いつもお世話様です。
【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】【YYNewsネット世論調査】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日月曜日(2017.11.13)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2416】の『今日のメインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】 67分43秒
http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/418772933
【今日のブログ記事】
■(加筆訂正版)「オウム真理教」による「坂本弁護士一家殺害事件」で捜査ミスを犯した神奈川県警は再び「座間殺人事件」の捜査ミスで二人の犠牲者を増やした!
1989年11月4日にオウム真理教幹部6人がオウム真理教問題に取り組んでいた坂本堤弁護士(当時33歳)と家族の3人を横浜市の自宅から誘拐して殺害した「坂本弁護士一家殺害事件」で神奈川県警は、現場に落ちていたオウム真理教のバッジを手掛かりにオウム真理教本部の強制捜査をなぜか実施しなかった。
そのことがその後オウム真理教が起こした1994年6月の「松本サリン事件」と1995年3月の「地下鉄サリン事件」を警察が未然に阻止できなかった最大の原因となった。
現在安倍晋三内閣で筆頭副官房長官を務めている杉田和博(76歳)は、その時の警察庁警備局長でありオウム真理教による一連の凶悪犯罪を捜査する警察の最高責任者であった。
【画像】「官邸のヒムラー」杉田和博筆頭副官房長官
杉田和博はオウム真理教による一連の凶悪犯罪を未然に阻止できなかった責任を一切取らずに逆に出世し、1997年には橋本竜太郎内閣で内閣官房内閣情報調査室長に就任した。
杉田和博は2004年に定年退官して東海旅客鉄道顧問と財団法人世界政経調査会会長に天下ったが、2012年12月の第二次安倍晋三内閣で内閣官房副長官に抜擢され、現在筆頭副官房長官と内閣人事局長を務め警察権力をバックに「官邸のヒムラー」と呼ばれるほど強大な権力を握っている。
▲【杉田和博関連情報】
1941年-埼玉県生まれ 現在76歳
1962年3月-埼玉県浦和高校卒業
1962年4月-東京大学法学部
1966年3月-東京大学法学部卒業
1966年4月- 警察庁入庁
1977年- 外務省在フランス日本国大使館一等書記官
1980年- 警察庁警備局外事課理事官
1981年- 警視庁警備部警備第一課長
1983年- 内閣官房長官秘書官事務取扱
1985年4月- 警視庁第一方面本部長
1986年8月- 鳥取県警察本部長
1988年- 警察庁警備局外事課長
1989年- 警察庁警備局公安第一課長
1991年- 警察庁警務局人事課長
1992年- 警察庁長官官房総務審議官
1993年3月- 神奈川県警察本部長
1994年10月- 警察庁警備局長
1997年4月- 内閣官房内閣情報調査室長
2001年1月- 内閣情報官(初代)
2001年4月- 内閣危機管理監
2004年- 内閣危機管理監退官
2005年7月- 財団法人世界政経調査会会長
2012年12月26日- 内閣官房副長官(事務担当)
2017年8月3日- 内閣人事局長兼務
▲「座間殺人事件」被害者9人の行方不明時の状況
1.三浦瑞季さん(21) =厚木市 8月20日頃失踪 家族に連絡したまま帰宅せず
2.石原紅葉さん(15)=群馬県邑楽町(おうらまち)8月28日頃失踪
午後7時過ぎ、小田急線片瀬江ノ島駅改札を出て行方不明
3.西中匠吾さん(20)=横須賀市 8月29日頃失踪
母親に「ライブに行く」と告げて外出帰宅せず
4.更科日菜子さん(19)=所沢市 9月15日頃失踪
「アルバイトに行く」と言ったまま帰宅せず
5.藤間仁美さん(26)=春日部市 9月24日頃失踪
知人に「ツイッターで知り合った人に会う」と伝え連絡を絶つ
6.巣田あかりさん(17)=福島市 9月27日頃失踪 26日に最後の登校を確認
*9月28日13時すぎ巣田あかりさんの携帯電波を座間市で探知。
7.久保夏海さん(17)=さいたま市 9月30日頃失踪
「お昼ご飯を買いに行く」と家族に告げ外出し行方不明
*9月30日14時すぎ久保夏海さん(17)の携帯電波を座間市で探知。
8.丸山一美さん(25)=横浜市 10月18日ころ行方不明
アルバイト先のコンビニをでた後行方不明
9.田村愛子さん(23)=八王子市 10月23日頃失踪
小田急線相武台前駅の防犯負けらに白石容疑者と映る
_________________________
▲神奈川県警は9月28日と9月30日に二人の行方不明女子高校生の携帯電波を容疑者アパートから約20メーター先の基地局での受信を探知していた!
