杉並からの情報発信です

政治、経済、金融、教育、社会問題、国際情勢など、日々変化する様々な問題を取り上げて発信したいと思います。

【日本国憲法】の条文は簡潔すぎて十分な定義と説明が不足しているため政権の【勝手な解釈】の余地を残した

2015年02月10日 18時31分02秒 | 政治・社会
☆【今日の画像】:

①2008年4月居酒屋『和民』を展開するワタミフードサービス(渡邊美樹社長)に入社して 2か月で過労自殺した森美菜さん(26歳)が遺したノートの書き込み

②労災認定の1週間後の2012年2月21日にワタミ渡邊美樹社長が書き込んだツイート。

いつもお世話様です。

【杉並からの情報発信です】【YYNewsLive】【市民ネットメデイアグループ】【草の根勉強会】【山崎塾】主宰の山崎康彦です。

本日木曜日(1月06日)午後4時半分から放送しました【YYNewsLive】の放送台本(DJ版)です!

1)No1  60分 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/140946126

No1

2)No2  3分39秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/140961069

No2

■日曜を除く毎日午後3時半からネットTV放送【真実・事実を追及する情報番組】【YYNewsLive】:

http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/

【YYNewsLive】

■毎日更新【真実・事実を追及する情報ブログ】【杉並からの情報発信です】:

http://blog.goo.ne.jp/yampr7

【杉並からの情報発信です】

☆【今日のひとこと】:

①2008年4月居酒屋『和民』を展開するワタミフードサービス(渡邊美樹社長)に入社して 2か月で過労自殺した森美菜さん(26歳)が遺したノートの書き込み。

「体が痛いです。体が辛いです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」

②労災認定の1週間後の2012年2月21日にワタミ渡邊美樹社長が書き込んだツイート。

「労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理できていなかったとの認識は、ありません。ただ、 彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」

☆ 【座右の銘A】:

①世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。(宮沢賢治の言葉)

②命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この
始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は成し得られ
ぬなり。(西郷隆盛の言葉)

③【天下の正道に立ち、天下の大道を行う人】とは (孟子の言葉)

どんなにカネをつまれようとも、カネの誘惑に負けて正道を踏み外すことは絶
対ない。

どんなに貧しくなろうとも、志を曲げてカネのために悪を働くことは絶対にない。

どんなに強力な権力が脅しにかかろうとも、恐れ命を惜しんで屈服することは
絶対にない。

☆最新の【お知らせ】:

①2015年2月15日(日)午後2時-5時【第2回富士吉田勉強会】テーマ『山梨県はなぜ自民王 国なの?』

場所:【コメダ珈琲店】富士吉田店

山梨県富士吉田市新西原5-5597-16 0555-72-8952

地図:http://www.komeda.co.jp/shoplist/yamanashi/yamanashi/TO0482.html?search=1

参加料:ソフトドリンク代

*参加ご希望の方は下記あてにメールでご連絡ください!

yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

*ネット中継します!

http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/

☆特別なお願い:

独立系ネットジャーナリスト&社会政治運動家山崎康彦への財政支援をよろしくお願いいたします。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/15fd50f07b9430a8841025fa08afd742

財政支援

1945年の敗戦から数えて70年を迎えた今年2015年から2018年までの4年間は,日本と世界にとって最大の危機の年となるでしょう!

安倍晋三ファシス&サイコパス(人格破壊)首相とその一味ファシストたちは、戦後の日本を支えてきた【日本国憲法】の基本理念①主権在民②反戦平和③個人の自由と基本的人権の尊重④近隣諸国との平和共存をことごとく破壊しようとしています。

彼らは2015年から2018年までのこの4年間で【日本国憲法】を廃棄して、明治維新から敗戦までの148年間、明治天皇、大正天皇、昭和天皇を頂点とする【天皇制軍事独裁体制】によるアジア・太平洋戦争をはじめとする海外侵略戦争と国民生活の全面破壊と特高による国民弾圧を可能にした【大日本帝国憲法】を【自民党憲法草案】の形で復活させようとしています。

私は、日本の戦後最大の政治的、社会的、経済的、金融的危機を迎えるこの4年間、安倍晋三ファシス&サイコパス首相とその一味ファシストたちが企てる戦争、弾圧、生活破壊の暴挙を絶対に阻止し、資本主義の最終段階である【超金融資本主義】社会を終わらせて来るべき我々が望む【共有・共生人間資本主義】社会へと切り替えていく闘いを続行したいと考えております。

つきましては、広く皆様に財政支援をお願いする次第です。

支援していただく金額は皆様にお任せします。

あるいは【年間購読料】として\5,000(消費税込み)を支援していただくことも可能です。
支援していただける方は、以下のゆうちょ銀行口座あてに支援金をお送りください。

その際実名でもハンドルネームでも結構ですので,お名前とメールアドレスを以下のアドレスあてにご連絡ください!

yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

【支援金送付銀行口座】

1)ゆうちょ銀行からの振込みの場合

口座名:ヤマザキ ヤスヒコ

記号:10820

番号:7679021

2)他の金融機関からの振込みの場合

口座名:ヤマザキ ヤスヒコ

店名:〇八八

以上よろしくお願いいたします。

店番:088

種目:ふつう預金

口座番号:0767902

以上よろしくお願いいたします。

☆【今日の呼びかけ】:

①全国津々浦々に【家族勉強会】と【草の根勉強会】を立ち上げ①【日本国憲法】②【日本の支配と搾取の構造】③【世界の支配と搾取の構造】を徹底的に学ぼう!

