ヤマト 

愛犬ヤマトは2014年5月24日永眠いたしました。
桃の里で2人で暮らしデジタルライフを楽しんでいます。

インドの旅―終り

2012-12-27 13:39:51 | 旅行
インドの旅も4回 で閉めようと思っていましたが、余りにも早く日々が進んで仕舞い本日で終わりと致します。
何方もこれだけ日が迫ってくると、PCに向かうのも儘ならない日々かと思います。
インドの旅は年内中で終わらせて頂きます。

尚 お忙しい折ですので コメントは閉じさせて頂きました。
見て頂くだけで感謝致します。


この川はガンジス川と違ってとても水は綺麗でした。
そこで洗濯・体洗い・遊びと一石二鳥ならぬ3鳥でひと時を過ごしている家族でした。
12月と言っても日中は30℃以上はあります。
でも30℃では水中は寒いのか、水の中に放り投げられた子供は冷たいのか身震いをして泣いていました。
ママは洗濯に余念がありません。






察するところこのご家族達は、中流位の暮らしの方と推察いたしました。
・・と言いますのは上記画像の右端、お尻の見えてる方の足です。
見えないところも綺麗に飾っていますよね。
ある程度暮らしに余裕があると見ましたが・・・





遺跡のある所にはこんな蛇使いのおじさんを目にします。
コプラ 使いですよ
インドの茂みには、おじさんから逃げ出したコブラが居るそうです





ジャイプール市内観光で アンペール城 と言う、丘の上の城塞を見に行きました。
城へ上がる道は結構急で長い坂道なんです。
像のタクシー と言い、4人乗る事が出来ます。
日本のツァーは数年前事故があった時から、このタクシーは使用して無いそうです。






代わりに ジープ で往復しました。
それが凄い車なんです
走り出したらバラバラになって仕舞いそう!日本では絶対に許可は出ないでしょうね!
こんな凄いボロ車でも、平気でスピード出す。
もう怖くて怖くて、たまりませんでした





インドの民族舞踊 を鑑賞しました。
原色の民族衣装を着た女性2人と、楽器を前にした男性2人。
クルクルクルクルと回り、スカートが落下傘の様に開く!
その内頭に鉢の様なものを乗せその数を増やしていく、アクロバチックな踊りも披露してくれくれました。
女性と言っても私等の眼からしたら、ひいき目に見ても15~16歳位にしか見え無いのです。
ガイドさんが最後に聞いたら19歳とか、英語で答えたそうです!




ツァー中、良くこの様な私立の学校に通う子供たちの集団と出会いました。
現地ガイドの話によるとインドは 義務教育では無い と言うのです。
初等中等教育に置いては30%が未就学とか・・
初等中等教育は余裕がある家庭では、殆どが私立に入れるんだそうだ。
大学は逆に公立に入るとか・・

立派な制服を身につけた子供達と、貧しくてその日の暮らしの為によれよれの服をまとい裸足で物売りをする子供達
学校に通えない子どもたちが大勢いる一方で、まるで機械のように、朝から晩まで勉強をさせられる子どもたち……。そのギャップは著しいらしいです。
この子達の明るさに比べ、貧しい子等の目はギラギラとして射る様でした。




インドの旅は思わぬ方向の紀行となりました。
今年もあと数日、昨年の暮れは押し迫って色々と起こりましたが今年はこの分なら無事に行きそうです。
本当に感謝の日々です。
皆様には私ごときの拙いブログに何時もお寄りいただき、コメントも頂感謝に尽きる良い一年でした。
新しい年も同様にどうぞよろしくお願い致します。
どうぞ良いお年を!

