日本会議】育ての親、三好達(みよしとおる)第13代最高裁長官(任期1995年-1997年)

20190401三好達bis
③【日本会議】の総理大臣、安倍晋三首相『徴兵制の復活は私の歴史的使命』

20190328安倍晋三徴兵制復活png

④大日本帝国大元帥・昭和天皇裕仁

20190402昭和天皇裕仁

⑤映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』のポスター

20190402映画記者たちポスター

☆今日の推薦映画

①記者たち 衝撃と畏怖の真実

映画.Com

https://eiga.com/movie/90232/

劇場公開日 2019年3月29日

解説

「スタンド・バイ・ミー」の名匠ロブ・ライナーが、イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた実録ドラマ。

2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は、サダム・フセイン政権を倒壊させるため「大量破壊兵器の保持」を理由にイラク侵攻に踏み切ることを宣言。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストといった大手新聞をはじめ、アメリカ中の記者たちが大統領の発言を信じて報道を続ける中、地方新聞社を傘下にもつナイト・リッダー社ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデーとウォーレン・ストロベルは、大統領の発言に疑念を抱き、真実を報道するべく情報源をたどっていくが……。

物語の中心となる記者役に「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソン、「X-MEN」シリーズのジェームズ・マースデン。そのほかジェシカ・ビール、ミラ・ジョボビッチ、トミー・リー・ジョーンズが共演。
スタッフ

監督
ロブ・ライナー
製作
マシュー・ジョージ
ロブ・ライナー
ミシェル・ライナー
エリザベス・A・ベル

キャスト

ウッディ・ハレルソンジョナサン・ランデー
ジェームズ・マースデンウォーレン・ストロベル
ロブ・ライナージョン・ウォルコット
ジェシカ・ビールリサ
ミラ・ジョボビッチヴラトカ・ランデー

原題 Shock and Awe
製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ツイン
上映時間 91分
映倫区分 G
オフィシャルサイト

☆今日のひとこと

①機密資格めぐり「重大な違反」があると内部告発したホワイトハウス職員ニューボールド氏の言葉

「われわれの抱えるこの問題が国家安全保障に影響する恐れがあると知りながら傍観すれば、私は自分、自分の国、自分の子どもに貢献しないことになる」

②元号のルーツ (2019.04.02付け日経新聞記事)

中国「君主が時を支配」

元号は、古代中国で君主が時間をも支配するという思想のもとに誕生した。

最初の元号は前漢の武帝が制定した「建元」(紀元前140年)でその後は時の皇帝によって繰り返し改められてきた(改元)。

中国の封体制下にあったベトナム、朝鮮で周辺漢字文化圏に広がったが、現在でも元号が使用されているのは日本だけ。

ルーツの中国では約二千年後の清朝を最後に消滅し、西暦が使われるようになった。

☆今日の注目情報

① シリアとイラク、IS支配の傷痕をたどる――ヤズディ教徒の虐殺と拉致

玉本英子/アジアプレス

2019/02/12 Yahoo!ニュース 特集編集部

https://news.yahoo.co.jp/feature/1227

「ここで70人以上が処刑されるのを見ました。多くが首を切り落とされて殺されました」。シリア北部の都市・ラッカ。その時計台前広場で、住民の男性はこう言った。世界を震撼させた過激派組織「イスラム国(IS)」の「首都」と呼ばれたこの町が陥落して1年。今もいたるところに破壊された建物やがれきが残る。「国家」を名乗り、住民殺戮(さつりく)や異教徒殺害を繰り返したIS。その支配地域で何が起きていたのか。シリアとイラクに入り、傷痕をたどった。(玉本英子/アジアプレス/Yahoo!ニュース 特集編集部)

IS拠点都市だったラッカ

ラッカは、ユーフラテス川の恵みで栄えてきた美しい町だ。その町は、最も悲しい形で世界に知られることになった。

覆面姿の男たちが黒い旗を高々と掲げ、戦車を連ねてパレードする。その様子がメディアで伝えられたのは2014年のことだった。連日のように斬首映像をネットで公開し、国際テロまで呼び掛けた。

その後、クルド勢力主導のシリア民主軍(SDF)との激しい攻防戦でラッカは陥落。敗走したISはシリア南東部の最終拠点で今も抵抗を続けている。

ラッカはISの重要拠点の一つだった。IS掃討作戦の空爆や戦闘で破壊された建物のがれきがあちこちに残っている。空爆では市民も巻き添えとなった(撮影:玉本英子)

ラッカ市内をパレードするIS戦闘員=2015年、IS宣伝映像

ラッカからISが敗走して1年。2018年10月、市内に入った。今も暗殺や自爆事件が相次いでいるため、地区によっては地元の警護が同行してくれた。中心部に近づくにつれ、建物の破壊のすさまじさが増す。崩れ落ちた壁に残る銃弾の痕が戦闘の激しさを物語っていた。

ナイム広場は、ISが戦車や装甲車で軍事パレードをした場所だ。ここで公開処刑は繰り返された。シリア政府軍や自由シリア軍などの捕虜のほか、“スパイ”“犯罪者”も銃殺や斬首で処刑された。

当時、学生だったザハラディーン・アブドゥさん(19)は、処刑の様子を間近で見た。

「政府軍兵士2人が連れてこられた。大ナタで、1人の首はスパッと切れて転がり落ちた。もう1人はなかなか切れず、もがき苦しんでいた。あの光景が忘れられない」

家に帰ると、自分のズボンの裾にいくつもの小さなシミがついていた。そのときに飛び散った血だと分かり、しばらく食事が喉を通らなかったという。

シリア政府軍やイラク軍から奪った戦車や装甲車で、ISは軍事パレードをした。ラッカのナイム広場前=2014年、「ラッカ・メディア・センター」(RMC)映像

「空爆の標的を敵に密告した背教徒スパイ」として斬首される住民。処刑現場を見つめる群衆には大人のほか、子どもたちの姿も=2016年、ラッカ、IS公表写真

ラッカで再開した中学校の女子生徒たち。空爆で家族や親戚を失った生徒もいた。IS支配下では学校の多くが機能停止だったほか、過激主義教育を恐れた親が行かせなかったという(撮影:玉本英子)

「奴隷市場」で売られたヤズディ教徒の女性

ザハラディーンさんは、もう一つの恐ろしい光景について話した。

ある日、ナイム広場を通りかかると、数人の若い女性たちが「奴隷・700ドル」と書かれた大きなカードを胸に付けられ、立たされていた。イラクから連れてこられたヤズディ教徒の女性だった。黒いヒジャブ姿だったが、顔の部分は開いていた。数人の戦闘員がその顔をのぞき込みながら、薄ら笑いをしていたという。