今まで政治の表舞台に登場してこなかった【利権・特権を拒否するフツーの市民】1000万人が本格的に政治の表舞台に登場するためには、まず日本 全国津々浦々に【家族勉強会】と【草の根勉強会】を立ち上げ、①【日本国憲法】②【日本の支配と搾取の構造】③【世界の支配と搾取の構造】を徹底的に学ぶ必要がある!

我々は【家族勉強会】と【草の根勉強会】の中で、日本の最高法規であり国民の価値基準・動基準となる【日本国憲法】を学び、そして日本と世界の【支配と搾取の構造】を勉強して多くの人と共有する必要がある。

そして社共の【左翼リベラル】勢力や小沢一郎氏に代表される【保守リベラル】勢力や山本太郎氏に代表される【無党派リベラル】勢力と共に、安倍自公ファシスト政権打倒の【反ファシスト 統一戦線】を形成し、来るべき我々の望む【市民革命政権】樹立に向けて活動しなければならない!
                                   
我々は、今の【支配と搾取】社会を解体し【反ファシスト統一戦線】による【市民革命】と【市民革命政権】樹立を通して、【1%利権・特権支配勢 力】による【支配と搾取の構造】を解体し【世界がぜんたい幸福になる】社会に大転換させる必要があるのだ!

(2)【家族勉強会】と【草の根勉強会】の基本原則

①タブーは一切なし!

②参加者は全員平等であり発言時間の制限や年齢制限など差別は一切無い!

③哲学と日本と世界の近現代史および日本語を重点的に学びます。

(3)【家族勉強会】や【草の根勉強会】を立ち上げたいと考えておられる皆さん!立ち上  げのお手伝いをしますので是非ご連絡ください!

  yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

☆【今日のお知らせ】:

CDのご購入は下記の3通りの方法でお求めいただけます。 1)サイト http://haruan37shop.cart.fc2.com/ 2)メール amakane@mac.com 3)ファックス 045-345-4469

①自主制作CD『大人は手遅れかも知れないが子供たちに伝えなければならないことがある』(制作:音楽工房Amakane、\1,000)が発売されました!

私が4年前に書いた詩【大人は手遅れかも知れないが子供たちに伝えなければならないことがある】に作曲家高橋喜治さんが曲を、7名の音楽家が歌と 演奏を、CDブックレットの3枚の絵をパロディ作家マッド・アマノさんが担当してCD化が実現しました。

★ CDのご購入は下記の3通りの方法でお求めいただけます。

総合案内:http://goo.gl/TU7em2

1)サイト
http://haruan37shop.cart.fc2.com/

2)メール
amakane@mac.com

3)ファックス
045-345-4469

☆(1)今日のメインテーマ:

【日本国憲法】の条文は簡潔すぎて十分な定義と説明が不足しているため、時の政権に都合の良い【勝手な解釈】が生まれる余地を残してまった。

これは憲法草案の実質的責任者だったGHQ民生局次長ケーディス大佐が長い条文を嫌ったあまり簡潔すぎる条文にしたことで【勝手な解釈】が可能となったのだ!

例えば【日本国憲法】第41条『国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である』に関して【Wikipediaの解説】には以下のような【勝手な解釈】が記載されている。

①本条にいう「国権」とは、国家が有する支配権を包括的に示す国家権力そのものすなわち国家の統治権を意味する。国権は一般に、立法権・行政権・司法権として分類して理解されるが、その内、主権者たる国民の意思を直接反映する機関としての国会を最高機関として位置づけるものである。

②ただし、権力分立の発想に立ち、国会に対して行政権および司法権から監視ないしは抑制を及ぼすことは予定されており、最高機関であることをもって制限が一切及ばないことを意味するものではない。

→しかし②は誰がこんな解釈をしているのか?

→憲法の条文に、国権の定義がなくまた国権の間の関係の定義もなため②のような【勝手な解釈】が許されてしまうのだ!

→我々が望む来るべき【市民革命政権】が策定する【日本国市民憲法】は、【勝手な解釈】ができないように正確な定義と説明を記した条文を国民にわかりやすい文章で書くこととする。

【関連情報】:

▲ドイツ連邦共和国憲法(ボン基本法)

第一条【人間の尊厳、人権、基本権による拘束】

①人間の尊厳は不可侵である。これを尊重し、かつ、保護することは、全ての国家権力の 義務である。

②ドイツ国民は、それゆえ、世界におけるあらゆる人間共同体、平和及び正義の起訴とし て、不可侵かつ不可譲の人権に対する信念を表明する。

③以下の基本権は、直接に提供される法として、立法、執行権、裁判を拘束する。

第二十条【国家目的規定、抵抗権】

①ドイツ連邦共和国は、民主的で社会的な連邦国家である。

②全ての国家権力は、国民から発する。国家権力は、国民が選挙及び投票において、また、立法、執行権及び裁判の個別期間を通じて行使される。

③立法は合憲的秩序、執行権及び裁判および法に拘束される。

④全てのドイツ人は、この秩序を排除することを企図する何人に対しても、その他の救済処置を用いることが不可能な場合には、抵抗する権利を有する。

第二十一条【政党】

①政党は、国民の政治的思想形成に協力する。政党の結成は、自由である。政党の内部秩序は、民主制の諸原則に合致しなくていなくてはならない。政党はその資金の出所及び用途並びにその財産について、公に報告しなければならない。

②政党のうち、その目的またはその支持者の行動により、自由で民主的な基本秩序を侵害もしくは除去し、又はドイツ連邦共和国の存立を危うくするこ とをめざしてものは、違憲である。その違憲性の疑いについては、連邦憲法裁判所がこれを決定する。

☆(2)今日のサブテーマ:

ワタミ渡邊美紀社長(現ワタミ創業者&参議院議員)は安倍晋三首相はともに強欲な独裁者(ファシスト)でありかつ反社会的な人格破壊者(サイコパス)なのだ!