インドの旅-2

2012-12-17 11:07:01 | 旅行

3日目の観光です!
カジュラホ の遺跡です!
ミトゥナ像と呼ばれる、男女の愛を現した彫刻がこれでもかと言うほど掘られています。
この様に男女が性的に複雑に絡み合っている彫刻で、カジュラーホは世界的に有名になりました。
ミトゥナ像は見れば見るほどあっけらかんと彫られています。性的な行為が神とつながる行為だとする、大らかさに感心させられました。





サイクルリキシャ(人力車)に乗って次の遺跡に向かいました。
この幼い子(12歳)で、この自転車に2人を乗せて走るんですよ!
怖かった怖かった!
彼は得意になって勢い良く下ります
いつひっくり返るか、ハラハラでした。
遺跡は割愛しました。





4日目も遺跡観光
その後バス移動をして アグラ に向かいました。
インド特急列車 に乗るためです。

バスの車窓から見た、北インド道路沿いの風景です!
インドの車と言う車は、警笛を鳴らしっぱなしです!
日本の様に車線を守ることは無く、ちょっとでも隙があれば入り込んできます。
そのたびにクラクションを鳴らすのです!
其々が1秒1cm争って先を急ぐのです。
その賑やかさは、通り越して凄く煩いです。
バスも乗用車もバイクも人力車もオートリキシャ(三輪バイクタクシー)、それに自転車・・・
バイクなんて4人乗りはざら!ヘルメットは運転している人だけです。
オートリキシャは客は精々3人位が適当かなと思いきや、降りてきた人を数えるとナント6人~7人も乗って居たのですよ!






道路沿いで見る人々の暮らしは、とても貧しく粗末で不衛生です。
牛はインド(ヒンドゥー教)では神聖な動物なんで、食べられることはありません。
日本の牛と違い、背中に大きなこぶを持っています。
その牛はどんな大きな道路でも、平然と歩いています。
夜になると飼われている牛は家に帰り、乳も出なくなった牛は放浪で街角で寝ます!
食べる肉は全てチキンです!
夫は「当分鶏肉は出さないでくれ」と言っています。






アグラに向かう為、ジャンシー発の インド特急列車 に乗ります(所要時間2時間30分)
駅のホームです。
線路を見ると色んなものが落ちています。
中でも参ったのが、人の○○チです。
何故かインドの人は、列車が止まるとするんだそうです。
臭いも然る事ながら、沢山の丸々太ったネズミが運動会をしているのです。
乗車後軽い食事が出ましたが、手が付けられませんでした。





ホーム入ってきた普通列車です。
車体も古く、土埃をかぶっています。
それもギュウギュウ詰めです。





ホームでは犬も牛も(牛は見ては居ない)ウロウロしています。
何より何時風呂に入ったか分からない様な子供が、裸足で一杯います。
その子たちはちょっとした芸をして、お金を欲しがります。
1ルピー2円弱です。50ルピーで1ドルです(80円位)
トイレチップは10ルピー、枕銭は1ドル(×人数)
1人が子供に10ルピー渡したら、私に写真撮っても良いと言うのです。
その子の鼻の下には、髭が描いてありました。
1人の女の子が、発車しそうになった特急列車から飛び降りました。
上手く飛びおれずホームに叩きつけられ一瞬伸びていましたが、立ち上がり片足を引きづりながらも歩きだしました。
発車寸前まで列車内で物売りをしていたのです。





5日目の旅は
ハイライト タージ・マハル です。
ムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった王妃の為に22年の歳月をかけて造営しました。
大理石に宝石、貴石を散りばめて建造された美しい建物で、イスラム建設の至宝と言われインドで最も人気の世界遺産です。





ここで何と民族衣装、女性は サリー 男性は クルタ を着てタージ・マハルを見学したのでした。
恥ずかしいやら、歩く度衣装の前の方を踏んで仕舞いその内前がはだけてきて大変でした。
幸い添乗員が器用な方で、直してくれたので何とか最後まで持ちました
この衣装は男女ともお土産に頂きました。
夫はこれは要らないと言ってホテルのベットの上に置いてきました。
私は頂いてきましたが、この1枚の布でサリーとして着る事はおそらく無理でしょうね!


夫は寒いと言ってクルタの上にジャンパーを着ています。


私はこの日の昼食で飲んだバナナラッシーで、腹痛を起こして仕舞いました




インドを旅して!