「女性たちは恐怖に脅え、震えていました。かわいそうでならなかった」

IS支配下のナイム広場では、処刑で斬首された首がこの鉄柵の先でさらされた。値札を胸につけたヤズディ女性たちが見せ物のようにして売られた(撮影:玉本英子)

ヤズディ教はゾロアスター教などの影響を受けた少数宗教で、孔雀天使を崇める。このため、過激なイスラム主義者からは「邪教」「悪魔崇拝」などとみなされ、繰り返し激しい攻撃にさらされてきた。

イラク北西部のシンジャルには、10万人を超えるヤズディ住民のコミュニティがあった。
2014年8月、ISはその町や村を襲撃。銃を突きつけてイスラム教への改宗を迫り、逃げようとした住民は殺害された。ヤズディ団体によると、一連の襲撃で死者は1000人以上に達した。さらに女性や子どもら3000人以上が拉致され、シリアやイラクのIS支配地域へ移送されたという。

シンジャル一帯のヤズディ教徒を襲撃したIS。これはISがヤズディ教の聖塔を「悪魔崇拝」などとして爆破する様子=2015年、IS宣伝映像

拉致後、脱出してきた女性たちの証言によると、IS戦闘員は女性を「戦利品」などと呼び、強制結婚という形で分配した。そこには小学生の女児も含まれる。性的暴行を繰り返した揚げ句、戦闘員同士で転売した。男児は軍事訓練施設に入れられたという。

アハメッドさん(42)は、IS支配下のラッカでひそかに拉致女性の救出を手助けしていた。

「ヤズディ女性の拉致は、戦闘の混乱のなかで起きたのではありません。連行後に奴隷として戦闘員で分配するなど、組織的に計画されたものでした」

アハメッドさんはIS幹部宅の周辺で見知らぬ女性たちを見かけるようになり、タイミングを見て声を掛けた。すると女性は「拉致されたヤズディです。助けてください」。ひそかに携帯番号を記したメモを渡すと、何人かが戦闘員の隙をついて電話してきた。彼は車を手配し、IS支配地域から女性たちを脱出させたという。

ヤズディ女性が売られていた「奴隷市場」を探すため、ラッカ南西部へ向かう。ユーフラテス川にかかる橋は破壊され、住民は渡し船で川を越えていた(撮影:玉本英子)

ラッカには拉致女性の「奴隷市場」があったとアハメッドさんは言う。

それを探すため、アハメッドさんの情報を手がかりに、ラッカの南西部に向かった。ユーフラテス川にかかる橋は戦闘で破壊されているため、渡し船に乗る。そこから15分ほど車で走ると、丘の上に堅牢な建物がいくつもあった。内戦前にナイトクラブとして使われていた場所だ。その一つに入ると、ホールのようなフロアが広がっている。壁はピンク色。今は誰もいない建物、ここが「奴隷市場」だった。

近くの雑貨店店主は言う。

「この建物付近は地元民でも近づくことが禁止されていました。ある日、監禁されていたヤズディ女性が何人か逃げ出して、ISが捜索に来た。女性たちはユーフラテス川に飛び込んで逃げようとしたが、溺れて死んだと後で聞きました」

ラッカの南西部にある「奴隷市場」の建物跡。内戦前はナイトクラブとして、富裕層や政府要人が利用していた(撮影:玉本英子)

ISが「奴隷市場」にしたナイトクラブ跡。IS戦闘員はここで女性を「品定め」し、連れ出していったという(撮影:玉本英子)

IS戦闘員が転売、性暴行の日々

この「奴隷市場」でIS戦闘員に売られ、脱出に成功したヤズディ女性がいる。アハラムさん(30)=仮名=。2014年夏、住んでいたイラク、シンジャル近郊の村をISに襲撃され、夫とともに連行された。夫は行方不明となり、彼女はラッカへ移送された。

ラッカの「奴隷市場」で売られたアハラムさん=仮名(撮影:玉本英子)

アハラムさんは今、イラク北部のクルド自治区で避難生活を送っている。

彼女を訪ね、ラッカで撮影した「奴隷市場」の写真を見せると、「たくさんのヤズディ女性とともに自分もここにいた」と証言した。IS戦闘員が次々と「品定め」に来て、気に入った女性を連れ出していった。

ラッカへの移送後、アハラムさんはチュニジア人のIS戦闘員と強制結婚させられた。その後、別の男に転売され、2014年の拉致から3年半で10人の戦闘員に売られた。

「何度も殴られ、凌辱されました。男たちの顔と名前はすべて覚えている。悲しみと恐怖と絶望だけで、もう何かを考えることもしなくなりました」

IS戦闘員が自らSNSにアップしたと思われる携帯動画の画像。「ヤズディの奴隷女を買うんだ。若くて美しい娘ならいくらでも払うぜ」などと仲間同士で話している

シリア民主軍がラッカに大攻勢をかけ、戦況が悪化すると、ISはアハラムさんを軍事訓練キャンプに入れた。2カ月間、武器の扱いを教え込まれ、前線に送られた。ISは彼女に爆弾ベストを着せ、「逃げたらリモコンで爆発させる」と脅した。銃弾が飛んでくるなか、必死で敵陣に向けて撃ちまくったという。

ある日、戦闘員の隙をみてイラク・クルド自治区にいた弟に電話で連絡。地下救出グループが動いて脱出できた。

アハラムさんは帰還後の今も、すぐ激高するなど感情がコントロールできず、心の治療を受けている。この取材中も彼女の手はずっと小刻みに震えていた。

IS戦闘員はSNSで拉致された女性や子どもを売買。画面には「11歳女児 9000ドルで売る」とある。高値を付けるため、肌が露出した服を着せている=写真は一部加工しています(撮影:玉本英子)

ISはヒジャブ姿で戦う女性戦闘員の映像を公開。戦況が不利になると、志願した女性もいた一方、アハラムさんのように脅され、戦わされたヤズディ女性もいた=2018年、シリア、IS宣伝映像

IS元戦闘員と拘置所で

2003年のアメリカ主導によるイラク戦争によって、イラクでは混乱が続いた。

当初、駐留米軍に対する抵抗として始まった反占領闘争は、スンニ派とシーア派の宗派抗争が先鋭化するなか変質していった。フセイン政権時代とは逆に、シーア派が政府内で影響力を拡大し、スンニ派を締め付けた。それに対する反発と不満が渦巻き、IS台頭へとつながっていく。

2015年、イラクのクルド自治区にある治安当局の拘置施設で、イラク人の元IS戦闘員にインタビューしたことがある。

手錠をはめられ、看守に連れてこられたのはモハメッド・イブラヒム元戦闘員(30=当時)。髪を短く整えてある。黒覆面のISの怖いイメージとは違い、どこにでもいそうな普通の男だった。

アメリカのイラク侵攻後、アルカイダ系組織で反米武装闘争をしていた2人の兄は米軍に殺されたという。「あのとき必ず米軍に復讐してやると誓った」。治安当局に拘束された後も、彼は「ISは真理」との思いを変えていなかった。