月100時間を超える残業を強いて入社2か月の女子社員を過労自殺に追い込んだワタミ渡邊美紀社長(現ワタミ創業者&参議院議員)は、『労務管理ができていなかったとは認識していない』とその責任を一切認めていない。

湯川遥奈さんと後藤健二さんが【イスラム国】の人質になった際『人命最優先』と言いながら解放のための交渉を一切拒否して二人を見殺しにした安倍晋三首相は、『二人が殺されたのは自己責任』と主張しその責任を一切認めていない。

安倍晋三のような憲法破壊の極右ファシストと渡邊美紀などの強欲な経営者やから自分や家族の命と生活と尊厳を自分で守るためには、特に若い人は【家族勉強会】と【草の根勉強会】を立ち上げて①【日本国憲法】②【日本の支配と搾取の構造】③【世界の支配と搾取の構造】を勉強して徹底的に戦う必要があるのだ!

【関連情報1】

▲ワタミ社員の自殺、労災認定 入社2カ月の女性

朝日新聞 2012年2月21日

居酒屋「和民」を展開するワタミフードサービス(東京)の神奈川県横須賀市の店に勤め、入社2カ月で自殺した女性社員(当時 26)について、神奈 川労災 補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたことがわかった。横須賀労働基準監督署が労災を認めず、遺族が審査請求していた。

決定は14日付。決定書や代理人弁護士によると、女性は2008年4月に入社し、横須賀市内の居酒屋に勤務。連日午前4~6時ま で調理業務などに 就いた ほか、休日も午前7時からの早朝研修会やボランティア活動、リポート執筆が課された。6月12日、女性は自宅近くのマンションから飛び降りて自殺した。

審査官は、深夜勤務で時間外労働が月100時間を超え、休憩や休日も十分に取れなかったと指摘。不慣れな調理業務に就いていたこ とにも触れて、「業務による心理的負荷が主因となって精神障害を発病した」と認定し、業務と自殺の因果関係を認めた。

女性の父親(63)は「過酷な労働条件で、会社に責任があると認められたのはよかった。同じ状態で働いている人を少しでも救ってほしい」と話した。

親会社の「ワタミ」は「内容を把握していないため、コメントは差し控えさせていただきます」としている。

【関連情報2】

▲暴力犯罪者の5人に1人がサイコパス」再犯率が高いのは脳の構造に原因(研究結果)

The Huffington Post Canada | 執筆者: Jesse Ferreras

http://m.huffpost.com/jp/entry/6619274

2015年02月09日 ハフィントンポスト日本語版

「サイコパス」といわれる反社会的な人格、サイコパシー(精神病質)をもった人たち。彼らが過 去に犯した犯罪の結果から学ぶことができないのは、脳の構造に原因があるからだという研究結果が カナダのモントリオール大学のシャイラ・ホジンス教授と、キングス・カレッジ・ロンドンのナイジェル・ブラックウッド医学博士らによる研究チームによって発表された。

この研究のニュースリリースには、サイコパスの暴力犯罪者は、罰を受けた経験を普通の人と同じように処 理できない。そしてそれは罪の意識や、罰から学ぶことに関係した脳の部位に異常があるためだ、と書かれている。

ホジンス教授によると「暴力犯罪者の5人に1人はサイコパス」だという。「サイコパスは再犯率が高く、矯正プログラムを受けてもあまり効果 がありません」

サイコパスにはどんな特徴があるのだろうか。「Psychology Today」誌によると、サイコパシーは精神障害の一種であり、この 障害を持つ人は、感情が希薄で共感能力に乏しい。

また、サイコパスはやや自信過剰で魅力的な人物に見えることもあるが、同時に人を操ろうとする傾向や攻撃性があり、暴力的であることが多い。男 女比について いえば、「The International Journal of Women's Health」誌によると、サイコパスの特徴を示す女性の数は男性よりも大幅に少なく、そうした女性が暴力犯罪を犯す割合も低いとしている。

世間を騒がせた連続殺人事件の犯人、クリフォード・オルソンや、ポール・ベルナルド、テッド・バンディといった人物は、いずれもサイコパス の特徴を示していたと、カナダ公共放送の「CBC News」は報じている。

今回行われた研究では、そういったサイコパスの人たちの脳に何か違いがあるかどうかを調べるため、イギリ スの保護観察所にいる暴力犯罪者たちの脳をMRIでスキャンし観察した。

被験者は全員が男性で、32人が反社会性パーソナリティ障害と診断された暴力犯罪者であり、そのうち12人はサイコパスでも あった。彼らは強姦、殺人、殺人未遂、傷害といった罪で有罪判決を受けていた。また、18人の健康な非犯罪者も参加した。

脳をMRIでスキャンしている間、被験者たちには、ある絵合わせのゲームをしてもらった。この絵合わせのゲームからは、参加者が「罰」にど のように反応するかを知る事ができる。

ニュースリリースの中で、ブラックウッド博士は研究の結果をこのように説明している。「神経心理学に関係する課題で、暴力犯罪者たちは罰を示す手がかりがあっても、その手がかりか ら学ぶことができず、また変化に応じて行動を変えることもできなかった。またより長い時間をかけて考えたにもかかわらず、不適切な判断をする ことが多かった」

