杉並からの情報発信です

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6月26日(日)午後2時-5時「日曜勉強会」のご案内です

2011年06月21日 17時13分51秒 | 政治・社会
「ネットメディアと主権在民を考える会」は毎月第四日曜日午後2時より3時間「日曜勉強会」を開催しています。

6月例会は6月26日(日)午後2時-5時ルノアール新宿区役所横店2F2号室にて開催いたしますので、

皆様のご参加をお願いいたします。

参加費用は場所代+飲み物代=約¥1000です。

参加希望者は事務局山崎あてにメールにてお知らせください。

▼ 今回のテーマは「哲学の復権」です

70年安保闘争以後大学から教養課程がなくなり「マルクス経済学」がなくなり「哲学」がなくなりました。

その代わりに導入されたのが米国発の「功利主義」「金儲け主義」「弱肉強食の市場原理主義」「新自由主義」と「自己責任」の価値観です。

京都大学原子炉実験所小出先生の講演を聞いていますと、小出先生は原子力専門家というより哲学者のような印象を受けます。

小出先生は参議院行政監視委員会で参考人として講演された際最後にマハトマ・ガンジー(1869-1948)の墓石に書かれている『ガンジーの七つの大罪』

を引用されました。

1.原則なき政治

2.道徳なき商業

3.労働なき富

4.人格なき教育

5.人間性なき科学

6.良心なき快楽

7.犠牲なき宗教

100年前のガンジーの「哲学」は今の世の中を正確に見通していたのです。

小出先生は確固とした「哲学」があったからこそ40年以上助手の待遇のまま様々な圧力にもめげずに反原発の活動をやってこられたのだと思います。

ETV特集で紹介された小川真三さんは勤務先の厚労省研究所の上司から「福島原発で自主的に動くな」という指示に「譲れないもの」を感じて研究所を退職し個 人として

放射線汚染マップを作るために被災地に入りました。

混迷する今の世の中で「人間として譲れないものがある」かないかは今一番問われているのではないでしょうか?

その意味で「「哲学の復権」」はいまこそ必要だと思います。

(終わり)







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