2015年、イラク、クルド自治区の拘置所で取材したモハメッド元IS戦闘員。2人の兄が米軍に殺された恨みからISに参加(撮影:玉本英子)

彼のように米軍に家族を殺された恨みからISに志願したイラク人は少なくない。

戦争で被害者だった者が、容易に加害者に転じる。ISがもたらした傷痕は、同時にイラク戦争の傷痕でもあった。一方、シリアでは内戦による混乱で生活基盤を失い、わずかながらも給料が出るとの理由でISに加わった者がいた。

そのISがヤズディ教徒の殺害や女性拉致を続けたのである。罪のない住民を殺し、女性を拉致し、凌辱するのは人間として許されるのか――。そう問うと、しばらく間をおいてから、モハメッド元戦闘員は答えた。

「アッラーを信じぬ者たちだ。殺されてもかまわない」

ISの主体だった外国人戦闘員

戦闘員には、シリアやイラク国外から加わった者も多くいたことが知られている。外国人戦闘員はISの中でも中心的な役割を担ってきた。

2018年10月、シリア北部クルド治安当局と交渉の末、ISの外国人戦闘員への拘置所でのインタビューが許可された。この拘置所には外国人戦闘員ら900人以上が拘束されている。その国籍は実に46カ国に及ぶ。

チュニジア生まれで、ドイツで育ったアブ・ムハンマド元戦闘員(撮影:玉本英子)

チュニジア生まれで、ドイツのハンブルクで育ったアブ・ムハンマド元戦闘員(34)は、ドイツ人の妻とともに2014年、ISに加わった。ネットの宣伝映像で、ジハード戦士や真のイスラム国家の姿にあこがれ、シリア入りしたという。

「宣伝映像が伝えるイスラムの“国家”に期待を寄せ、ISに入った。最初、外国人戦闘員の給料は高く、司令官になる者もいた。ところが、組織の異常さに気づいたときには逃げることもできなかった」

生活の不満を口にした者が密告され、IS内の治安機関に拷問されたこともあった。仲間の間では疑心暗鬼が広まっていたという。

「子どもにまで斬首させるのは、ひどいと思った者も多いはずだが、それを口にできるわけもなかった」

彼は「ヤズディ教徒の殺戮までやる必要があるのか」と仲間に漏らしたことがあった。それがIS内の査問機関に伝わり、2カ月間拘置された。

幻想が消えたいま、彼はともに拘束された妻と一緒にドイツへ戻ることを望んでいる。ドイツ政府は、テロへの懸念からIS参加者の帰国に積極的な姿勢を見せていない。

ISは独自解釈した「イスラム法」で支配。プロパガンダ映像では福祉も強調し、「素晴らしい国家」を宣伝したが、実際にはすぐに破綻した=2015年、ラッカ、IS宣伝映像

2018年12月下旬時点のシリア各派の勢力図。ISは一時、面積にして日本の3分の1以上にあたる地域を支配していた。現在はシリア南東部に追い詰められている(地図作成:アジアプレス)

ノーベル平和賞「ナディア」の村

イラク北西部、シンジャルの外れにコジョという小さな村がある。ここは2018年、ISの性暴力を告発してノーベル平和賞に選ばれた女性ナディア・ムラドさんの故郷だ。

2014年8月、村を襲撃したISは、住民を中学校に集め、男女に分けた。男性や年配女性は、空き地で殺害した。地元記者によると、約1600人いた村民のうち、700人近くが犠牲になったという。若い女性や子供は拉致された。

コジョ村の女性ナスリーン・ハリルさん(22)は、母と幼い妹弟とともにバスでイラク北部に移送された。若いヤズディ女性35人が部屋に集められ、なかには12歳の女の子もいた。そしてIS戦闘員は女たちを1人ずつ別室に連れ出していく。

「ロープで手を縛られ、レイプされました。ずっと、自殺することばかり考えていました」

ISに襲撃されたコジョ村。住民は中学校に集められ、男性の多くが殺害、女性や子どもは拉致された。その中学校はIS撤退後も廃墟のままだった(撮影:玉本英子)

彼女はその後、4回も戦闘員の間で転売された。

監禁されながらも電話のチャンスを見つけ、連絡を受けた母親が密輸業者を探す。そして、IS戦闘員が家を空けた隙にナスリーンさんは脱出。業者の手引きで母親の元へ戻った。
彼女はナディアさんのノーベル平和賞に複雑な思いだ。

「受賞はうれしい。でも、私たちにとっては何も終わっていません。あの日の記憶は消えないし、ISも壊滅していない。なにより人々が今も苦しんでいます」

ISが撤退しても、治安の安定しないコジョ村に戻る住民はいないという。

コジョ村で拉致されたナスリーン・ハリルさん。戦闘員に繰り返しレイプされ、4回にわたって転売された(撮影:玉本英子)

コジョ村は今も無人。地元警備兵が虐殺現場を教えてくれた。ここで700人近くの男性や年配女性らが殺害された。取材のときにも人骨が転がっていた(撮影:玉本英子)
ISは終わっていない

ISはシリア南東部に追い詰められ、最終拠点でシリア民主軍の追撃を受けている。

一方、ISのいなくなったラッカでは、潜伏するIS残存兵らによる暗殺事件が多発している。2018年10月には、新たに設置された行政機構の地区長だった男性が、自宅前で男たちに射殺される事件があった。事件後、ISは機関紙で「今後も背教徒を狙う」と宣言している。

拘置所で会った、ドイツ育ちのムハンマド元戦闘員はこんな言葉を残した。

「宣伝映像に感化され、IS思想を信じる者はいまも各国にいる。彼らがISを継ぎ、どこかで次のテロを引き起こすだろう」

過激主義を封じるにはどうすればいいのか。答えはまだ出ていない。

ISが去ったラッカでは、今も残存兵や同調者が潜伏する。この女性は「行政機構で地区長を務めていた父が1週間前にIS暗殺部隊に殺された」と言い、父の写真を見せてくれた(撮影:玉本英子)

[動画]撮影・編集:玉本英子、坂本卓

玉本英子(たまもと・えいこ)

映像ジャーナリスト。東京都生まれ。デザイン事務所勤務をへて1994年からアジアプレス所属。クルド問題など中東地域を中心に取材。アフガニスタンではタリバン政権下で公開銃殺刑を受けた女性を追い、2004年、ドキュメンタリー映画「ザルミーナ・公開処刑されたアフガニスタン女性」を監督。イラク、シリアではIS支配地域やその周辺に生きる人びと、少数宗教ヤズディなどを取材、テレビのニュース特集、新聞、報告会などを通して伝えている。

(終わり)

☆今日の推薦図書(朗読+テキスト)

