杉並からの情報発信です

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【YYNewsLive】■戦争へ誘導するために『世界支配階級』が仕掛ける『ショッキングな出来事』(続き)

2017年08月17日 23時22分11秒 | 政治・社会
いつもお世話様です。                          

【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】【YYNewsネット世論調査】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

本日木曜日(2017年8月17日)午後9時から放送しました【YYNewsLiveNo2346】の放送台本です!

【放送録画】65分02秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/396051231

【放送録画】

☆今日の最新のお知らせ

①【Pirate TV】根っ子勉強会 第1回 「銀行とは?お金とは?信用創造とは?」

 出演:山崎康彦、天野統康、他 2017/7/15

https://youtu.be/pXArX5igUuU

(1)今日のメインテーマ

■戦争へ誘導するために『世界支配階級』が仕掛ける『ショッキングな出来事』(続き)

『世界支配階級』は、国民の増悪と敵意が一挙に敵国と敵国の人間に向かい全国民を戦争に誘導するためにわざと『ショッキングな出来事』を仕掛ける。

その結果、市民生活の『市民生活の規範』が真逆の『戦争の規範』とりなり、敵国人の殺害や暴力、敵国の侵略、敵国人の土地や所有物の略奪、敵の個人の尊厳や自由の破壊、敵の基本的人権の侵害はすべて許され、合法化され、奨励されることになる。

▲戦争へ誘導するために 『世界支配階級』が仕掛ける『ショッキングな出来事』(続き)

①米国が日本との太平洋戦争に参戦するきっかけとなった1941年12月8日の日本の連合艦隊による米国ハワイ真珠湾の米海軍基地への奇襲攻撃

日本軍は米海軍戦艦を破壊し3000名以上の米軍将兵を殺した.

これは当時戦争反対の世論を逆転させるためにルーズベルト米大統領と米国支配階級が日本にわざと奇襲攻撃させた謀略だったのだ。

②2001年9月11日にイスラム過激派テロ組織『アルカイダ』を偽装してブッシュ大統領(息子)ら米軍産複合体・ネオコン戦争派が起こした『米国同時テロ』

ニューヨーク国際貿易センター高層ビル2棟にイスラムのテロリストが2機の旅客機を激突させビルは完全に崩壊して3000名が殺されたと言われるテロ攻撃である。

しかしこのテロ攻撃を企画・実行したのはイスラム過激派テロ組織『アルカイダ』ではなかった。

それは、米軍産複合体・ネオコン戦争派のブッシュ大統領、チェイニ―副大統領、ラムズフェルド国防長官など当時の米政権のトップリーダーが、米CIA,英MI6,イスラエルモサドの協力で計画・実行したのである

New!③『孤立主義』の米国を第一次大戦参戦(戦死者2700万人)に誘導した【ルシタニア号事件】

世界支配階級は、第一次世界大戦への参戦に国民の大多数が反対し『孤立主義』を堅持していた米国の世論を逆転させるために、1915年5月7日アイルランド沖航行中の英国籍客船ルシタニア号をドイツ海軍Uボートに攻撃・沈没させ米国人128人を含む1198人を殺させた。

【関連情報1】

▲ルシタニア (客船) by Wikipedia

https://goo.gl/G48rDi

ルシタニア(RMS Lusitania)は、イギリス船籍、キュナード・ライン所有のオーシャン・ライナーで、ジョン・ブラウン・アンド・カンパニーによって建造された。進水は1906年6月7日木曜日である。ルシタニアは第一次世界大戦中の1915年5月7日にドイツ海軍の潜水艦「U-20」より、南部アイルランド沖15kmの地点で雷撃を受け、わずか18分で沈没した。短時間での沈没のため船内から脱出できなかった乗客1,198名が死亡した。

当時はまだ「孤立主義」をとっていたアメリカ合衆国は、大戦勃発後も中立国の立場をとってこれを対岸の火事視していたが、ルシタニアの犠牲者の中には128名ものアメリカ人旅行客が含まれていたことから以後アメリカ国内ではドイツに対する世論が急速に悪化、これが2年後のアメリカ参戦のひとつの伏線となった。

【関連情報2】

▲ルシタニア号事件 by ブログ『隠された真実』

https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/lusitania

(転載開始)

第一次世界大戦中の1915年 アイルランド沖を航行していた英国籍の客船ルシタニア号がドイツ海軍のUボートから放たれた魚雷によって沈没し、米国人128人を含む1198人が犠牲となった。