【画像1】二人の行方女子高校生の携帯電話電波を受信した基地局と白石容疑者アパート
【画像2】2人の女子高生、行く絵不明後の動き
にもかかわらずこの時点(9月28日と9月30日)で神奈川県警が白石容疑者を逮捕できなかったのは、基地局から半径1km周辺の徹底的な聞き込み捜査をしなかったからだ!
もしもこの時点(9月28日と9月30日)で神奈川県警が20メーター先のアパート住民の聞き込み捜査をしていれば、「異臭」に気づいていたアパート住民の証言から白石容疑者を逮捕できたはずである。
▲白石容疑者が引っ越してきた8月ごろかアパートからは異臭がしていた。
白石容疑者の部屋の2軒隣に住む40代の男性会社員の証言:
白石容疑者が引っ越してきた8月ごろから、部屋の前を通ると異臭がするようになった。「嗅いだことのない臭いだった。下水の臭いかと思っていた」と振り返った。
____________________________________
この時点(9月28日と9月30日)で神奈川県警が白石容疑者を逮捕していれば、10月18日と10月23日以降に殺された丸山一美さん(25)と田村愛子さん(23)の二人は助かっていたはずである!
【該当記事1】
▲座間9遺体 2女性携帯電波、現場近くで探知 県警捜索 発見至らず
2017年11月12日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017111202000131.html
神奈川県座間市のアパートで九人の遺体が見つかった事件で、被害者の女子高校生二人の携帯電話の電波が九月末の三日間に、現場となったアパートそばの基地局で相次いで探知され、途絶えていたことが、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警座間署が付近を捜したが、携帯電話位置情報の精度の限界もあり、アパートの発見に結び付かなかった。
捜査関係者らによると、福島市の高校三年の女子生徒(17)は九月下旬に行方不明になり、同二十八日に家族が行方不明者届を出した。福島県警からの要請で携帯電話会社が位置情報を探索したところ、白石隆浩容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=の自宅アパートから約二十メートル、三棟隣の建物の屋上に設置されていた携帯電話基地局で電波を受信し、同日午後一時すぎに途絶えたことが分かった。
二日後の三十日には、さいたま市の高校二年の女子生徒(17)の行方が分からなくなり、家族は十月一日に行方不明者届を出した。この時は、埼玉県警が携帯電話会社に探索を依頼。同じ基地局で携帯電話の電波を受信し、九月三十日午後二時すぎに途絶えていたことが判明した。
ただ、携帯電話の位置情報の探索は、衛星利用測位システム(GPS)と違い、携帯電話の位置をピンポイントで特定することはできず、精度は周辺の半径数百メートルの範囲とされる。
両県警から連絡を受けた神奈川県警は、同二十八日午後から福島市の生徒を、十月二日からさいたま市の生徒を捜した。自殺や家出、事故などの可能性がある「特異行方不明者」として、公園や川、立ち寄る可能性があるコンビニや飲食店などを中心に調べた。有力な情報は得られず、民家やアパートの戸別訪問までは行わなかった。捜査関係者は「戸別訪問をやろうとすると何十、何百軒となり、限度がある」と話している。
現場アパートでは白石容疑者のスマートフォン一台とは別に、被害者のものとみられる携帯電話二台が発見された。新聞紙にくるんだ状態で、ごみ袋に入っていた。警視庁捜査一課は、メーカーに協力を求め、所有者の特定を進めている。
◇
警視庁は十一日、現場アパートとその周辺の詳しい状況を確認した。白石容疑者を乗せた車がアパート前に止まったが、本人は車内にとどまり、部屋には入らなかった。
【該当記事2】
▲部屋から異臭、荷物運ぶ姿=「まさかこんな」住民ら絶句-アパート遺体
2017/10/31 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017103101261&g=soc