■推奨本朗読】衆議院議員故石井紘基著『日本が自滅する日「官僚経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』(PHP2002年1月23日発行)

第六十四回目朗読 (2019.04.02)

第二章 経済むしばむ“官企業”―特殊法人と公益法人など (P112-186)

http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/1067.html

第五節 就業人口構成にみる歪んだ姿

●活力ある社会の人口構成とは (P178-180)

以上、歪んだ日本経済の姿をみてきた。一言でいえば、日本は“官制経済体制
の国家”なのである。行政ビジネスや行政支配が幅をきかし、市場の活動を阻
害し、非効率で負担の重い社会にしている。この節では、そうした実態を人口
構成の側面から検討し、まとめにしたいと思う。就業者人口の構成を分析する
ことによっても、この国から市場経済が失われていることを証明できる。社会
にはまず、高齢者や子供、障害者、病弱者、専業主婦、失業者などの非就業者
が存在する。また、官公庁や教育、福祉、文化活動など生産はしないが必要な
社会活動に携わる人々も存在する。

そして、これらを含めた全ての人々が必要とする経済的「富」を生み出すの
は、主として残り三分の一の層による経済(市場)活動に他ならない。つま
り、ざっと三分の一の人口によって展開される経済的「価値」(資本)の拡大
再生産活動が社会全体を物質的に支え、なおかつ余剰の富を蓄積するのであ
る。

こうした「本来あるべき姿」とわが国の現状を対比して示したのが図表2-5
である。具体的に説明しよう。

図表2-5就業人口構成に見る経済活力(人口1億2700万人の場合)

元気な経済のための就業人口構成 行き詰まり日本の就業人口構成
(あるべき姿=市場経済) (経済死滅の現状=官制社会主義)

項  目 人数(万人) % 項  目 人数(万人) %

経済的でない部門 1905 15 軽挙的でない射1 3515 27.7

公務員、議会、政党職員など 381 3 B類公務員、議会、政党職員など 470 37
福祉、医療、教育、文化、 1524 12 C類福祉、医療、教育、文化、 1280 10.1
スポーツ、NGOなど スポーツ、NGOなど

D類行政企業(特殊法人、 公益法人、第三セクターなど) 390 3.1

E類農林水産系保護団体・個人 545 4.3

F頬 官公需依存企業 800 6.3

G類 その他 30 0.2

経済を担う部門 5080 40 H類 経済を担う部門 2739 21.6

民間企業の活動(自立・自由競争) 民間企業の活動(行政指導・規制)
高齢者、子供、病弱者、 5715 45 A類 高齢者、子供、病弱者、 6446 50.7
障害者、失業者、専業主婦など 障害者、失業者、専業主婦など

A類 ― 非就業者

平成一二年二月現在のわが国の人口は一億二七〇〇万人であり、このうち就
業者は六二五四万人、人口の四九・三%を占める。非就業者は六四四六万人の
五〇・七%である。

B類 ― 公務員など

ついで公務員・議員などをみると、国家公務員一一四万三〇〇〇人、自衛隊
員二三万四三〇〇人、地方公務員三二五万人、各級議員約六万三三〇〇人、政
党・政治団体職員約三〇〇〇人で、総計ざっと四七〇万人、人口の三・七%で
ある。

C類 ― 福祉、教育関係者など

さらに官公庁関係を除く教育、福祉、文化活動などに従事する人は、学校法
人四八万人を含む全教育・保育・学校関係約二〇〇万人、社会福祉法人五〇万
人(役員を含む)を含む全社会福祉関係約二〇〇万人、医療法人二五〇万人を
含む全医療関係約三〇〇万人、宗教法人約二〇〇万人、非営利団体約二〇〇万
人、営利企業ではない文化・芸能・スポーツ関係団体約一五〇万人、その他個
人によるこれら分野への従事者三〇万人を加え、合計一二八〇万人である。全
人口の一〇・一%にあたる。

ちなみに、社会福祉法人は一万六〇〇五団体、医療法人は二万九一九二団
体、病院九四一三団体、診療所八万九二九二、歯科六万五七九、医師二四万
人、看護婦九三万人、薬剤師一九万五〇〇〇人、その他レントゲン技師や技工
士などがある。宗教法人は一八万八二六六団体、非営利団体(NPO)は八万五
八〇〇団体となっている (以上、平成二年現在)。 (P160-177)

(続く)

(1)今日のメインテーマ

■(加筆訂正版)「新元号」と「天皇制」について! (山崎康彦)

New!①元号とは、古代中国で『君主が時間をも支配する』という思想のもとに誕生し、
周辺のベトナム、朝鮮、日本の漢字文化圏に広がった。しかしルーツの中国では約二千年後の清朝を最後に消滅し西暦に代わった。現在でも元号を使用しているのは日本だけである

②元号は、連続する歴史の流れを『君主の治世』によってぶつ切りにする『君主制の遺物』であり即刻廃止して西暦にすべきである。

③『元号』を法制化したのは、第5代最高裁長官石田和外である。彼は最高裁長官退官後の1978年7月『元号法制化実現国民会議』を結成して議長に就任した、1979年6月に大平内閣下で『元号法』が成立したがこの直前の同年5月に石田は死去している。

『元号法制化実現国民会議』は1981年3月に
『日本を守る国民会議』に名称変更し1997年5月に『日本を守る会』と合併して日本最大の極右天皇原理主義組織『日本会議』を結成した。彼を最高裁長官に任命したのは安倍晋三の叔父の佐藤栄作首相である。

【画像1】第5代最高裁長官石田和外(任期1969年-1973年)

③安倍晋三が選んだ新元号『令和』の意味は、「一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる時代を築きたい」という安倍晋三の説明は真っ赤な嘘で、真の意味は『国家(私)の命令に国民は和をもって従え!』という独裁者が臣民に与えた『命令』である。

【画像2】安倍晋三首相の発言『徴兵制の復活は私の歴史的使命』

(2013年8月13日地元後援会主催の会合での発言)

④安倍晋三が新元号を今までの中国古典からではなく日本古典(万葉集)からとったのは、安倍晋三を背後で操り『日本国憲法』の全面破壊と【大日本帝国憲法】の復活をもくろむ日本最大の極右天皇原理主義組織【日本会議】の意向である。

⑤昭和天皇・裕仁は、日本人320万人を含むアジア・太平洋諸国民5000万人を殺した最大・最高の「戦争犯罪人」である。

【画像3】大日本帝国大元帥・昭和天皇・裕仁

⑥昭和天皇・裕仁は、ありとあらゆる『世俗的権力』を持ちかつ『生き神』としての『神的権威』をあわせ持ったカルト宗教『天皇教』の絶対教祖であった。

⑦カルト宗教『天皇教』は、『大日本帝国』の『国家神道』として全国民に強制され、従わない国民は『非国民』として特高に逮捕・拷問・虐殺され、洗脳された日本国民はアジア・太平洋侵略戦争に総動員され5000万人を殺した。