ところがルシタニア号の積み荷には173トンの弾薬が有り、当時の国際法に照らし合わせると、ルシタニア号は攻撃を受けても仕方がなかった。ドイツ大使館も事前に米国民へ「船に乗るな」と警告を発していた。

しかし、ウィルソン大統領は弾薬の積載を認めず、積み荷の目録を開封禁止にした。

最近おこなわれた海底調査で、沈没したルシタニア号の船内には違法な武器と火薬が積載されていたことが判明し、やはりルシタニア号が国政法に違反していたことが証明されている。

当時のハウス大佐と英国外交官エドワード・グレイ卿の会話記録が残っている。

グレイ「もしドイツ軍が米国旅客船を沈めたらどう反応するだろう?」

ハウス「怒りの炎が米国中に広がり、我々を着実に戦争へ導くだろう」

ドイツの野蛮な攻撃に対してアメリカの世論は沸騰。これによって、それまで中立であった米国議会でも反ドイツの雰囲気が強まり、アメリカも参戦するきっかけとなった。

New!④米国はイラクにクウェートを侵攻させ湾岸戦争(戦死者10-15万人)を勃発させた。

ブッシュ米大統領(父親)はイラクのフセイン大統領に対し『イラクがクウェートに進攻しても米国は干渉しない。米国はクウェートを助けない』と真っ赤な嘘を言って1990年8月2日にクウェートへを侵攻させた。

ブッシュ米大統領(父親)とべーカー国務長官は態度を豹変させて『イラクによるクウェート侵攻は認められない』と強く非難し米国主導の多国籍軍を形成して1991年1月17日にイラクを空爆し湾岸戦争が開始された。

【関連情報1】by Wikipedia

▲ 湾岸戦争 (抜粋)

・湾岸戦争(わんがんせんそう、英語: Gulf War)は、1990年8月2日のイラクによるクウェート侵攻をきっかけに、国際連合が多国籍軍(連合軍)の派遣を決定し、1991年1月17日にイラクを空爆して始まった戦争である。

・このクウェートの占領を続けるイラク軍を対象とする戦争は、多国籍軍による空爆から始まった。これに続き、1991年2月23日から陸上部隊による進攻が始まった。多国籍軍はこれに圧倒的勝利をおさめ、クウェートを解放した。陸上戦開始から100時間後、多国籍軍は戦闘行動を停止し、停戦を宣言した。

【関連情報2】by ブログ『隠された真実』

▲ 湾岸戦争

1990年 第一次湾岸戦争が勃発する。

もともとこの戦争の原因は、クウェートがイラクを次のように挑発した事にあります。

クウェートがイラクに無償援助していた戦時国債の即時返還を求めた。

クウェートとサウジアラビアが国際的に決められた量をはるかに超えた石油を輸出し始めイラクの主要産業・石油が値崩れを起こした。

クウェートがイラクとの国境にある油田から大量に石油を採掘し始めた。

米国はイラクの動きを詳細に把握していた。ところが、イラクの不穏な動きに不安を感じたクゥエートが打診したところ米国政府は「心配ない」と返事をしている。

イスラエルやCIAも米国政府にイラクの不穏な動きを報告しているがこの報告も無視している。

さらにイラク駐在大使グラスピーがフセイン大統領に「米国はイラクの行動には関心がない」と話し、ジョン・ケリー国務次官補も「クウェートが攻撃されても米国にはクウェートを助ける責任がない」と公言した。

これによりイラクは米国の公認を受けたと思い、クウェートに侵攻を始める。

ところが、米国の国務長官となったジェイムズ・ベイカーは、いかにも驚いた風にソ連のシュワルナゼ外相と共同で「遺憾の意」を表明し、イラクを強く非難する強硬姿勢に転じて、各国の支持を得るための活発な外交活動を展開し始める。

そして、米国主導の多国籍軍を形成し、イラクを爆撃した。

戦争中も、米国はクウェートの少女による「イラク兵が病院で赤ん坊を床に叩き付けた」という証言や、海鳥が重油まみれになっている映像を世界に配信し「イラクが重油を流出させた」などとメディアを使った情報操作を行ったが、のちにそれらはすべて嘘であった事が判明している。

(続く)