脳の反応はどうだったのだろうか? ホジンス教授によると、被験者のMRIスキャンから、「サイコパスの暴力犯罪者には、脳の灰白質および特定の白質の両方の線維束に構造的な異常」が見つかったという。白質は脳の各部位の間の情報の伝達 を調整し、灰白質は認知機能と情報に関連している部位だ。

具体的にいえば、サイコパスの脳では、灰白質のうち共感・困惑・罪に関連する部分に萎縮が見られた。一方の白質は、罪や報償の経験から学ぶ ことに関係している部位だが、そこにも異常がみられたという。

加 えて、サイコパスの犯罪者は罰に対する「異常な反応」を見せたのに対し、サイコパスではない暴力犯罪者は、「非犯罪者とよく似た脳の働き」と ブラックウッ ド博士は説明している。「こうした結果は、サイコパスの暴力犯罪者は、罰や報償から学ぶことに使われる脳のネットワークの組織に特徴的な違い がある、とい うことを示唆している」

これらの結果から研究は、サイコパスの犯罪者は自分の行為がもたらすであろう結果のうち、自分にとって都合の良いことだけを考え、都合が悪 い面は考えていない可能性がある、と結論づけている。

「罰を受ける可能性を示すサインを読むことは、行動を変えるために必要なことです」と、ホジンス教授は言う。「明らかに、ある状況で犯罪者 たちは罰から学んで自分の行動を変えることが困難でした」

ニュースリリースにはまた、問題行動とサイコパスの兆候は小児期の時点ですでに現れていることがあり、この時期であれば「学習を中心した治 療」で脳の働き方を変えることができる可能性があるとも書かれている。

ホジンス教授は、サイコパス的な行動を起こさせる脳の働きを中心に治療を行うことで、暴力犯罪を減らせるかもしれない、と述べている。

今回の研究結果では、サイコパスの脳は普通の人の脳と違う働き方をするということが示されたが、一方で2012年にクイーンズ大学が中心となって行った研究は、サイコパスは精神を患っているわけではなく、完全に責任能力があるとしており、研究の主著者ダニエル・クルップ氏は、サイコパスは「自分の行動がもたらす結果を十分に理解している」と述べたという。

☆(3)今日のトッピックス





③英金融大手HSBCが「脱税ほう助」、世界に波紋

2015年02月10日 AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3039196?act=all

【2月10日 AFP】英金融大手HSBCが富裕層顧客の巨額の脱税をほう助していたことを示す機密文書がインターネット上で公開されたことを受けて9日、世界中に波紋が広がり、超富裕層の金融取引に注目が集まっている。

?通称「スイスリークス(SwissLeaks)事件」と呼ばれるこのスキャンダルで暴露された極秘ファイルには、著名人や武器商人とみられる人物、政治家などの名前も含まれている。ただリストに名前が載っているからといって必ずしも不正行為に関与したとは限らない。

公開された文書によると、HSBCのスイス部門が200か国以上の顧客の脱税をほう助したとされる。それらの顧客の口座残高の総額は1190億ドル(約14兆円)に上るという。

欧州最大の銀行であるHSBCでIT担当だったエルベ・ファルチアニ(Herve Falciani)元社員が2007年に多数のファイルを盗み出し、フランス当局に提出していた。このファイルが一般公開されたのは今回が初めて。

国際調査報道ジャーナリスト連合(International Consortium of Investigative Journalists、ICIJ)はこれらのファイルを仏紙ルモンド(Le Monde)経由で入手し、世界中の45社を超えるメディアに提供した。

ICIJによると、HSBCが国際的な犯罪者らや実業家、政治家、著名人らにスイス口座を開設させていたことがこの文書から分かるとしている。

節税は合法だが、脱税は違法だ。今回の暴露により、富裕層や多国籍企業による巧妙な脱税の摘発を求める声が強まった。

ICIJは、「HSBCは、アフリカで迫撃砲弾を少年兵らに運ぶ武器商人や第三世界の独裁者の金庫番、『紛争ダイヤモンド』の密売人、その他の国際犯罪者らと取り引きを行って利益を得ていた」と伝えた。

☆(4)今日の【安倍自公ファシスト政権の犯罪】

① 自己責任論の本家は安倍首相だった!? 人質事件被害者に救出費用を請求する発言も

エンジョウトオル

2015.02.09 Litera

http://lite-ra.com/i/2015/02/post-853-entry.html

思わず言葉を失ってしまう驚愕の数字が昨日2月8日の読売新聞に掲載された。読売新聞社が行った全国世論調査で、〈政府が渡航しないように 注意を呼びか けている海外の危険な地域に行って、テロや事件に巻き込まれた場合、「最終的な責任は本人にある」とする意見についてどう思うか〉という質問 に、「その通 りだ」と答えた人が83%に上ったというのだ。

同時に、読売新聞のこの世論調査では、「自己責任だ」とした83%のうち、日本人人質事件を巡る政府の対応を「適切だ」とした人は90% に上った という。いわば世論の大半は「ふたりの死は自己責任であり、日本政府はやるだけのことはやった」と考えている、ということになるだろう。

人質事件の検証というジャーナリズムの仕事を放り投げ、政権に尻尾を振ってばかりの読売新聞の調査結果だということを差し引いても、これ は恐ろしい数字と言わざるを得ない。