⑧GHQ(連合軍総司令部)は、戦後日本を植民地支配するために100%免罪・免責した『戦争犯罪人』『カルト宗教「天皇教」絶対教祖』の昭和天皇・裕仁を100%イメージチェンジさせて、名前を変えた『象徴天皇制』の天皇に据えた。

⑨戦後の多くの日本国民は、GHQ(連合軍総司令部)の『天皇制を植民地支配に利用した意図』を見抜けず現在に至るまで『象徴天皇制』を容認している愚か者である。

⑩「主権在民」と天皇制は両立せず即刻廃止すべきである。

⑪『天皇家の神道行事』は、日本国憲法第20条第3項の規定『国及びその機関は宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない』に明白に違反しており即刻中止すべきである。

⑫天皇と皇族は日本国憲法が国民に保障する「法の下の平等」も「市民的自由」も与えられておらず、即刻与えるべきである。

New!⑬2018年度の皇室関係予算は総額213億円だが、そのうち約7億円だけが天皇家と皇族の生活費に回され、残りすべての予算は宮内庁の天皇官僚が管理して『天皇利維持費』に使われる。

⑭天皇と皇族への敬称はやめるべきである。

(終わり)

(2)今日のトッピックス

①米政府、機密資格めぐり「重大な違反」 職員が告発

2019年4月2日 AFP日本語版

https://www.afpbb.com/articles/-/3218768?act=all

米首都ワシントンにあるホワイトハウス(2008年10月29日撮影、資料写真)

【4月2日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の上級顧問を含むホワイトハウス(White House)職員約25人が、保安対策室の勧告に反し国家機密情報を取り扱う資格を付与されていたことが、内部告発者の証言により判明した。

下院監視・政府改革委員会(House Committee on Oversight and Government Reform)のイライジャ・カミングス(Elijah Cummings)委員長が1日、ホワイトハウス顧問のパット・シポローニ(Pat Cipollone)氏に宛てた書簡で明らかにしたところによると、保全担当職員のトリシア・ニューボールド(Tricia Newbold)氏は同委員会に、「トランプ政権上層部での国家安全保障上の重大な違反」に関する詳細を明らかにした。

25人の名前は明かされていないが、カミングス委員長は書簡で、ジョン・ボルトン(John Bolton)大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、マイケル・フリン(Michael Flynn)元大統領補佐官、トランプ氏の長女イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)大統領補佐官と夫のジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)上級顧問ら安保担当職員の機密情報取り扱い資格に関する情報を求めた。

カミングス氏はまた、ホワイトハウスの人事保安対策室でニューボールド氏の直属の上司だったカール・クライン(Carl Kline)氏らを同委員会での証言に召喚する考えを示した。

カミングス氏が明らかにしたニューボールド氏の証言によると、同対策室は25人に機密情報取り扱い資格を付与しないよう勧告していた。うち2人は国家安全保障担当の高官だという。

ホワイトハウスに18年勤めるニューボールド氏はまた、資格の付与を認めないとの勧告は外国の影響や利益相反、個人の行動や経済状況に関する問題、薬物使用、犯罪行為といった深刻な問題が理由だったものの、クライン氏や上層部により勧告の変更を求める圧力がかけられ、勧告は覆されたと説明。この問題を追及したところ、クライン氏ら上層部から2月前半の2週間にわたる無給の停職処分などの報復を受けたという。

ニューボールド氏は同委員会で「われわれの抱えるこの問題が国家安全保障に影響する恐れがあると知りながら傍観すれば、私は自分、自分の国、自分の子どもに貢献しないことになる」と述べた。

②和暦やめ西暦の原則使用、外務省が検討 読み替え煩雑で

清宮涼

2019年4月1日 朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASM416CQ4M41UTFK027.html

新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官=2019年4月1日午前11時42分、首相官邸、小玉重隆撮影

外務省が元号を使った和暦の使用を原則的にやめ、西暦を使う方向で検討していることが1日、わかった。これまで外交交渉で西暦を使用する一方、省内の文書は西暦と和暦が混在していたため、読み替えが煩雑で間違う恐れもあった。外務省幹部は取材に対し、「(省内の文書を含めて)基本は西暦を使うように変えていく」と明言した。

外務省関係者によると、西暦表記を原則とする手続きや時期について現在、検討を進めている。会計年度や閣議の資料などの表記には例外的に元号を使わざるを得ないとみられるが、外務省関係者は「わかりやすさを重視していく」と話した。

河野太郎外相は3月29日の記者会見で、「2019年が元年になると、計算をどうするのか。西暦と元号の間の行ったり来たりというときに間違いがないように、しっかり対応していきたい」と述べていた。(清宮涼)

③ベネズエラ、野党指導者グアイド氏の議員特権剥奪へ 最高裁が指示

2019年4月2日 AFP日本語版

https://www.afpbb.com/articles/-/3218907?act=all

ベネズエラの首都カラカスのサン・ベルナルディーノで、支持者を前に演説する野党指導者で「暫定大統領」のフアン・グアイド氏(2019年4月1日撮影月1日撮影)

【4月2日 AFP】南米ベネズエラの最高裁判所は1日、制憲議会に対し、野党指導者で暫定大統領就任を宣言しているフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長から議員の免責特権を剥奪するよう求めた。グアイド氏が出国禁止命令を無視して、2月後半から3月初旬にかけてアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、エクアドル、パラグアイを歴訪したことが理由だという。
 
ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領勢力の影響下にある最高裁がグアイド氏の議員免責特権の剥奪を求めたことで、今後グアイド氏が訴追される可能性が出てきた。

グアイド氏はすでに先月28日、ベネズエラの会計検査院から公職権の15年間剥奪を言い渡されており、マドゥロ政権はグアイド氏を失脚に追い込もうと一層圧力を強めている。 
ベネズエラは政治混乱が続く中、壊滅的な停電が相次ぎ、断水によって数百万人が水道水のない生活を余儀なくされている。事態を受けて、マドゥロ大統領は、電力供給を制限すると発表。さらにルイス・モッタ・ドミンゲス(Luis Motta Dominguez)電力相を更迭し、後任に退役軍人のイゴール・ガビディア・レオン(Igor Gavidia Leon)氏を任命した。

④大規模停電のベネズエラで今度は断水、数百万人に影響

2019年4月2日 AFP日本語版

https://www.afpbb.com/articles/-/3218811?act=all

ベネズエラの首都カラカスのペタレ地区で、給水の列に並ぶ人々(2019年4月1日撮影)。
【4月2日 AFP】大規模停電が続くベネズエラで1日、今度は断水が発生し、数百万人もの市民が水道水のない生活を強いられている。首都カラカスでは、怒りを募らせた市民らがデモ行進して停電と水不足に抗議した。事態を受けて、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は電力供給を制限すると発表した。