(2)今日のトッピックス

①正恩氏「米の行動見守る」外交姿勢、見極め図る

2017年8月16日 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201708/CK2017081602000129.html

北朝鮮の労働新聞が15日掲載した、朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(左から2人目)の写真=コリアメディア提供・共同

【北京=城内康伸】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が十四日、米領グアム島周辺への弾道ミサイル発射計画を巡り「米国の行動をもう少し見守る」と述べたのは、計画実行の可能性を示唆すると同時に、米国の出方を見極める姿勢も示した形だ。トランプ政権を揺さぶり、政策の転換を迫ったとみられる。

十五日の朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍戦略軍司令部の金洛兼(キムラクキョム)司令官は「発射準備を終え、党中央の命令を待っている」と報告した。今月中旬までに確定するとしていた発射計画の完了を示したものだ。

正恩氏は「米国が朝鮮半島周辺で危険な行動を続ければ、既に宣言した通り重大な決断を下す」と警告。一方で「米国が先に正しい選択をし、行動で示すべきだ」と述べ、戦略爆撃機などを展開する米国をけん制した。計画を実行に移すかどうかは米国の対応による、というメッセージだ。

北朝鮮がミサイル発射計画を公表したのに対し、トランプ大統領が「軍事的解決の準備は万全だ」と返すなど、米朝間には非難の応酬が続く。ただ、ティラーソン米国務長官とマティス米国防長官は十四日付ウォールストリート・ジャーナル紙に連名で寄稿し、「米国は北朝鮮の体制転換を求めない」「北朝鮮と交渉する用意がある」などと、対話を通じた問題解決の意思があることを表明した。

北朝鮮に壊滅的な被害を招く米国との軍事的衝突は避けたい、というのが正恩氏の本音のはず。同氏は発射計画の実行をちらつかせるとともに、米国に「理性的に考え、正確に判断」するよう求めた。米高官の発言など緊張緩和を模索する動きを念頭に、米国の軟化を期待しているとみられる。

だが、二十一日には北朝鮮が反発する米韓合同軍事演習が始まり、緊張局面は当面続く。北京の外交関係者は「北朝鮮が反発し、演習が終了して、米国が戦略資産(兵器)を撤収させたタイミングなどを見計らって弾道ミサイルを発射する可能性はある」と警戒する。
一方、北朝鮮外務省報道官は十五日、米国人三人が北朝鮮に抑留されている問題を巡り、「現在の朝米関係の雰囲気上、論議対象ではない」と述べ、解放に向けた交渉には応じない考えを示した。

米朝がニューヨークの外交チャンネルを通じ、三人の解放について交渉していると米メディアが報道した内容に関し、朝鮮中央通信記者の質問に答えた。

②金正恩が縮み上がった斬首作戦…米韓演習の凄まじい中身

2017年8月17日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211565/1

米領グアム周辺にミサイルを撃ち込む計画を発表した北朝鮮の金正恩委員長が「愚かな米国の行動をもう少し見守る」と言い出した。金正恩は「我々をこれ以上刺激するな」とも要求しているという。挑発一辺倒の従来の姿勢から態度を急変させたのは、21日から始まる米韓合同演習が原因のようだ。

今月21日から31日まで行われる米韓合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」には、在韓米軍を含めて2万8500人が参加する。北朝鮮は例年、この演習に強く反発しており、昨年は演習期間中にSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)をブッ放した。

「演習を前にして金委員長が激しく動揺しているのは、作戦の主眼が北朝鮮の核施設やミサイル基地の先制攻撃だからでしょう。北朝鮮にとって、核やICBMは現体制維持を図るための“虎の子”。その破壊を目的とした演習は金委員長にとって激しいストレスのはずです」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)

「フリーダムガーディアン」はコンピューターを駆使したシミュレーションの演習が主体になるというが、米韓軍はずっと基地にこもっているわけではない。

「米軍は原子力空母2隻のほか、原子力潜水艦、揚陸艦、イージス艦、ステルス戦闘機、戦略爆撃機など今年4月の合同演習を上回る戦力を投入するとみられています。それらがシミュレーション通りに動くのかを実際に確認していきます。シミュレーションとは名ばかりで実戦配備も同然。演習期間中、米軍は北朝鮮国内の重要拠点をいつでも破壊できる態勢を取り続けます」(世良光弘氏)

