何が必要なのか、何が求められているのか...。
さまざまな場面におけるニーズの把握においてアンケート調査を行う事がよくある。だが、より深く、より具体的にモノゴトの動向を把握して、人々から意見を求めたりじっくりと観察しなければならない段階が、延岡駅のこれからを計画していくにおいて近づいている。
参与観察とは、あるコミュニティーの中に自らも入り込んで、身体的な感覚も含めてモノゴトを"知る"事である。アンケートの様に数量的に多くのデータを収集する事は出来ない。また、極めて主観的・感覚的な情報収集の方法でもある。しかしながら、その方法が重要視されるのはなんといっても対象を"よりよく知る"事が可能となるからだ。
建築家クリストファー・アレグザンダーのパタン・ランゲージは、時間的・空間的に構築されてきたある場所において、人々がここちよいと感じるカタチにはパターンがあるとした。
よくよくみると皆はこんな感じに動いている、こんな風にしたいと思っている。大まかなコミュニティのルールから細かな導線に至るまで、場所を延岡駅前や周辺に限定してみると、そんなパターンが浮かび上がってくるのだろうか?
じっくりと観察してみる。ユーザーがどんな事を話しているか、こちらの問いかけに何と答えてくれたか、あるいはどんな事を欲しているのか。よく聞いて、何でもいいからコトバとして書き出し、記録してみる事。
そうするといつのまにかパターンがわかってくるはずだ。
#写真は全て携帯にて撮影。
##栄町のコハラ薬局空き店舗(ココレッタ延岡前)にて、幸町商店街の企画、"延岡駅前むかしなつかし写真展"を開催中。
###延岡駅前、"立呑みの驛"毎週水・木・金曜日、17:30~21:00営業中。
飛行機に乗る前のカフェみたいな感じになると
お客さん増えるかもしれないですね。
駅、トイレが美しくなるといいなあ。
そうなんですよ。
要望としてWi-Fi とか、無線LANへの接続が出来る様にしてほしいという話が出ています。仕事用ですね。
実は有線のLANはあるんですよ。