事実、湯川さん、後藤さんの殺害予告動画が公開されてから、ネット上では自己責任の声があがってきた。デヴィ夫人にいたっては「(後藤さ んには) いっそ自決してほしいと言いたい」と、普通の感覚では到底信じられない言葉を投げつけたが、多くのネット民がこれに賛同。「危険地域に勝手に 入ったやつら が悪い」「どれだけ国に迷惑かけたと思ってるんだ」「死ぬ覚悟はできてたんでしょ?」と、湯川さんと後藤さんを非難し、殺害という最悪の結果 を迎えてから も、その声は加速をつけて広まっている。

また、本サイトはこうした自己責任論の愚かしさ、浅はかさ、そしてその裏に隠された政治的仕掛けを繰り返しあきらかにしてきたが、それに 対しても、罵倒と冷笑が浴びせられ続けている。

だとしたら、何度でも言っておかねばならないだろう。自国民の生命保護は、ほかでもない国家の責務だ。それがたとえ犯罪者であったとして も、政府 は法の範囲内において人命を救うために最大限の努力をする義務があり、国民はそれを国家に要求する権利がある。ましてや、後藤さんは動かない 日本政府に代 わって湯川さんを助けようとシリア入りしたのだ。これを自己責任などといって切り捨てるのであれば、もはやこの国に民主主義国家を名乗る資格 などない。

しかし、すでに日本は政府からしてその道を外れようとしている。これも本サイトで再三指摘してきたように、安倍政権は今回、表向きは「人 命を最優先」と言いながら、人質解放のために何の方策も講じなかったどころか、外務省や民間レベルでの交渉にストップをかけていた。

この背景には、人質交渉を一切するなというアメリカへの追従姿勢があるのはもちろんだが、もうひとつ大きな要素がある。それは、当の安倍 首相本人が筋金入りの自己責任論者であるということだ。

約10年前の2004年、イラクでボランティア活動をしていた日本人3名が武装勢力に誘拐され、人質とされた事件で、いまと同じような自己 責任論が わきあがり、すさまじいまでの人質バッシングが起きたことはご記憶の向きも多いと思うが、その発信源のひとつが当時の自民党幹事長、安倍晋三 だったのだ。

この事件で人質の拘束が発覚した直後から、自民党では右派議員を中心に「(人質の)家族はまず『迷惑をかけて申し訳なかった』といえ」 「遊泳禁止 区域で勝手に泳いでおぼれたのと同じ」「好んで危険地帯に入った人間を助ける必要があるのか」といった自己責任論があがっていた。また、人質 が解放された 後も無事を喜ぶどころか、外務省政務次官経験のある議員が「救出費用は20億円くらいかかった」などという情報を流したことで、「税金の無駄 遣いだ」 「チャーター機など出すべきでない」「被害者に費用を請求すべきだ」との声が続出した。

実際、救出にかかった費用は1000万円程度で、人質になった3人は航空機の費用なども支払っており、これらの主張はデマに基づいたヒス テリーと しかいいようのないものだったが、幹事長の安倍は各種の会合でこうした自己責任論と被害者費用負担論に全面的に同調。そして、人質が解放され た翌日の会見 では、自らこう言い放ったのだ。

「山の遭難では救出費用を遭難者に請求することもある」

この無神経ぶりには唖然とさせられるが、これはただの失言ではなかった。安倍は自民党の総務会でも人質への費用請求を求める声を受け、 「しっかり考える」「かかった費用は精査する」と答弁。実際に政府に請求を検討させる姿勢を見せたのだ。

もっとも、こうした動きは意外な人物の発言で急転する。当時、日本社会のあまりに激しい人質糾弾の空気に欧米メディアから疑問の声が上 がっていた が、そんななか、アメリカのパウエル国務長官が人質事件について「イラクの人々のために、 危険を冒して現地入りをする市民がいることを、日本は誇りに思うべきだ」と発言したのだ。

イラクで武力行使しながら武力行使に反対するボランティアの行動を尊重するというのは、“腐っても自由の国、アメリカ”という感じだが、 それはと もかく、この発言によって日本の政治家たちはクモの子を散らすように自己責任論から逃走した。それまで勇ましく「人質に救出費用を払わせろ」 と言っていた 自民党の右派政治家たちも完全に沈黙。マスコミの取材にもノーコメントをつらぬくようになった。

それは安倍首相もまったく同じで、これ以後、一切自己責任論を口にしなくなった。第一次安倍政権のときに従軍慰安婦について勇ましく「旧 日本軍の 強制性を裏付ける証言は存在していない」と大見得を切りながら、アメリカに猛反発を受けて沈黙してしまったのとまったく同じパターンだ。

ようするに、弱い自国民に対しては上から目線で恫喝をかけるが、自分より強いアメリカに言われたら何も言い返せない。それが連中の本質な のだ。

しかし、沈黙したからといって、彼らが自己責任論を捨てたわけではない。今回も表面上、安倍首相は自己責任論を口にしていないが、きっとその 心根は 10年前とまったく変わっていないだろう。実際、安倍首相は救出に動かず、交渉を妨害したばかりか、湯川さんと後藤さんが人質にとられている 状況で、相手 を挑発し、殺害という最悪の状況をつくりだしてしまった。

しかも、その安倍首相はふたりが殺害されたとたん、「罪を償わせる」と報復ともとれるような発言をし、「日本国民に指1本触れさせない」 と威勢の いい啖呵を切って、自衛隊の対テロ部隊海外派遣をはじめとする安全保障体制の強化を次々打ち出した。「国民の生命と財産を守る任務をまっとう する」とし て、来年の参議院選挙後に憲法改正のための発議を行うことまで言明した。