金正恩が最も恐れているのは“斬首作戦”の訓練とされる。

「昨年春の米韓合同演習には特殊部隊『グリーンベレー』や『ネイビーシールズ』が参加しました。恐らく、米軍は今回も特殊部隊を投入すると思います。ステルスヘリでパラシュート降下させるのか、軍事境界線を越えて平壌に向かわせるのか、あらゆるケースを想定したシミュレーションを行うはずです。自分の暗殺作戦が隣国で2週間近くも続くわけですから、金委員長でなくとも精神的に異変を来しそうなものです」(世良光弘氏)

金正恩が慌てふためいてムチャな軍事行動に出ないことを願うばかりだ。

③北朝鮮危機を煽りつつ…安倍首相は別荘でのんびり夏休み

2017年8月16日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211567

迎撃ミサイル「PAC3」の配備にトランプ米大統領との電話会談。北朝鮮危機を煽って国民を不安にさせるばかりの安倍首相だが、その一方で自分は15日から夏休みに入った。山梨県の河口湖に近い別荘で、のんびり過ごしている。

今年の安倍首相の夏休みは当初、24日までの10日間の予定だったが、非常事態下なのに長すぎるという批判を警戒して、急遽18日までに短縮した。

安倍首相が別荘へ行く目的はひとつ。ストレス解消のためのゴルフに興じることだ。萩生田光一自民党幹事長代行ら側近や親族、財界人、親しい友人などが前夜から招かれ、バーベキューなど夕飯を共にして、翌朝ゴルフというのがお決まりのパターン。今回は誰とゴルフをするのかが注目されていた。

「一昨年も昨年の夏も、加計学園の加計孝太郎理事長が別荘を訪れ、安倍首相と一緒にゴルフをしています。しかし、さすがに今年は無理。安倍首相は、『ゴルフがしたいけど、加計さんは来られないしなあ』と残念がっていたそうです」(自民党関係者)

そこで今回は、フジテレビの日枝久相談役や森喜朗元首相とのラウンド日程が組まれたらしい。だが、「厳しい世論もあるし、さすがにゴルフはまずい、ということになって、直前にキャンセルになったそうです」(官邸事情通)。

ゴルフをやらないなら、わざわざ山梨まで行かなくたって、東京にいればよかったんじゃないか。だいたい、安倍首相は先週、地元の山口に帰り、花火大会や盆踊りを楽しんだ。夏休みみたいなもんだったろう。

政治評論家の野上忠興氏がこう言う。

「安倍首相は『国民の生命と財産を守るために最善を尽くす』と言っていました。首相は自衛隊の最高指揮官。PAC3配備などこれだけ緊張感を高めているうえ、加計疑惑などで国民の信頼を失っている今、夏休み返上で対応に当たって、信頼を取り戻さなければならないと考えるのが普通ですよ。相変わらず、発言と行動がチグハグですね」

ま、“腹心の友”とのゴルフは当分の間、お預けなのは間違いない。

④白人至上主義者を擁護?=発言一転、批判拡大も-米大統領

2017年08月16日 時事通信

https://www.jiji.com/sp/article?k=2017081600261&g=int

【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、ニューヨークのトランプ・タワーで記者会見し、南部バージニア州で12日に起きた白人至上主義者らのグループと抗議グループの衝突に関し「双方に非がある」と述べた。白人至上主義者の側を非難した前日の発言を一転させ、擁護したとも受け取れ、批判がさらに拡大しそうだ。

衝突では、ナチスに傾倒していたとされる男が抗議グループの人混みに車で突っ込み、女性1人が死亡。大統領は当初、白人至上主義者側の非を明確にせず、与党・共和党内を含め異論が拡大した。このため大統領は14日、白人至上主義者側を非難する声明を改めて発表していた。

15日の会見は経済政策に関するものだったが、記者団の質問は12日以降の大統領の見解の変遷に集中。大統領はいら立ちをあらわにし、「一方のグループは悪かったが、もう一方も暴力的だった。誰も言いたがらないが、私は言う」と再び責任の所在をあいまいにするような発言をした。

白人至上主義者側に極右運動「オルトライト」が関わっていた可能性を問われると、大統領は抗議グループを「オルトレフト」と呼び、「オルトライトを襲撃したオルトレフトはどうなのか。彼らは手に持ったこん棒を振り回していた。彼らにも問題がある」と強調した。
 
