ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

激減した辺野古のオキナワギクー無情の真昼(20221103)

2022年11月03日 | 自然観察

2022年11月3日(木)文化の日=天皇睦仁(明治天皇)の誕生日=日本国憲法公布の日

晴れたので、10月28日(既報)の続き。今日は辺野古のオキナワギクを単一の課題として撮るつもり。途中、サシバが4羽飛んでいた。そうだろうと思っていたので、そちらは別途やるべし。

①辺野古川河口。ダイサギ1羽。12:43

魚を狙っている。私にも魚群が見えた。サギが向かう方向がわかる。

➁ゆんなーゆんなー。(ゆっくりゆっくり) 12:44

③飛んだ!12:46

私が飛ばしたのではない。

④魚がこんなにいるんだ。飛ぶよ。12:46

⑤対岸に降りた。2羽になった。12:46

ということで私は前進。

⑥辺野古のオキナワギクの辺りさ。13:04

ススキが美しい。

⑦10月28日蕾だったオキナワギクが、咲いている。13:06

⑧下。全体的にしょぼい。13:14

⑨13:15 ここらは日当たりが悪く、この時間にやっと日が当たる。

護岸から降りる。

⑩嫌なものが目に入る。13:20

私はオキナワギクを撮りに来たのだ。海兵隊のバギー。オスプレイに2台乗るようだ。特殊作戦群が使うらしい。

⑪対岸の辺野古テント村と久志岳(キャンプシュワブの中)。本日は実弾射撃演習が行われている。射撃音のみならず、爆発音も度々聞こえてくる。13:21

⑫悪路走行の演習だ。13:21

⑬オキナワギクのマクロ撮影(100ミリマクロ)。13:24

⑭日陰。13:26

⑮13:30

⑯13:32 マクロは難しい。ピンが実に微妙なのだ。岩場で揺れる上に風がある。

⑰13:33 どこにピンが合っているかって。

⑱こうしたクラックに去年まで咲いていた。13:35

殆どない。

⑲殆どなくなっている。13:39

⑳下側。13:39 

私の考察。2020年にこのあたりにあった岩が波を受けて落下した。私は基地建設の護岸ができたからだと考えている。従来、ここらに大きな波は入ってこなかった。それがK-1からK-3護岸650mができ、台風などの大波がそれに当たって、こちらに跳ね返って崩壊させた。この崩壊で、雨がこのクラックを流れやすくなった。特に今年は降雨量が多かった。それで流れて土砂化した。ご覧のような植物が進出してオキナワギクが生える場所を奪われた。

 私は岩場を左奥まで行ってみたが、昨年まで、足の踏み場もないほど生えていたオキナワギクはぽつんぽつんしかなくなっている。どうしてだろう。愕然・憮然。

㉑松田ぬ浜まで行った。マクマオウが広がっている。13:53

㉒右側。マクマオウ。13:53

この右の崖にオキナワギクはあったのだが、ここはゼロに。マクマオウ等に覆われた。

ここの乾燥化の原因は、基地建設ではない。辺野古漁港の浚渫土砂を陸側に雑に積み上げたものが大雨で崩壊しこの砂浜を覆った(複数回)。名護市のお仕事の結果だ。小規模の自然環境でも守るために記録をつけるなどの対策を怠れば、こうした結果になることは目に見えている。土木屋と土木工学はこうした知見を学ぼうとしない。

㉓帰り道。13:59 モミジヒルガオ。太陽と風が微妙に当たると、輝いた。六角タコみたい。

㉔今日も美しく咲いていた。14:03

㉕人家のブーゲンビリア。14:07

ピンクとオレンジ2色ある。

㉖このアカバナーは人間が交雑させてつくったようだが、おもしろい。14:11

㉗辺野古バス停で。高圧線と国立沖縄高専学生寮。14:17

高圧線の地中化工事が進めば、一変してしまう光景だ。

㉘バス待ち時間に。14:23

アカバナー。左の蕾と右の明日咲きそうな蕾を入れている。ご注目を。

㉙バス停。T君と何度ここでバスを待っていたのだろう。今は一人でバス待ち。14:29

 



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