2012-12-10 10:40:15 | 旅行
9日間の インド世界遺産めぐり に行って来ました。
今思うにインドと言う国の知識が「不十分で出発したな」と反省でした。
ガイドは初めに「日本との比較はしないでください、インドは日本とは60年遅れています」と言うのです。
車窓から見る景色に、それは直ぐに納得し又唖然としてしまいました。

まず乾季とは言え、草も木も家も生きとしいきる物全てが砂でその色をなしていません。
そして何処に行っても人は多く(1億2000万)悪臭がしています。
車の多さその騒音、その中をかっ歩する牛たち(牛は神様命を取るなんてもっての外、自分はその日の食べ物が無くても餌を与えなくてなりません)
犬もあちらこちらに、寝そべったり歩いたりしています。
そして太ったサルは木の中とか高い建物の上に群れでいます。
一番大きいのは何と言って像ですよね、それにラクダも!

ガイドは言いました「インドには動物園は要りません!」これも直ぐに納得出来ました。
そして暮らして居る環境は、とっても不衛生です。
排泄物は全て路上でしています。
立ちションは当たり前の状況です。

「5日目位からお腹を壊しだしますので、決して食事は満腹しないでください!腹8分目です」
その通りになりました(満腹なんかしていませんよ!
夫は特に酷く、2日間は3食おかゆ1杯で済ませました。

帰国後早々に病院に行き、やっと今日辺りからまともなってきました。


画像は
街中を悠々と歩く牛軍団・寝そべっている犬達・この鳥は何処に行っても一杯います!・リスはとっても小さく痩せています・サルは太って大きいです





最初の観光は、Newデリー郊外の世界遺産 クトゥブ・ミナール です。
イスラムの王様が戦勝記念に建てたインドで一番高い(72.5m)石造建造物です。




他にも寺院を回りシルク工場に行ったりして、夕方には聖なる ガンジス河 に・・大型モーターボートに乗りいきました。

船着き場前には物乞いの人々が、一列に並んで僅かばかりの恵みを待っています。
こんなに並んでいると一人にあげて他の人はナシって訳には行きませんので、真直ぐ前を向いて歩きます。






兎も角此処は人が一杯で、物売りが凄いです。
例え方は適切ではないかと思いますが、ハエの様に追っても追っても付いてきます。
「後で・・」と言うと、船が戻ってくるとちゃんと覚えていて直ぐにきます。
買う気が無かったら無視して歩くことです。

幼い子供は火葬場で流すロウソクの花を売り、買うまで付いてきますので早く買って手に掲げて歩けとガイドに言われました。
売ってる子供は裸足服装も悪く、何より目がギラギラとしていて怖いくらいです。
御存じの様にインドには カースト制度 なるものが現存しています。
これ等の子供たちは、親が一番低い身分であるが為教育も受けず働いているのです
インドは義務教育ではありません、教育を受けていない子は30%にも及ぶそうです。





インドの町は何でもあり が、一番当たっている言いかたかも知れません。
道端やこの様に人の集まる船着き場などでは 路上で床屋さん が営業しています。
クリーニング屋さんも見ましたよ。





インドは占いも盛んですが、この2人ちょっと違う様に見えますが・・
でもインドでは〇○愛は禁止です!




船は動きだしました。
花売りの子が、下船しないのに動き出して仕舞いひと騒動でした。
でも彼女はビクともせず、ふてくされて居る様にも見えました。
仕方なく戻り下ろしましたが、後ろは振り向かずサッと走って行って仕舞いました。
只彼女の母親らしき人が、船に向かい子供に向かい喚きたてていました。

ガンジス河はお世辞にも綺麗とは言えません。
町も河も臭いが凄いです!

河岸で洗濯を一生懸命している女性です!
これは 洗濯や さんだそうです。






その前で 沐浴 に入る男性です。
顔を洗い口を漱ぎ、身を綺麗にします。
でも日本の方は絶対にしない方が賢明です。
河には色んなものが流れています。
暗くて分かりませんでしたが、火葬した遺体もぷかぷかしているとか・・
その他、排泄物etc.・・








火葬場は撮影禁止です!
今夜も幾つもの炎は上がり、火葬は行われていました。

此処では音楽イベントが行われていて、各国の観光客の乗ったモーターボートが集まります。
凄い船の数!入るも抜けるも大変です。
でも物売りだけは、見事に相手の船を手で押して入って来て売りつけます!







帰りの船の中で撮った一枚です。
月がとっても綺麗でした。




少し長い間、ブログはお休みとなりました。
インドの旅は、今回を含めて4回位でまとめて致します。
見て頂けたら嬉しいです