先月から大規模停電が相次ぐベネズエラでは、停電と深刻化する経済危機対策として、就業時間の短縮や学校の一時閉鎖などの措置がとられている。マドゥロ大統領も前日、電力供給を30日間にわたって制限する意向を示したばかりだった。

停電のために給水施設が稼働せず、水道水の供給はほとんど途絶えており、市民らは湧き水や水道管からの水漏れ、排水溝、政府の給水車、カラカス市内を細々と流れるグアイレ(Guaire)川など、ありとあらゆる場所から水を確保しようと奔走している。

市民の1人は「近くの井戸から水をくんでいる。飲用かどうかは分からないが、その水を使っている」と語った。別の男性は、自宅が断水しているので職場で入浴しているという。

ベネズエラは原油の確認埋蔵量では世界一ながら国内経済や生活環境は切迫した状況にあり、これに停電が追い打ちをかける形となっている。(c)AFP/Margioni BERMUDEZ

⑤「令和」は安倍首相の元号私物化の結果だ! 皇室の伝統をひっくり返しフェイク的“国書由来”の元号を強行

2019.04.01 Litera

https://lite-ra.com/2019/04/post-4638.html

元号を発表する菅官房長官(首相官邸HPより)

5月1日に施行される新元号が「令和」に決定した。朝からヘリまで飛ばして特番を組んでいるテレビでは不自然なほど絶賛ばかりだが、菅義偉官房長官による発表直後、Twitterなどネット上には少なからぬ“違和感”の声があがっていた。

まあ、それも当然だ。元号に使われるのは初めてだという「令」という字は、辞書を引けば「命じること」「いいつけ」「おきて」という意味がまず並ぶし、「和」にしても「昭和」で使われたばかり。ネット上では「命令、使令、令状の令か?」とか、昭和のアジア・太平洋戦争を意識して「暗黒時代に戻るように感じる」というような感想も見られる。もちろん、行政を私物化し、戦前復古的なイデオロギーを振りまいている安倍政治を鑑みれば、「上からの命令で、みんな無理やり仲良くさせられる(押し黙らせる)」という受け止められ方をされても仕方がないだろう。

しかし、それよりも驚かされたのは、安倍首相が得意顔で説明した「令和」の典拠のほうだ。「平成」の公表の際には当時の小渕恵三官房長官が読み上げただけだった首相談話を、安倍首相はわざわざお昼どきに会見を開き、直接語ったわけだが、そこで「令和」は日本の『万葉集』からとったと自信満々でアピールしたのである。

「新しい元号は『令和』であります。これは、万葉集にある『初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす』との文言から引用したものであります。そして、この『令和』には、人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ、という意味が込められております。万葉集は、1200年あまり前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります」
これまでの「大化」から「平成」の247元号は、典拠がわかっているものはすべて『五経』や『史記』など中国の古書(漢書)からとられてきたとされる。安倍首相はその皇室の“伝統”をひっくり返してしまったのだ。歴史のなかにきちんと実在する女性天皇を「皇室の伝統に反する」などと言って猛反対していた人物が、これまでただの一度の例がない「国書由来の元号」を強行したのである。

この背景にあるのは、明らかに安倍首相の「元号」政治利用と私物化だ。本サイトは、以前から「安倍は国書由来の元号をつけた初の首相という称号を得ようとしているのではないか」「学校教育から漢文を廃止しろ、と叫んだ百田尚樹と同レベルのヘイトまがいの浅薄な動機で、漢書由来の元号という慣習を覆すつもりではないのか」という見方をしてきたが、まさにそれが的中してしまったということだろう。

実際、AP通信は「中国に対してタカ派だった安倍政権が、伝統を変えて日本の文献から引用するという憶測も出ていた」という記事を配信した。

さらにもうひとつ大きく影響しているのが、安倍首相を支持する極右勢力の意向だ。「新元号は国書を典拠に」というのは安倍首相の肝いりで、事前に「元号の出典は日本で書かれた書物がいい」と周辺へ話していたとの報道も複数なされていたが、その背景には、極右勢力の一部が平成の代替わりの際に、「国書からとるべき」という主張を展開していたことがあった。

国書由来の元号制定の背後に安倍首相と極右勢力の結託

しかも、安倍首相は元号の国書由来を、元号の事前公表とバーターしたのではないかという見方もある。「代替わりと同時の元号発表」という慣例にこだわる日本会議などの右派勢力は、事前公表に猛反対し、機関誌「日本の息吹」2019年2月号でも、4月1日の公表に対して「遺憾の意を表明せざるを得ない」などと真っ向批判の見解を掲載していた。

行政のシステム改修の問題から、この要求をのめなかった安倍首相はそのかわりに、右派の一部が以前から主張してきた「国書由来の元号」を採用したのではないか、というのだ。

日本会議は本日、「新元号の公表にあたって」と題する声明をホームページで公表。〈元号はわが国において、古来より、その時代に対する理想や願いがこめられてきた歴史があると考えます〉との書き出しで、〈我が国における元号の歴史の重みと意義について改めて留意し、新元号が国民生活に定着するよう、一層の啓発に努力〉などを政府に求めたが、その文面からは、新天皇即位前の公表に対する強い反発は忽然と消えていた。

いずれにしても、今回の「国書由来の元号」は、安倍首相を筆頭とする極右勢力の浅薄なナショナリズムと排外思想の結果、と考えて間違いない。きょう、『モーニングショー』(テレビ朝日)に出演した“安倍首相の代弁者”田崎史郎氏は「最後に誘導はある」と言っていたが、国書由来の元号に誘導したのだろう(もしかしたら、候補の大半が国書由来だった可能性もある)。

実際、安倍首相は「国書由来の元号をつけた初の首相」になったことがよほど自慢だったのか、まるで自分が「令和」という元号を決めたかのようにこう語った。

「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め『令和』に決定いたしました」

「令和」の出典は「万葉集」でも漢文調の序文、元ネタは漢書

しかし、安倍首相と右派勢力が胸を張るこの「国書由来の元号」は、実を言うと「日本固有の薫り高き文化」とはいえない。というのも、「令和」は『万葉集』からとってきたといっても、万葉仮名である歌の部分ではなく漢文調の序文が出典なのだ。加えれば「令和」の説明中に用いられた「梅は鏡前の粉を披き」の部分の梅の木も、中国から日本列島に輸入された樹木といわれている。

国文学が専門の山崎健司・明治大学教授も〈「令和」に使われた万葉集の第5巻の序文は中国の六朝時代の政治家で、書家として名高い王羲之の書「蘭亭序」や同時代の詩文集の「文選」を参考にしたのではないか〉(NHKニュースより)と指摘している。