一方、大統領は、周辺で更迭論が強まっているバノン首席戦略官・上級顧問について「人種差別主義者ではない。いい人間だ」としつつも、「どうなるかはいずれ分かる」と更迭の可能性を否定しなかった。

⑤真相究明に最善尽くす=客船沈没事故、遺族と面会-韓国大統領

2017年08月16日 時事通信・AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3139420?act=all

【8月16日時事通信社】韓国の文在寅大統領は16日、2014年4月16日に韓国南西部沖で起きた客船セウォル号沈没事故の遺族らと大統領府で会い、「真相究明のために政府は国会と共に最善を尽くす」と強調した。大統領府が発表した。

事故を受けて官民合同の特別調査委員会が設置されたが、朴槿恵前大統領が事故当日、約7時間にわたり動静不明だったとされる問題などに関し、解明は進まなかった。文大統領は席上、「強力な法的権限を持つ2期目の調査委を置く方が政府の調査よりも効率的だ」と指摘。設置に向けた特別法案が早期に国会で可決されるよう努めると約束した。

文大統領は「政府は惨事を防ぐことができなかった。対応も無能で無責任だった」と朴前政権を批判、謝罪した。行方不明者については最後の一人まで捜索を続ける方針を示した。

⑥「生まれながらに人を憎まず」、オバマ氏の投稿に記録的反響

2017.08.16 CNN.co.jp

https://www.cnn.co.jp/usa/35105841.html

ワシントン(CNN)米バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義グループと反対派の衝突事件を受けて、オバマ前大統領がツイッターに投稿した一文に共感が広がり、記録的な数の「いいね」を集めている。

オバマ前大統領は12日の投稿で、人種差別と闘った南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領の自伝「自由への長い道」(1994年)の一節を引用した。

「生まれた時から肌の色や出自や宗教を理由に他人を憎む人などいない。憎しみは学ぶものだ。そして、もし憎しみを学べるのなら、愛することも教えられるだろう。なぜなら人間の心にとって、憎しみよりも愛の方がずっと自然なのだから」

この引用は3回に分けてツイッターに投稿された。最初の1文には、保育所の窓から顔を出した子どもたちにオバマ前大統領が微笑みかける写真が添えられている。この写真は2011年、娘のサーシャさんが通っていた学校に隣接する保育所で、写真家のピート・ソーザ氏が撮影した。

オバマ前大統領のこの投稿は、250万以上の「いいね」を獲得した。
ツイッターの広報によると、これは米歌手アリアナ・グランデさんが今年5月に英マンチェスターのコンサート会場で起きたテロを受けて投稿したツイートに続いて、史上2番目の記録だという。リツイートの数も、グランデさんの投稿などに続いて史上5番目に浮上している。

(3)今日の重要情報

①ウーマン村本は“最強反戦芸人”だ! 朝生で安倍批判連発、終戦記念日に「国よりも自分が好きなので戦争は行きません」

2017.08.15 Litera

http://lite-ra.com/i/2017/08/post-3391.html

物怖じせず発言しまくるウーマンラッシュアワー・村本大輔(テレビ朝日『朝まで生テレビ!』8月11日放送回より)

芸能人による政治的発言がタブー化し、「物言えば唇寒し」の空気が蔓延するこの時代に、驚くべき論客が現れた。ウーマンラッシュアワーの村本大輔が8月11日放送の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に初出演し、タブーを破りまくったからだ。

すでにネットニュースでは、司会の田原総一朗が「国民には国を守る義務があると思う」と発言したことに対し、村本が「絶対に戦争に行くことがない年寄りに言われてもピンともこないわけですよ。絶対行かないじゃないですか」と反論、田原が激昂したことが話題となっているが、じつは、このやりとり以外でも、村本の覚悟と本気が感じられる場面は多々あった。

たとえば、この日の番組テーマは「安倍政治と日本の平和」で、自民党の山本一太参院議員や小林よしのり、国際政治学者の三浦瑠麗といったおなじみの朝生メンバーと肩を並べてパネリストとして登場した村本だが、初っ端から田原に「安倍晋三という男は好き、嫌い?」と尋ねられた村本は「まあ、会ったことないので好きか嫌いかわかんないですけど」と前置きしつつ、秋葉原での『こんな人たち』発言を例に挙げ、「感情的になってああいうことを言うのは大人じゃないんだなと思った」と述べた上で、こうつづけた。

