ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

暑いですね(20240627)

2024年06月27日 | 沖縄暮らし

2024年6月27日(木)晴れ 

 また米国空軍兵による少女性暴力(「不同意性交)事件が起きていました。2023年12月24日のことです。半年前の事件が、発覚したのは2024年6月25日のこと。沖縄防衛局も外務省沖縄事務所も沖縄県警も沖縄県に伝えていませんでした。本件は那覇地検が起訴しましたが(24年3月27日)、いつのまにか被疑者は保釈され、米国空軍嘉手納基地の管理下にあるようです。当局は、事件の詳細を不明にしたまま(初公判は7月12日那覇地裁)、半年間もこの事実を隠蔽してきたのです。

 こうした米軍・米兵べったりのこの国のあり方は、この国に生きている(米兵・軍属・家族等以外)人々の基本的人権をないがしろにしています。よく「証拠隠滅、逃亡のおそれがある」から保釈しないと不当な長期拘留がかけられるこの国ですが、米兵等には真逆な態度が貫かれています。一番国外逃亡の恐れがあるのは、米兵等ですよ。嘉手納飛行場から本国へ何ら検査もなく移動できる特権をもっているのが、彼らだからです。日本の入出国審査は、オフリミットです。日米地位協定(同第9条)という特別な枠(決まり)が作られているからです。

 ところで、私の写真展準備作業は、佳境ならぬ苦境に陥りながらも、進めています。あのときこのときの変化をあれこれと思い出しながら、進めています。2022年11月、中城湾に出入りした岐阜の対空ミサイル部隊が沖縄島にきて訓練(「キーン・ソード23」)をやったのです。これがフェンスを挟んで、軍用車両、自衛隊員、「はくおう」という輸送船(RORO船)にピタッと重なる絵がなかなかないのです。たかがフェンスだけど、これに当たると部分的にボケてしまう。そんな不良品からすこしでもベターなものを選び出すのは、かなり神経を使います。撮影中の私は、相当冷静に狙って撮っているつもりだが、チョット重なったり、外していたり。

 こんなガサガサの写真ばかりでは、頭がおかしくなりますすから、何か和み系の絵を入れたいと思っています。第一に来るのが、生きものたちです。そして辺野古でさんざんお世話になってきた(お世話してきた)3匹の愛犬たちです。既に飼い主に、一般的な了解を得ることができました。これだと決めたら、本了解を得て、進めます。

 話しを戻しますが、やはり日米関係を対等な関係に作り替えずに、この国の民主化はないでしょう。この闇は余りにも深いのですが、この闇に一歩でも食い込めるように全力を尽くします。

 自分の頭がヒートアップしないようにやります。短気は損気ですからね。気温の暑さにもヒートアップにも負けずに…。



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