9人の遺体が見つかったアパート(中央)=31日、神奈川県座間市
9人の遺体が見つかった神奈川県座間市のアパートではこれまで、白石隆浩容疑者(27)の部屋から異臭が漂い、同容疑者が大型の収納ボックスを運び込む姿も見られていた。31日には警視庁の現場検証が行われ、静かな住宅街は物々しい雰囲気に。あまりに凄惨(せいさん)な事件に、近隣住民は「まさかこんなことが」とショックを隠せない様子だった。
逮捕の男、被害者縛る?=ロープや結束バンド押収-血付いた包丁、きりも
白石容疑者の部屋の2軒隣に住む40代の男性会社員によると、同容疑者が引っ越してきた8月ごろから、部屋の前を通ると異臭がするようになった。「嗅いだことのない臭いだった。下水の臭いかと思っていた」と振り返った。
アパートは12部屋あるが空室が目立ち、男性ばかり5~6人が居住。白石容疑者は会えばはきはきとあいさつし、人の叫び声や大きな物音を聞いたことはなかったという。
近所に住む主婦(83)は10月中旬、同容疑者が男性2人とともに、大型の収納ボックス二つを部屋に運び込むところを見た。「慌てる様子もなく、落ち着いていた」。アパートの前にワンボックス車が止まっていたといい、「引っ越しの手伝いかと思った」と話した。
9人の遺体が発見されたアパート付近に集まった報道陣=31日夜、神奈川県座間市
白石容疑者がごみを出す姿もたびたび見かけた。午前7時ごろ、自転車からごみ袋を置き場に放り投げ、駅方向に向かったという。主婦は「きちんとした身なりで悪い印象はなかった。ニュースを見てびっくりしている」と話した。
アパートがある一角には規制線が張られ、近所の住民らが遠巻きに現場検証を見守った。白石容疑者の部屋がある2階の一部には目隠しのブルーシートが張られ、脚立などを手にした捜査員が出入りしていた。
アパートの斜め前に住む40代の男性会社員は「中学生の子どもがおり、ショックを受けないか心配だ。こんなことが起こるなんて驚いている。言葉が出ない」と深刻そうな表情で話した。
(終り)
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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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昨日月曜日(2017.11.13)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2416】の『今日のメインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】 67分43秒
http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/418772933
【今日のブログ記事】
■(加筆訂正版)「オウム真理教」による「坂本弁護士一家殺害事件」で捜査ミスを犯した神奈川県警は再び「座間殺人事件」の捜査ミスで二人の犠牲者を増やした!
1989年11月4日にオウム真理教幹部6人がオウム真理教問題に取り組んでいた坂本堤弁護士(当時33歳)と家族の3人を横浜市の自宅から誘拐して殺害した「坂本弁護士一家殺害事件」で神奈川県警は、現場に落ちていたオウム真理教のバッジを手掛かりにオウム真理教本部の強制捜査をなぜか実施しなかった。
そのことがその後オウム真理教が起こした1994年6月の「松本サリン事件」と1995年3月の「地下鉄サリン事件」を警察が未然に阻止できなかった最大の原因となった。
現在安倍晋三内閣で筆頭副官房長官を務めている杉田和博(76歳)は、その時の警察庁警備局長でありオウム真理教による一連の凶悪犯罪を捜査する警察の最高責任者であった。
【画像】「官邸のヒムラー」杉田和博筆頭副官房長官
杉田和博はオウム真理教による一連の凶悪犯罪を未然に阻止できなかった責任を一切取らずに逆に出世し、1997年には橋本竜太郎内閣で内閣官房内閣情報調査室長に就任した。