「安倍さんに対していろんなニュースを見て思うのは、みなさんにぜひお聞きしたいんですけど、やっぱりこう、戦争の臭いがプンプンする人な気がする。戦争臭というか。それがずっと感じるのが怖さみたいなのがあって」

村本は以前より共謀罪について〈国民から声を奪う法律〉と訴え〈大反対〉の意思をTwitter上でも表明してきたが、この日も安倍政権に対して「内閣改造して、メンバー改造するだけで、支持率がぐっと上がるような人たちの支持率を信じて討論するべきなのか」と疑問視。内閣改造はお為ごかしに過ぎないと喝破したのだ。

三浦瑠麗の“上から目線”発言も一蹴、「国際貢献の言葉がきれいすぎる」

さらに、駆けつけ警護という新たな任務が加わった南スーダンへのPKO部隊の派遣についても、村本は自身の弟が自衛隊員であると明かし、スタジオの議論で「(PKOで自衛隊員が)命落とす可能性ありますよね?死ぬ可能性ありますよね?と言ったら、結構みんな簡単に『はい』って言った」ことを俎上に載せ、「そのPKOに自衛隊が行かないといけない理由を教えてもらいたいんですけど」とパネリストたちに疑問をぶつけた。

だが、他のパネリストは、三浦が“憲法の前文に諸国民の平和や自由を尊重すると謳われているから”といつもの上から目線で語ったり、山本も「国際貢献」であることを強調しながら「日本以外はかなり亡くなっている」と述べるなど、村本が提起した「自衛隊員を簡単に死なせていいのか」という問いには答えないまま。そんな状況に、村本は、自衛隊員やその家族は生きるか死ぬかの戦時中のような思いを抱えているなかで「国際貢献という言葉がきれいすぎて」と指摘。“PKOの実態をきちんとメディアが伝え、どういう状況なのかを自衛隊員や家族にまで届くくらい議論するべきでは”と訴えたのだ。

日本の核保有の是非について議論になれば、「お盆で返ってきている原爆で亡くなった方、人たちはどう思ってるのかな」と是非を語ること自体に抵抗感を示し、「核の抑止力っていうのは本当に意味がない」と意見を口にする。──リアリストを気取るパネリストが高圧的に振る舞うなかで、村本は一貫して、人の命の問題であるという本質を突きつけつづけた。

しかし、村本の本領が発揮されたのは、北朝鮮問題についてだ。たとえば、「さっきから国防、国防って言いますけど、守るような状況に追い込んでいるのは政治家」と発言し、田原から「追い込んでない!」と怒鳴り散らされても怯むことなく「だから外交っていうのがあるんじゃないですか」と反論。“まずは対話から”という外交努力の必要性を村本は訴えた。その上、田原にこう迫ったのだ。

「誰かが北朝鮮に行って金正恩とちゃんと対話する、喋る。田原さん、ちょっと安倍さんに言ってきてくださいよ」

先月、田原が官邸で安倍首相と対面し、そこで「政治生命を賭けた冒険をしないか」と提案したと報じられたが、このとき田原は「安倍首相による電撃訪朝、金正恩委員長との首脳会談を提案したんじゃないか」という噂があることを本サイトは指摘したが、村本は直接、田原に対して「電撃訪朝とか安倍さんはできないんですか?」と問いただしたのだ。
北朝鮮非難にも村本は「日本だって北朝鮮を侵略した」と毅然と発言

このとき、田原は「できないことないでしょ」と答えたが、日頃から対北朝鮮への「防衛戦争」準備の必要性を語っている小林よしのりなどは「対話してもね、嘘しかつかないの」と村本の意見を一蹴。だが、村本はこうした意見に、こう反論した。

「すいません、すごいバカな喩えするんですけど、たとえば日本なんかも昔はヤバイときあったわけですよね。北朝鮮を植民地にしたりとか、っていう歴史があったわけですよ。満州とかあるわけですよ。ドイツなんかもあるわけですよ。どの国にも反抗期があるとしたら、北朝鮮に対して『こいつやべえ奴ら』だと、『話すのやめようぜ』っていう対応していたら、どんどんどんどん悪くなっていくと思う。最終的にはアメリカっていうめちゃめちゃ強いヤンキー連れてきて『殴る』って言ったら殴り返してくると思うんですよ」
 さらに、山本一太議員が、拉致問題を例に「日本人みんな基本的に北朝鮮嫌いですよね?」と言うと、村本はすかさず「ぼく、嫌いじゃないです」と返答。やはり、このように持論を述べたのだ。