ようするに、安倍首相がナショナリスティックに自賛する「令和」という新元号は、皇室の伝統からみても、あるいは安倍首相自身の「日本の文化」という謳い文句からみても、フェイクそのものなのだ。

もっとも、無教養な安倍首相にとってはそんなことはどうでもいいのだろう。とにかく、この元号を利用して、自分をアピールし、国民にナショナリズムを押し付けることができればなんでもいいのだ。

実際、安倍首相の会見はまさに、元号を政治利用するためのパフォーマンスとしか思えないものだった。

なにしろ、安倍首相は談話を読み上げた後の質疑応答の際、「平成の30年間ほど改革が叫ばれた時代はなかった。政治改革、行政改革、規制改革。まあ抵抗勢力という言葉もありました」と元号と関係のないことを話しはじめ、「ちょうど本日から働き方改革が本格的スタートします」「1億総活躍社会をつくることができれば日本の未来は明るい」などと政策を宣伝しまくっていたのだ。

無関係なSMAP「世界に一つだけの花」を強引に持ち出すあざとさ

あげくSMAPの「世界に一つだけの花」を持ち出して、「若者たちが明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる希望に満ちあふれた日本をつくり上げていきたい」などと宣った。いやいや、普通に考えて『万葉集』序文の「梅の花」のくだりと、「もともと特別なOnly one」を謳う「世界に一つだけの花」って、全然、文脈が違うだろう。いったい、どういう読解力をしているのか。というか、完全にイメージアップのためだけに言ってみたとしか思えない。

他にも、会見のなかでニコニコ動画の記者から質問を受けた安倍首相は、「ニコニコ動画もですね、既存メディアの発想にとらわれることなく若者たちならではの柔軟さで多様な番組を生み出して、リアルタイムで個人がコメントを発信できる新しいメディアの姿をかたちつくられた」などと絶賛。安倍首相が“ネトウヨの巣窟”であるニコニコ動画が大好きなのは周知のことだが、敵視する新聞やテレビ局などのオールドメディアに対する当てこすりの意図もあったのだろう。それにしたって新元号に関する記者会見の場で、いまや“オワコン”とよばれるニコニコ動画を絶賛とは、この男がいかにエセ伝統主義者、インチキ右翼であるかがよくわかる。

何から何まで、安倍首相の醜悪なパフォーマンスに終わった新元号公表。しかし、メディアはそのことをまったく批判しない。それどころか、各テレビ局が安倍首相を出演させ「元号パフォーマンス」に全面協力している。

もしかしたら、日本はすでにネットで語られている「令和」のイメージどおりの国になっているのかもしれない。そう、「上からの命令で国民が押し黙らされる」国に、である。
(編集部)

⑥有識者も“軟禁”…安倍官邸「新元号」発表へ秘密保持の異様

2019/04/02 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250984

トイレも職員随行(元号に関する懇親会)/(C)共同通信社

異様なピリピリムードだった。安倍官邸は1日の新元号発表まで、候補も含めて事前に情報が漏れないよう、秘密保持に全力を挙げた。有識者懇談会メンバーや衆参両院正副議長らのスマホなどを没収。有識者には官邸に入る際に所持品検査を受けさせ、元号案提示後も部屋にとどめ、“軟禁状態”に。有識者がトイレに行く時も職員を随行させる徹底ぶりだった。

その上、官邸建物内に置かれている植木全部に盗聴器などが仕掛けられていないかも総点検。会議が行われた部屋には盗聴防止の妨害電波を流すほどの念の入れようで、官邸に詰めた記者たちの携帯電話までつながりにくい状況に陥った。

官邸は新元号が事前に報じられれば差し替える方針だったが、徹底した秘密管理もあって杞憂に終わった。とはいえ、数時間後には日本中に知れ渡る新元号をまるで最高レベルの国家機密扱いとは、何から何まで異様な対応である。

首相官邸に妨害電波について問い合わせると、「われわれ事務方は承知しておらず、何も答えようがない」(報道室)とのこと。誰の発案、指示かも不明なまま、盗聴防止の妨害電波が発信されるなんて、スパイ映画も真っ青。今の官邸は戦時下の秘密警察さながらではないか。

■選考過程は一切国民に知らせず

新元号発表会見の菅長官も、首相談話発表時の安倍首相も「令和」の考案者や新元号案の数、意見聴取の場でどのような意見が出たのか――など、国民が知りたいであろう疑問を記者から投げかけられてもノーコメント。元号に込めた思いだけを一方的に押しつけ、選考過程はベールに閉ざしたまま。令和は国民に一切、決定プロセスを伏せた“密室”元号なのだ。

「国民主権と象徴天皇制を定めた現行憲法の施行から間もなく72年。いまだ元号制定の経緯すら国民に知らせない安倍政権の姿勢には違和感しかない。後世の検証に耐えられないだけでなく、『由らしむべし、知らしむべからず』という封建時代の発想すら感じます。驚いたのは発表直後から、NHKの女性解説委員が新元号の由来について、スラスラと答えていたこと。仮に政権側が距離の近い一部記者を選別し、事前に新元号に関する情報を漏らしていたとしたら、由々しきメディアコントロールです。特ダネを求め、特オチを恐れる他の記者たちも『彼女のようになりたい』と政権への忖度をさらに強めかねません」(聖学院大教授・石川裕一郎氏=憲法)

元号制度は為政者が時間さえも支配するという考えに由来する。

安倍首相は近代民主主義の原則に相反する“全能感”に酔いしれていそうで怖い。

(3)今日の重要情報

①安倍首相が「令和」を安倍応援団に事前リークか! NHK岩田明子が知っていたとしか思えない解説、田崎史郎も…

2019.04.02 Litera

https://lite-ra.com/2019/04/post-4639.html

安倍首相は『ニュースウオッチ9』にも生出演したが…(NHK NEWS WEBより)

昨日、新元号が「令和」と発表されたが、やっぱりという行動をとったのが安倍首相だった。皇室の伝統を覆して「国書由来」の元号を強行しただけでは飽き足らず、平成のときになかった会見を開き、勝手な解釈で自分の政策との関連をアピール。その後もテレビ番組に出演して、まるで自分が元号を決めたかのような発言を繰り返した。

 まさに元号私物化の極みだが、ここにきて、新たな疑惑も浮上した。安倍首相が「令和」を“安倍応援団ジャーナリスト”に事前に漏らしていた可能性が濃厚になっているのだ。

そのジャーナリストとは、安倍首相と家族ぐるみの付き合いで「安倍首相のスポークスマン」と言われる、NHK政治部の岩田明子記者だ。

岩田記者は昨日、午前中から夕方まで放送された新元号発表関連の特番に出演しつづけ、安倍首相が生出演した夜の『ニュースウオッチ9』にも当然、出演。宮内庁担当記者でもない政治部の岩田記者が解説しつづけるのもおかしな話だが、しかし、問題はその岩田記者による解説だった。