杉田和博は2004年に定年退官して東海旅客鉄道顧問と財団法人世界政経調査会会長に天下ったが、2012年12月の第二次安倍晋三内閣で内閣官房副長官に抜擢され、現在筆頭副官房長官と内閣人事局長を務め警察権力をバックに「官邸のヒムラー」と呼ばれるほど強大な権力を握っている。
▲【杉田和博関連情報】
1941年-埼玉県生まれ 現在76歳
1962年3月-埼玉県浦和高校卒業
1962年4月-東京大学法学部
1966年3月-東京大学法学部卒業
1966年4月- 警察庁入庁
1977年- 外務省在フランス日本国大使館一等書記官
1980年- 警察庁警備局外事課理事官
1981年- 警視庁警備部警備第一課長
1983年- 内閣官房長官秘書官事務取扱
1985年4月- 警視庁第一方面本部長
1986年8月- 鳥取県警察本部長
1988年- 警察庁警備局外事課長
1989年- 警察庁警備局公安第一課長
1991年- 警察庁警務局人事課長
1992年- 警察庁長官官房総務審議官
1993年3月- 神奈川県警察本部長
1994年10月- 警察庁警備局長
1997年4月- 内閣官房内閣情報調査室長
2001年1月- 内閣情報官(初代)
2001年4月- 内閣危機管理監
2004年- 内閣危機管理監退官
2005年7月- 財団法人世界政経調査会会長
2012年12月26日- 内閣官房副長官(事務担当)
2017年8月3日- 内閣人事局長兼務
▲「座間殺人事件」被害者9人の行方不明時の状況
1.三浦瑞季さん(21) =厚木市 8月20日頃失踪 家族に連絡したまま帰宅せず
2.石原紅葉さん(15)=群馬県邑楽町(おうらまち)8月28日頃失踪
午後7時過ぎ、小田急線片瀬江ノ島駅改札を出て行方不明
3.西中匠吾さん(20)=横須賀市 8月29日頃失踪
母親に「ライブに行く」と告げて外出帰宅せず
4.更科日菜子さん(19)=所沢市 9月15日頃失踪
「アルバイトに行く」と言ったまま帰宅せず
5.藤間仁美さん(26)=春日部市 9月24日頃失踪
知人に「ツイッターで知り合った人に会う」と伝え連絡を絶つ
6.巣田あかりさん(17)=福島市 9月27日頃失踪 26日に最後の登校を確認
*9月28日13時すぎ巣田あかりさんの携帯電波を座間市で探知。
7.久保夏海さん(17)=さいたま市 9月30日頃失踪
「お昼ご飯を買いに行く」と家族に告げ外出し行方不明
*9月30日14時すぎ久保夏海さん(17)の携帯電波を座間市で探知。
8.丸山一美さん(25)=横浜市 10月18日ころ行方不明
アルバイト先のコンビニをでた後行方不明
9.田村愛子さん(23)=八王子市 10月23日頃失踪
小田急線相武台前駅の防犯負けらに白石容疑者と映る
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▲神奈川県警は9月28日と9月30日に二人の行方不明女子高校生の携帯電波を容疑者アパートから約20メーター先の基地局での受信を探知していた!
【画像1】二人の行方女子高校生の携帯電話電波を受信した基地局と白石容疑者アパート
【画像2】2人の女子高生、行く絵不明後の動き
にもかかわらずこの時点(9月28日と9月30日)で神奈川県警が白石容疑者を逮捕できなかったのは、基地局から半径1km周辺の徹底的な聞き込み捜査をしなかったからだ!
もしもこの時点(9月28日と9月30日)で神奈川県警が20メーター先のアパート住民の聞き込み捜査をしていれば、「異臭」に気づいていたアパート住民の証言から白石容疑者を逮捕できたはずである。
▲白石容疑者が引っ越してきた8月ごろかアパートからは異臭がしていた。
白石容疑者の部屋の2軒隣に住む40代の男性会社員の証言:
白石容疑者が引っ越してきた8月ごろから、部屋の前を通ると異臭がするようになった。「嗅いだことのない臭いだった。下水の臭いかと思っていた」と振り返った。
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この時点(9月28日と9月30日)で神奈川県警が白石容疑者を逮捕していれば、10月18日と10月23日以降に殺された丸山一美さん(25)と田村愛子さん(23)の二人は助かっていたはずである!