「ぼくの友だちが北朝鮮の学生とこのまえ喋ったときに、日本のね、北朝鮮の拉致問題の話をしたときに、だったら日本はそのまえに北朝鮮を植民地にしているじゃないかと。なんで自分たちの都合のいいところだけ切り取るんだということを喋っていたんですよ。それで『嫌い』って、都合いいなって思うんですよね」

朝鮮半島を植民地にしたという歴史を踏まえないで拉致問題だけを問題にし、憎悪を煽るのは都合が良すぎる──。「どの国にもある反抗期」という表現は問題を矮小化する危険性があるが、それでも日本が北朝鮮と同様に「ヤバイ国」だったこと、そして、そもそも朝鮮半島を侵略した加害国であることを前提にしなければならないと、村本ははっきりと口にしたのだ。

拉致問題の議論のなかで、日本の加害責任に踏み込んだ発言をテレビでおこなった芸人が、近年いただろうか。過去には爆笑問題の太田光も近いことを述べていたが、いまはテレビでそんな話はしない。「北朝鮮との対話」を求める時点でネトウヨが大騒ぎするのに、さらに加害責任にまで言及するなどということはタブー中のタブーだからだ。

しかし、村本は毅然と発言した。たしかに、これまでもベッキーをはじめとするタレントの不倫を断罪してバッシング攻撃に晒す道徳ファシズムを批判したり、前述したように共謀罪に反対を表明するなど、批判や炎上に晒されるような問題にもはっきり意見してきた。だが、現在のテレビと芸能界が置かれた状況を肌身で感じているであろう芸人である彼が、評論家でさえ尻込みする問題に突っ込んだのだ。正直、ここまで本気でぶつかる芸能人を見たことはない。

朝生出演の理由を「百田尚樹という人の安っぽさを見て俺でもいける」と

しかも、村本がすごいのは、発言がネット上で炎上しても、まったくたじろいだりしていないことだ。

村本の「植民地」発言に対しては、案の定、〈植民地支配じゃなく併合だ〉〈コイツは拉致問題と植民地を同等と考えてる馬鹿、こんなゲスで馬鹿を出すな〉などと攻撃を受けたが、村本は撤回することなく、逆に高校の日本史教科書採択率の高い山川出版社の参考書をひきながら“韓国併合によって日本は完全に朝鮮半島の植民地支配した”との記述をつきつけた。一方、『朝生』への出演についても、こう述べている。

〈百田尚樹という人と杉田水脈と言う人が朝生に対して自分たちの動画で語っていた。そのほとんどが安っぽい想像と自分主観の人格批判。あれを見た時に、あれでもでれるなら、おれもいけるな、と緊張はなくなった。〉

『朝生』に初出演した百田が無知を晒してとんだ赤っ恥をかいたことは既報の通り【http://lite-ra.com/2017/06/post-3215.html】だが、その後、百田がおこなった“負け犬の遠吠え”のレベルの低さによって、村本がのびのびと発言できたのなら、百田の言動にも意味があったというべきかもしれない。無論、村本は放送中の発言が攻撃に遭っても、番組出演や終戦記念日に際した感想を、このように投稿している。

〈年寄りに、若者はいざとなった時に日本を守るために戦争が起きたら戦うべきと言われても、過去にその年寄り達がおかした失敗から学んで同じ間違いを犯さないようにするのが次の世代。年寄りは、愛国心押し付けるより経験から学ばせてくれ。そう思った夜。議論はとても楽しかった。〉

〈軍人さんがいたからいまの平和があるって言うやついる。もしいま戦争が起きたら10代20代の若い子が戦争にいく。これからの若い子が爆弾で体バラバラになってまで得る平和に強い疑問がある。〉

終戦記念日のきょう、テレビは相変わらず北朝鮮のミサイル攻撃の脅威を煽り、バスに設置された慰安婦像について政府の見解だけを垂れ流している。当然、朝鮮半島に対する加害責任に言及する空気など微塵もない。そんななかで、歴史を修正しようとする偽物を見分け、しっかりと人の命から学ぼうとする村本。彼はきょう、こうツイートした。

〈終戦記念日 僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きませんよろしく〉

どれだけ批判を浴びても胸を張って自分の意見を貫くこの姿勢を、ぜひずっと続けてほしい。
(編集部)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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