国民を見殺しにしながら、殺害されるやいなや報復の感情を煽り、「戦争のできる国づくり」に政治利用する。その卑劣さには反吐が出るが、 しかし、これこそが自己責任論を先導する者の典型的なパターンなのだ。

たとえば、イラク人質事件以来、一貫して自己責任論を主張している安倍首相の親衛隊メディア・産経新聞も、先日2月7日付のコラム「産経 抄」ではこんなことを言い始めている。

〈憎しみの連鎖を断たねばならぬ、というご高説は一見もっともらしい。後藤健二さん自身も数年前、「憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えて くれたのはアラブの兄弟たちだった」とつぶやいている。

だからといって処刑直前も彼はそんな心境だった、とどうしていえようか。助けにいった湯川遥菜さんが斬首されたときの写真を持たされ、家族 に脅迫メール を送られ、心ならずも犯人側のメッセージを何度も読まされた後藤さんの心境は想像を絶する。仇(かたき)をとってやらねばならぬ、というのは 人間として当 たり前の話である。〉

そして、「産経抄」はこう文章を締めるのだ。

〈命の危険にさらされた日本人を救えないような憲法なんて、もういらない。〉

生きているときは「自己責任」と突き放しながら、死んだとたんに「仇討ち」を言い出すというのは一見、矛盾しているようだが、じつは、両 者はコイ ンの裏表のような関係にある。連中は自国民の生命なんてどうでもよく、ただ、国家の威信を守りたいだけ、そして憲法を改正して武力を行使した いだけなので ある。
 
しかも、それを主張するために、「憎悪の連鎖」を絶ちたいと活動していた後藤さんの意志をねじ曲げて政治利用するのだから、もはやキチクと しかいいようがない。
 だが、これこそが「自己責任論者」の正体なのだ。だから、本サイトは何度でも言う。湯川さん、後藤さん、ふたりの命はあらゆる手段を使って守ら れ るべきだった、と。今後、もし同じような事件が起きても、本サイトは同じことを繰り返し主張するだろう。それは「死ぬ覚悟ぐらいしてたんだろ?」 などと口 汚く湯川さん、後藤さんを罵倒する自己責任論者のあなたが被害者の立場に立ったとしても、言う。

(エンジョウトオル)

②日本政府の米教科書の慰安婦記述修正要求に米政府が懸念表明

ハンギョレ新聞 2015年2月10日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00019618-hankyoreh-kr

米国の歴史教科書に対する安倍首相の修正圧力に抗議する声明に米国の著名な歴史学者19人が署名した。

米歴史学者たちの集団声明と関連し国務省「学問の自由を強く支持」

日本政府による米国の歴史教科書の修正要求と、これに反発する米国の歴史学者の集団声明発表に関連し、米国政府が「学問の自由を強く支持する」との見解を明らかにして注目を集めている。

米国務省は8日(現地時間)、この問題に対するマスコミの論評要請に応え「私たちは過去の問題と関連して、すべての関係者に癒しと和解を促す方法でアプローチするのが重要であることを訴え続けている」とし「これは原則に関連する問題であり、我々は民主主義社会の土台となる学問の自由を強く支持する」と明らかにした。

これは米国の歴史教科書における慰安婦関連の記述を修正しようとする日本政府の試みに反対する、という米国政府の意思をかなり強い口調で示したものと思われる。米国政府がこの問題と関連し、公式見解を明らかにしたのは今回が初めてだ。これに先立ち日本政府は昨年末、米国のマッグロウヒル出版社の歴史教科書の慰安婦関連の記述を削除することを求めた上、安倍晋三首相が先月末の衆院予算委員会に出席し、この問題を再提起した。これに対して、米国の歴史学者19人は5日、日本政府がすでに証明された歴史的事実を教科書から削除するように圧力をかけているとし、これを強く批判する声明を発表した。

米国務省の今回のコメントは、今年第二次世界大戦終戦70周年を迎え、安倍政権に向かって過去の歴史について前向きな内容を盛り込んだ談話を発表するように圧迫する流れに通じるものと見られる。ジェン・サキ米国務省報道官は先月初めのブリーフィングで、安倍首相が予告している戦後70周年談話と関連し、村山談話と河野談話を継承しなければならないという見解を迂回的に示した。アジア再均衡政策を後押しするために韓米日三角安保協力体制の強化を推進しているオバマ政権は、今年、日韓関係の修復にかなりの関心を持っていると伝えられている。

ワシントン/パク・ヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

☆(5)今日の重要情報

① ダーイシュ(イスラム国)から脱走したシリアの少年兵「ダーイシュには加わるな」

2015年02月08日 ハフィントンポスト

http://m.huffpost.com/jp/entry/6637644

トルコ、シャンルウルファ 1月27日、ダーイシュ(イスラム国)から脱走した少年兵は自分の首にある傷を記者に見せた。戦闘中に銃弾が首をかすめたという。

シャンルウルファ(トルコ)――14歳でハレドは初めて銃を手にした。15日後、世界で最も恐れられている過激派グループがハレドを戦地に送りこんだ。

ハレドは、カラシニコフ銃にどれほどの重量感を感じたか、どれほど騒音が耳を傷つけるものだったかを思い出す。銃弾が自分の首の背後をかすめた後、病院で目を覚ます恐怖を思い返す。

