杉並からの情報発信です

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がんにならないためにはどうしたらよいのか?

2008年02月11日 21時49分40秒 | 政治・社会
先日「週刊金曜日」に連載されています、お医者さんで「日本笑い学会副会長」の

昇幹夫さんが書かれた「がんもそんなに悪くない」という記事をご紹介しました。

「週刊金曜日」最新号(2008.2.8日)に「がんにならないためにはどうしたらよいの

か」の記事がありましたので、第二段として以下ご紹介いたします。

がんで死にたくなかったら笑いと気持ちでがんは撃退できるととはいうものの、がん

にならないのにこしたことはありません。

では、どうしたらいいのか、まじめに考えました。

生活習慣病をご存知ですね。糖尿病、高血圧、メタボリック・・・でもその代表がが

んだと知っていましたか?

がんと言われて、「運が悪かった」と交通事故みたいに思っている方がいたら、それ

は大間違い。

自分で作ったんです。自分の生活習慣病の結果です。

治したいと思うならまず、自分でそれを認め、なぜがんになったかを思い当たること

がないか、振り返って見てください。

3回目(1月25日)で書いたように、毎日、発生するがん細胞は、天然の殺し屋とよば

れるナチュラルキラー(NK)細胞が処理してくれます。ところが、徹夜が続くなどがん

ばりすぎた結果、免疫力が低下して処理しきれきれなくなると一気に大きくなるので

す。

我々の体は毎日、1兆個の細胞がリニューアルされ60日経つとすっかり入れ替わりま

す。

トシをとって速度が低下しても、倍の120日でリニューアルされます。

ただ、ふたつリニューアルされないところ、それが心臓と歯です。これらは永久細胞

で分裂しません。

だからこのふたつにはがんができないのです。

細胞がリニューアルされる時間帯は睡眠中です。だからこれを短くして無理に無理を

すると、不良品としてのがん細胞が作られるのです。

それではどういう仕事ががんにかかりやすいか?

実は、職業別に保険料を改定するためのマル秘資料によりますと、50万人のサラリー

マンを53の仕事にわけて調べたところ、通常のがんの死亡率の2.6倍というのがマス

コミ関係です。

新聞労連、民放労連いずれも現役中にがんで死亡というのが、3人に2人というもので

す。

故・蓮見正孝アナウンサーをはじめ、がん宣言をした最近の方々は、鳥越俊太郎さ

ん、筑紫哲也さんなど枚挙にいとまがありませんね。

その次がタクシーの運転手さんのように24時間仕事、24時間休みという不規則な生活

スタイル、3番目が銀行、証券マンで、4番目が管理職です。忙しくても明日できるこ

とは明日ーと自分の時計で動ける人はいいですが、人の時計で動かされていると危な

いです。

会社に大きなポスターがありますね。「あなたがやらずに誰がやる!」。

これを、「誰かやる」というふうに読める人は大丈夫です。会社の手となり足とな

り、最後はクビになるだけです。

身を粉にして働いたら飛ばされたという笑えない話もあります。

あなたが思うほど会社はあなたのことを思ってくれないよ、ということにいつ気がつ

くかというだけですね。

「左遷されよくぞ過労死まぬがれり」というすばらしいサラーマン川柳があります。

秋山豊寛さんという方をおぼえていますか?

日本で第一号の宇宙飛行士ですね。彼は民放の社員で今から10年以上も前にソ連の宇

宙船に乗船して一週間、100キロ上空か地球を眺めたのです。その間いろいろなこと

を考えたのでしょうね。下船してからサラリーマンをやめて、今では福島県で農業を

やっています。メタボだった体は日焼けして、しまったいい顔に変わりました。そし

て足を地に着けた百姓代表としての発言をしていますよ。

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