【該当記事1】
▲座間9遺体 2女性携帯電波、現場近くで探知 県警捜索 発見至らず
2017年11月12日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017111202000131.html
神奈川県座間市のアパートで九人の遺体が見つかった事件で、被害者の女子高校生二人の携帯電話の電波が九月末の三日間に、現場となったアパートそばの基地局で相次いで探知され、途絶えていたことが、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警座間署が付近を捜したが、携帯電話位置情報の精度の限界もあり、アパートの発見に結び付かなかった。
捜査関係者らによると、福島市の高校三年の女子生徒(17)は九月下旬に行方不明になり、同二十八日に家族が行方不明者届を出した。福島県警からの要請で携帯電話会社が位置情報を探索したところ、白石隆浩容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=の自宅アパートから約二十メートル、三棟隣の建物の屋上に設置されていた携帯電話基地局で電波を受信し、同日午後一時すぎに途絶えたことが分かった。
二日後の三十日には、さいたま市の高校二年の女子生徒(17)の行方が分からなくなり、家族は十月一日に行方不明者届を出した。この時は、埼玉県警が携帯電話会社に探索を依頼。同じ基地局で携帯電話の電波を受信し、九月三十日午後二時すぎに途絶えていたことが判明した。
ただ、携帯電話の位置情報の探索は、衛星利用測位システム(GPS)と違い、携帯電話の位置をピンポイントで特定することはできず、精度は周辺の半径数百メートルの範囲とされる。
両県警から連絡を受けた神奈川県警は、同二十八日午後から福島市の生徒を、十月二日からさいたま市の生徒を捜した。自殺や家出、事故などの可能性がある「特異行方不明者」として、公園や川、立ち寄る可能性があるコンビニや飲食店などを中心に調べた。有力な情報は得られず、民家やアパートの戸別訪問までは行わなかった。捜査関係者は「戸別訪問をやろうとすると何十、何百軒となり、限度がある」と話している。
現場アパートでは白石容疑者のスマートフォン一台とは別に、被害者のものとみられる携帯電話二台が発見された。新聞紙にくるんだ状態で、ごみ袋に入っていた。警視庁捜査一課は、メーカーに協力を求め、所有者の特定を進めている。
◇
警視庁は十一日、現場アパートとその周辺の詳しい状況を確認した。白石容疑者を乗せた車がアパート前に止まったが、本人は車内にとどまり、部屋には入らなかった。
【該当記事2】
▲部屋から異臭、荷物運ぶ姿=「まさかこんな」住民ら絶句-アパート遺体
2017/10/31 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017103101261&g=soc
9人の遺体が見つかったアパート(中央)=31日、神奈川県座間市
9人の遺体が見つかった神奈川県座間市のアパートではこれまで、白石隆浩容疑者(27)の部屋から異臭が漂い、同容疑者が大型の収納ボックスを運び込む姿も見られていた。31日には警視庁の現場検証が行われ、静かな住宅街は物々しい雰囲気に。あまりに凄惨(せいさん)な事件に、近隣住民は「まさかこんなことが」とショックを隠せない様子だった。
逮捕の男、被害者縛る?=ロープや結束バンド押収-血付いた包丁、きりも
白石容疑者の部屋の2軒隣に住む40代の男性会社員によると、同容疑者が引っ越してきた8月ごろから、部屋の前を通ると異臭がするようになった。「嗅いだことのない臭いだった。下水の臭いかと思っていた」と振り返った。
アパートは12部屋あるが空室が目立ち、男性ばかり5~6人が居住。白石容疑者は会えばはきはきとあいさつし、人の叫び声や大きな物音を聞いたことはなかったという。
近所に住む主婦(83)は10月中旬、同容疑者が男性2人とともに、大型の収納ボックス二つを部屋に運び込むところを見た。「慌てる様子もなく、落ち着いていた」。アパートの前にワンボックス車が止まっていたといい、「引っ越しの手伝いかと思った」と話した。
9人の遺体が発見されたアパート付近に集まった報道陣=31日夜、神奈川県座間市
白石容疑者がごみを出す姿もたびたび見かけた。午前7時ごろ、自転車からごみ袋を置き場に放り投げ、駅方向に向かったという。主婦は「きちんとした身なりで悪い印象はなかった。ニュースを見てびっくりしている」と話した。
アパートがある一角には規制線が張られ、近所の住民らが遠巻きに現場検証を見守った。白石容疑者の部屋がある2階の一部には目隠しのブルーシートが張られ、脚立などを手にした捜査員が出入りしていた。
アパートの斜め前に住む40代の男性会社員は「中学生の子どもがおり、ショックを受けないか心配だ。こんなことが起こるなんて驚いている。言葉が出ない」と深刻そうな表情で話した。
(終り)
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