この物静かな10代の少年は今、シリア東部の県都デリゾールから、イラクとシリアの広大な地域を暴力的に占拠したジハードグループを強く非難している。メッセージはシンプルだ――ダーイシュ(イスラム国)に加わるな。

ハレドはシリアに数多くいる少年兵の一人だ。シリア内戦に関わる当事者のほぼすべて――アメリカが支援する穏健派、クルド人戦士、過激派グループ、そして政府勢力も同様に――が、戦闘員やその補佐役として子供たちを軍務に就かせたり、働かせたりしていると非難を受けている。とりわけ、ダーイシュはこの件に関して最も悪名高い。

ハレドは、2014年の冬ダーイシュに参加した時、「自分に何が待ち受けているのかまったく分からなかった」と語った。

2011年春、反政府デモがシリア全土に勃発した時、11歳だったハレドはただ、表通りに出たかっただけだった。自由を求める活動に参加した兄やいとこをうらやましく思ったが、家族はハレドにデモに行くことを禁じた――家族は、子供には危険すぎると言った。

それは正しかった。間もなく、シリア政府は容赦なく反対派を弾圧した。ハレドの家族は長年にわたり、ハレドを隠すしかなかった。反対運動は間もなく戦争に変わった。

その年の冬、ハレドの学校は閉鎖になった。政府軍の砲弾が飛び交い、反体制派勢力が政府軍と衝突し、ハレドは外で遊ぶことができなくなった。そこでハレドは1日を屋内で過ごし、家事を手伝い、戦争で破壊された家の敷地外へ行くことを夢見ていた。

ロイターのフォトグラファー、ハリル・アシャウィが撮影した、デリゾールが破壊され尽くした街並み 2013年8月11日、Instagramに投稿

死と破壊は避けられないものだった。ハレドの世界は崩れ去った。紛争により知人はことごとく殺され、ハレドの家族にも及んだ。ハレドによれば、政府軍がデリゾールに攻撃した時、ハレドの叔母といとこが死に、他の家族は負傷した。ハレドの兄弟と数人のいとこは、武器を取って戦うことを決意し、自由シリア軍と連携する反政府グループに加わった。

数カ月が過ぎたころ、ハレドは新しい反政府グループの存在について耳にし始めた。それが、後にダーイシュ(イスラム国)として知られるグループであった。

「ダーイシュが革命を起こそうとしている――そんなような話が聞こえてきました」ハレドは、暗く悲しい目を、自分の前にあるテーブルに焦点を合わせて語った。シリア領内のダーイシュ支配地域からわずかに離れた、このトルコの町のホテルロビーで、ハレドは自分がどれほど重大な過ちを犯したのかを話した。

「ダーイシュに加わってはいけない」ハレドははっきり語った。「ダーイシュのやり方は間違っている」

2014年1月のある木曜日、ハレドは両親に別れを告げないまま、デリゾールの家を後にした。不安そうな笑みを浮かべ、「両親とはすぐにまた会えると思っていた」と説明した。

ハレドはいとこと共にバスに乗り、デリゾール県内の都市マヤーディーンの近くの街へ向かい、南東へ移動した。そこには、かつてサッカークラブがあった建物にイスラム国の本部があった、とハレドは語った。ハレドのいとこは、最後の最後で気持ちを変え、自宅へと戻った。しかしハレドは、反政府組織の建物に足を踏み入れ、ダーイシュの兵士を志願している、と伝えた。

退屈さと絶望感に突き動かされ、自分の隣人に砲撃を加えた部隊を打倒する。ハレドは、戦争前のように、サッカーをしたり勉強をしたりした希望にあふれる少年ではなくなっていた。

「ハレドはとても礼儀正しく、とても恥ずかしがり屋でした」ハレドのいとこで教師をしていたオサマは、ハフポストワールドポスト編集部の電話取材に答えた。「ハレドがトラブルに巻き込まれることはありませんでした。でも混乱していたんです。ダーイシュがこのエリアに来た時、彼らは善良な人間であるかのように振る舞っていたからです」

ダーイシュの本部で、兵士はハレドに名前と、どこに住んでいるのか、そして年齢を尋ねた。ハレドが、わずか14歳であることを告げた時、まばたきもしなかった。「彼らは僕の身長が高かったから、気に入ってくれました」わずかに口ひげが見える少年らしい顔つきをした、やせ気味のハレドは語った。

「土曜日に戻ってこい」兵士の一人が言ったことをハレドは覚えている。

そして、ハレドはその通りにした。その土曜日、ハレドはダーイシュに加わった。次の日、自宅から持ってきたわずかな着替えを手に、他の新入りと共にバスに乗り、30マイル離れた、アルティブニのトレーニングキャンプへと移動した。そこは岩塩鉱山で有名な所であった。キャンプはダーイシュが首都と主張しているラッカからおよそ60マイル程の距離にある。ラッカは現在、シャーリア(イスラム法)を厳格に運用し、磔刑が横行し、銃を持った兵士が通りをパトロールしているなど悪評が高い。

ハレドによると、新入りの給料は月7000シリア・ポンド(およそ4400円)に設定されている。ハレドはトレーニングを受け、戦闘方法を学んだ。既婚の兵士は、2倍の額を受け取っていたようだ。

ワールドポスト編集部は独自でハレドの話を確認できなかったものの、ハレドの説明は、彼の家族や友人、そしてシリアから発信されるアルティブニや他のトレーニングキャンプを詳述した数多くのレポートと一致している。

(以下略)

