延岡というまちをアーカイブ化していくには。

延岡というまちについての記憶を考えていく。

最近買ったオンガク。

2010-02-17 16:59:00 | 音楽

新聞連載記事の取材で宮崎市に行った。
宮崎空港の近く、赤江・本郷周辺には戦時中の掩体壕が残るが、ここの所数基が解体されてしまい、残るのは隣接する2箇所位になってしまったようだ。

宮交シティに行ったのでついでにCDでも探してみようかなと思ったのだが、レコード屋がなくなってしまった。MRT miccにも無くなってしまっている。と、いう事でイオンまで行く。

#イオンに行くとなんとなく負けた気分になってしまう。

Tower Recordに行って買ったのが、下記。

Rachmaninovpfcon "Rachmaninov Piano Concertos Ⅰ-4"ウラジーミル・アシュケナージのピアノ&アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン響の輸入版。

DECCAの444 839-2だ。

実家に亡父が大学生の頃、アルバイトでお金を貯めて買ったと言っていたラフマニノフ自身の演奏によるレコードがあったはず。昭和30年代のもの。一度聴いてみたいなあ...。

 

7ac9a2c008a067d0de4b6010l_sl500_aa2 それと、Astor Piazzolla "The Rough Dancer And The Cyclical Night"

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ピアソラはタンゴ界の革命児とも言われ、タンゴの世界にジャズやクラシックの要素を取り入れた人物。その異質な音楽から、守旧派から命を狙われた事もあった程。

最近思索に耽る時のBGMにラテン系の音楽、中でもハイブリッドなアルゼンチンタンゴがとてもよい事に気が付いたのだが、ピアソラは最高。さらに雨が降る帰りの車を運転しながらラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴く。これがいい。国道10号線沿いの新富-高鍋間の滝と"回転するすっぽん"が神秘的にみえるほど。

延岡でタンゴを聴くチャンスはないかなあと思って探してみたら、延岡タンゴ愛好会なるものの存在を発見した。延岡市内出北にある野村病院の理事長野村敏彰先生がタンゴの造詣が深く、脳卒中患者のリハビリにもタンゴを取り入れているらしい。


まったく知らなかった...。

2009-05-12 02:50:23 | 音楽

ここでは珍しいトピックを一つ...。
恐らく最初で最後の音楽の話。

高橋幸宏・原田知世・高野寛なんかがバンド組んでたとは知らなかった。
たまたまyoutubeで知世さんのライブにユキヒロさんがゲストで出演し、なんとYMOの"CUE"を一緒にやっているという感動的な映像をみかけ、そこから知ったのだ。

しかも昨年あたりがピークだったらしい。全然知らんかった。

音楽は詳しい方ではないので、情報に疎い。

特にここ数年はジャズの方に関心が移っていたんで、YMOやその周辺は聞いてなかったのだが、昨年perfumeのベストを買ったり、初音ミクを知った事が切っ掛けで再びテクノポップを聞き始めたり(ついでに原典のクラフトワークも聞いたり)した。

だが僕はYMOのメンバーの中ではサディスティック・ミカ・バンド以来のカラーをずっと引きずっている、情けない男の歌を歌わせたら最高に上手いユキヒロさんが大好きで、"Drip Dry Eyes"とか"Disposable Love"なんかを聞くと今でも泣けてしまう。友人から借りたLPをソニーのクロームテープに録音した中学生時代が懐かしい。

坂本龍一がNHKFMでやってた"サウンドストリート"のデモテープ特集で知った人物が、"ベステンダンク"を歌った高野寛だというのも、後で知って驚愕した。まだ広瀬香美が出てくる前、スキー用品のCMと言えばこの曲だったのである。

#ちなみにサウンドストリートは佐野元春のも聞いていた。
"モトハルレディオショー!!"

数年後、スキー用品ではなく、スキー場と言えば苗場の時代、音楽はユーミンで"私をスキーに連れてって"だ。そしてその主役と言えば原田知世さんである。

角川映画ではひろ子派ではなく、もちろん典子派でもなく、なんといっても知世派だった。近年、姪っ子が活躍するという設定のアニメ版で彼女が文化財の修復家(しかも、職場がどうみても上野の東京国立博物館の中にある修復工房だった)になっていたのがなんだか嬉しかった。てっきり昔の映画通りに薬剤師になったかと思った。しかも何故修復家になったのかが読み取れた内容だった。

従って"時かけ"は今でも稀に歌うのだ。

なにもかも懐かしい。

##そういえば、延岡では角川映画ってやってたんでしょうか?
もちろん昔のですが。