菅義偉官房長官が新元号を「令和」と発表した直後のこと。岩田記者は、こんな解説をはじめたのだ。

「この令和の『令』というのは、良いとか立派なという意味があります。たとえば嘉辰令月ですとか、そういう言葉にも使われるように、良い意味があると。また、『和』は穏やかで暖かい、また争いのないという意味が込められています。想像なんですけども、これまで安倍総理大臣、よく色紙に書を求められますと『和を以って尊しとなす』という字を書いておりましたので、『和』という文字にはもしかするとこだわりがあったかもしれません」

新元号はさっき発表されたばかりなのに、まるで準備されていたかのような解説──。しかも、岩田記者は「(新元号の)理由、思いについては、これからあとおこなわれる安倍総理大臣の会見を待ちたいと思います」と前置きしながら、こうも述べたのだ。

「ただ、安倍総理大臣がどういった思いを寄せたのか、それはひとりひとり、個人個人が夢や希望を託せる時代にしたいというこの将来の希望から過去の古典に遡って考え方というものを手繰り寄せたということがにじみ出るのではないかと」

ご存じの通り、安倍首相はその後おこなった会見で、「見事に咲き誇る梅の花のように、ひとりひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定いたしました」と発言した。ようするに、岩田記者による「ひとりひとり、個人個人が夢や希望を託せる時代に」という解説とほとんど一緒だったのだ。

これはどう考えても、岩田記者は事前に新元号を知らされ、挙げ句、選定した理由まで伝えられていたとしか考えられないだろう。

新元号は秘密中の秘密であり、実際に「昭和」に決まる直前には東京日日新聞(現・毎日新聞)が新元号を「光文」であると報道、それによって元号が「昭和」に差し替えられたと元宮内省の中島利一郎氏が告白しているほど。今回の新元号も、官邸中枢のごくわずかな人数の人間しか知らなかった、ということになっている。つまり、新元号は最高機密と言ってもいいほどのトップシークレットだ。

 だいたい、安倍首相は夕方に生出演した『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)で、新元号の情報管理について、こう語っていた。

「やはりみんなが一度にですね、発表で一度に知るということが大切なのかなと思いまして。そのためには情報を管理しなければいけないのかなと思いました」

ところが、岩田記者は事前に新元号を知っていたとしか思えない、完璧な解説をおこなっていたのだ。身内のような記者にトップシークレットの情報を平気で漏らし、しかも自分の考えを代弁させるような解説をさせる──。これが事実なら、まさに元号私物化の極みではないか。

田崎史郎は新元号を「総理が誘導」と発言、他の出演者からツッコミが

 たしかに、東京オリンピックを筆頭に、安倍首相は使えるものはなんでも私物化・政治利用してきた。だが、さすがに今回のやり方は露骨すぎて、正直、言葉を失わざるを得ない。

しかし、新元号を事前に知っていたと疑われたのは、岩田記者だけではない。岩田記者とならんで「安倍首相に近いジャーナリスト」のひとりであり、「スシロー」の愛称で知られる田崎史郎氏も同様だ。

 田崎氏は昨日、新元号が発表される前に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に出演したのだが、元財務省官僚の山口真由氏が「これって内々に決まっているものなんですか? 平成のときはあきらかに平成に向かって誘導があったっていう話があるじゃないですか」「(今回も)これは本命っていうものがあるものなんですか?」と質問。すると、田崎氏はこう答えたのだ。

「おそらく総理の頭のなかでは『これにしたい』ってことはあるんだと思いますよ」

 どの新元号がいいのか、安倍首相は決めている──。これは重大発言だが、さらに田崎氏は、番組後半でこんなことまで言い出したのだ。

「最後はやっぱり誘導に近いものになると思うんですけども、途中まではやっぱり、しっかりみなさんの意見を聞くということ」

この田崎氏の発言に、スタジオは「やっぱり誘導なんだ!」とざわついたが、一方の田崎氏はニコニコ顔。ようするに、田崎氏もまた新元号がすでにもう決まっていることを知っているかのような余裕の態度を見せつけたのだ。

しかも、こうした田崎氏の解説に対しては、テレ朝コメンテーターの玉川徹氏は「田崎さん、ホントは(新元号を)聞いてるんじゃないの?」「ご飯とか食べながら、安倍総理から聞いてるんじゃないですか?」とツッコミを入れ、羽鳥慎一キャスターも「昨日の時点で(新元号を)知っているのは5人です。田崎さん入れて6人」などとからかい、石原良純までもが「田崎さん、(新元号を)ポロッと言っちゃったら、それ使えなくなるでしょ?」と言及したのだが、田崎氏は「全然聞いてないですよ」と否定しつつ、やはりニヤニヤと笑いを浮かべていたのだった。

NHK岩田明子記者への「令和」事前リーク疑惑が追及されない異常

実際、田崎氏は議論のなかでも、少なくとも新元号の方向性を知らされていたかのような態度をとっていた。

新元号が日本の古典から引用されるのかどうかという話題になったときのこと。玉川氏が、漢書から引用してきた伝統を破ることになることにふれ、「それは保守じゃないですよね?」と言い、山本博文・東京大学史料編纂所教授も「日本の文献というのは基本的に中国の影響下につくられているもの中心。日本の古典から選んでも、必ずしも中国離れできるというものでもない」と指摘したのだが、こうした話の流れに対して、田崎氏はまるで、国書由来の元号が前提であるかのようにこう擁護したのだ。

「保守だから同じことをつづけるということではなくて、保守というのはつねに革新しているわけですよ。だから何か変えていくというのはね、やはり日本古来のものに戻ろうというのは。別に元号そのものを変えようというわけではないですから」

田崎氏の場合は、岩田記者と違って、ほんとうに新元号を具体的に知っていたかどうかはわからないが、問題なのは、“そうだとしても不思議はない”という空気がすでにスタジオに広がっていたことだ。それどころか、普通ならば大問題である「事前に新元号を聞いている」という話がネタ化して、それを前提に話が進んでしまっていた。これは、それくらい安倍政権下では御用ジャーナリストの存在が当たり前になってしまったことの証拠だろう。

しかし、繰り返すが、総理に近いと言われる身内のようなジャーナリストに対して公式発表より前に新元号がリークされ、おまけに事前レクチャーを受けたとしか思えない“新元号に込められた総理の思い”などという政治利用のための解説が垂れ流されるような状況は、どう考えても大問題だ。

そして、もっと問題なのは、少なくとも岩田記者については、その疑いがきわめて濃厚なのに、他のメディアがまったく追及しようという動きがないことだ。わたしたちはその異常さに気付かなくてはいけない。

(編集部)

*************************
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
*************************
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【今日のブログ記事No.3144】... | トップ | 4月2日(火)のつぶやき その1 »
最新の画像もっと見る

政治・社会」カテゴリの最新記事