☆(6)今日の注目情報

①韓国のマクドナルド、アルバイトに占拠される「時給1000円以上の働き」

2015年02月08日 ハフィントンポスト日本語版

http://m.huffpost.com/jp/entry/6638292

韓国のアルバイト労組(バイト労組)が2月7日、ソウル市麻浦区でマクドナルド2店舗を占拠するデモを行った。マクドナルドがバイトに対して「労働搾取を日常的に行ってきた」ことへの抗議だという。

ハフィントンポスト韓国版に掲載された聯合ニュースによると、デモ参加者はこの日、「バイトの時給を引き上げろ」などのスローガンを叫びながら街をパレード。マクドナルドの地下鉄新村駅店や延世大店に乗り込み、店頭の窓に「バイトから搾取するマクドナルド」、「バイトも人間だ」などのステッカーを貼るなどした。

バイト労組の声明によると、韓国のマクドナルドでは、管理職を除くすべての従業員がアルバイトで採用され、また、本人の希望にかかわらず、バイトの契約期間は1年までと定められているという。また、声明はマクドナルドの時給が最低賃金(5580ウォン=約605円)であることも指摘しており、「マクドナルドは従業員を最大の資産とうたっている。本社CEOの時給はなんと1000万ウォン(約108万円)に迫るというグローバル企業だが、肝心の従業員がどのように食べて住んでいるかには、目もくれない」と避難した。

マクドナルドで働くデモ参加者の一人は、「バイトの仕事は、時給1万ウォン(約1080円)以上の価値」とし、「機械のような業務のやり方や、最低賃金しか受けられない現実を変えなければならない」と述べた。

☆(7)今日の【役に立つ情報】

①「イスラム国」残酷動画から子どもを守るには

清水大輔、山田優

2015年2月6日 朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASH254KCBH25UTIL01B.html

過激派組織「イスラム国」による残酷で凄惨 (せいさん)な動画や画像がインターネット上で拡散している。小学生もスマホを持つ時代、子どもへの影響を心配する声があがる。どうしたらい いのか。

先月の湯川遥菜さん(42)に続き、今月1日、ジャーナリスト後藤健二さん(47)を殺害したとする映像がネット上で公開された。ひざま ずく後藤 さんの横にナイフを持った黒ずくめの男が立ち、英語で「安倍(首相)よ。このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいた としても殺さ れることになる」などと話し、男性の首にナイフをつきつけた。その後、遺体とみられる画像が映し出される。4日にはヨルダン軍パイロットの男性が屋外のおり の中で火を付けられ殺害される映像も公開された。

動画サイト・ユーチューブを運営するグーグルの日本法人は「性的なもの、暴力 的なもの、児童を危険にさらす行為など、規定するガイドラインに違反していると報告があった動画やチャンネルは、削除やアカウント停止などの 対応をすることがある」と説明。実際、「イスラム国」による殺害映像はす ぐに削除された。

ただ、ほかの検索サイトなども同様に削除するなどし ているが、一度ネット上に出てしまうと、コピーが次々に拡散してしまう。完全に消すことは難しい。5日現在も閲覧可能な状況が続いている。

映像が簡単に見られるスマホ。子どもたちはどれぐらい持っているのか。内閣府の「青少年のインターネット利用環境 実態調査」によると、青少年が持つ携帯かスマホのうち、2011年度は0%だった小学生のスマホの割合は、13年度には13・6%に。高校生 は11年度の7・2%から13年度は82・8%に急増した。

■まずフィルタリング

残忍な動画などを子どもの目に触れさせないためにはまず、有害サイトを自動的に排除する「フィルタリング」が重要だ。

携帯電話やスマホを18歳未満が利用する際、親が「不要」と言わない限り、携帯各社にフィルタリングの提供を義務づけた法律が09年4月 に施行。内閣府の同じ調査では、フィルタリングの設 定は09年度以降、12年度の63・5%まで純増していたが、13年度は55・2%に減少した。担当者は「ここ数年、設定の易しい携帯電話か ら難しいスマホへの移行が進んだことが影響したか」と分析する。

ネット事業者らによる「安心ネットづくり促進協議会」事務局長の石原友信さん(50)は「フィルタリングしていないと、子どもが残酷な画 像に接するリスクは高まっている」と警戒する。

 はどう対応すればいいのか。石原さんは「子どもに頼まれても安易にフィルタリング機能を外さないこと」と注意する。「どうしても必要な場合、親が中身を確認して販売店などに解除を頼めばいい」

フィルタリング会社などからなる「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」の吉井まちこさん(36)は、残虐な内容を連想 させる言 葉を検索しない、怪しいリンクをクリックしないことの徹底を挙げる。「動画を見る場合はスマホではなく家のパソコンを使うようにするのも手 だ」という。

■子どもに考えさせる

ネット教育アナリストの尾花紀子さん(53)によると、携帯に送られてきたメールを開きテロで殺害された遺体の画像を見てしまった女子中学生が、気分を悪くして保健室から出られなくなったことがあったという。

そんなダメージから子どもを守るため、家庭や学校などで「見てはダメ」と言うのではなく、「見たい? 見たくない? どうして」と子ども に考えさ せることが大事だと話す。そうすることで、危ないと思うページを安易に開かなくなったり、開いても最後まで見なくなったりする。友達にメール などで拡散す ることも思いとどまるようになるという。単に禁止するだけでは、かえってこっそり見たくなってしまうとも指摘する。「大人は動揺せず、冷静 に、子どもと一 緒にネットの危険性を考える機会にしてほしい」(清水大輔、山田優)

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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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