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重要なのは「非武装中立」の理念を誰がどのように具体化するのかという事だ

2010年05月14日 11時05分56秒 | 政治・社会
私が参加する「平和つむぎのメッセージ」というMLの中で、私が「小沢幹事長を支援する会」に参加して発言したことに関しちょっとした論争が起こっています。

「9条改憲論」の小沢幹事長と私の「9条改憲阻止」の立場とは相いれない、「あなたの思想的アイデンティティーが問われなければなりません」との批判があったのです。

以下は本日「平和つむぎのメッセージ」MLに投稿したコメントですのでよろしければお読みください。

(投稿転載始め)

この間のコメントを読んでいますと「護憲派」の人々の中に小沢幹事長への「不信感」が相当根深いことに気がつきます。

これはご本人の性格や受けた教育から来る「説明べた」の「個人の問題」と、かつて自民党の中心にいた時の「強権」「金権」「対米従属」の保守政治家としての「体質」の問題と大手マスコミが検察と連動して意図的に流す「悪徳政治家」情報の三つが重なって広範な「不信感」となっていると思います。

この「不信感」を解消する一番の解決策は、党や国会や地方遊説に限定せず小沢幹事長自身がTVのワインドショーや政治討論会に積極的に参加して自らの政治信念を政策や「政治と金」疑惑を語り政治評論家やキャスターやタレントの批判に正面から反論すればよいのです。

それをやるだけで状況はずいぶん変わってくると思います。

鳩山首相は朝と晩の毎日2回「ぶら下がり」記者会見で記者の誘導質問に馬鹿丁寧に答えていますが、小沢幹事長は毎週月曜日夕方党本部での全面オープンの定例記者会見で記者からの質問に答えるだけですので情報発信の点では充分とは言えません。

この間の論争の重要な点は、小沢幹事長への「不信感」の問題よりも「非武装中立」の理念を誰がどのように具体化するのかという事だと思います。

小沢幹事長が「9条改憲論」者であり「国連中心主義」者であるから一緒には組めないと言うのは現実を動かす力を持たない「万年野党」の論理だと思います。

小沢幹事長は昨年9月の政権交代を鳩山首相とともに成し遂げ「米国との対等な関係」「駐留無き安保」を目指す政権与党の中心人物です。

「非武装中立」の理念と違うじゃないかと思われますが,「対米従属」「駐留安保堅持」の自民党と比べれば「革命的な大転換」なのです。

「米国との対等な関係」を真剣に追求すれば「日米安保条約」を破棄して日本が「独立」することになるのは必然です。

我々はこの動きを加速させるべきなのです。

社民党や共産党や「護憲派」「平和勢力」の人々はこの大転換の重大性を充分に理解していないと思います。

小沢幹事長の政治活動はあと3-4年だと思いますが、彼が敷いた路線を引き継ぎ進化させる次の世代が「日米安保条約破棄」→「日本の独立」→「中武装中立」→「軽武装中立」→「非武装中立」を果たしてくれることを私は確信しています。

(投稿転載終わり)






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