本日午後、所用で名護市街(名護市役所付近)に行った。16:27 頭上にジェット戦闘機が爆音を立てて飛び去った。この近辺では珍しいほど目視ではっきりと機種を識別できる高度だった。F-15が2機だ。双発エンジンで、垂直尾翼が2本90度垂直に立っている奴。東海岸側から北西へ(海へ)。
近頃の嘉手納基地は、F-15が本国へ随時帰還し、その分、F-22やF-16戦闘機が補充されており(期間限定の交代制)、ジェット機の音でF-15だは、間違える。要注意。
今度は中央図書館にいた17:17 やはりジェット戦闘機の音を聞いた。室内に居たので、目視できず、機種は不明。轟音と言うほどではなかったので、距離や高さがそれなりにあったのだろう。
辺野古に毎日のようにいた時分の私は、毎日のように見ていたが、名護市付近の西海岸の上を飛ぶことは、比較的希だ。今日は私の真上を飛び抜けたので、前方から後方まで全容をみることができた。自信を持ってF-15だ。カメラを持っていたら、ドンピシャだっただろう。
中央図書館で長崎関連の本3冊を返却。「大学的ガイドブック」は長崎版は役に立った。地域によって様々だから、編み方は色々ありうるだろうが、「大学的」であれ、単なる知見の羅列ではね。ガイドブックという以上、行ってみたいと思わせる、企画を各方面から重なるように編み、読者・旅行企画者の興味をそそるようなアクティブなものであってほしい。沖縄版も出ているので今度読んでみよう。
そんなわけで引き続き長崎近代史関連の本を探したが、見当たらなかった。開架の図書館なので、色々とみて、探す楽しみを刺激するような書棚の配列と日々の整理を心がけていただきたいものだ。松本清張、永井隆を探したが、前者は全集のみ。これを読破するのは手強そうだ。松本清張氏関連の評論集も数冊見たが、パスした。永井隆は見当たらなかった。ないわけないはずだが。「宗教」関連の並びも見たが、永井の本はなかった。
集英社が編んだ「戦争×(と)文学」は各巻700から800頁。ものすごい膨大な分量がある。此を読み始めたら、私の残りの人生が終わってしまう。全20巻+別冊一巻。歩き回れなくなったら読むとしよう。
この国が戦争に向かう今日、教養の為は、無意味だろう。戦争への道を想像し、如何にしたら止められるのかを考えるために、役立ちそうな企画だと思った。だがこれだけ分厚いとよほど覚悟して読まないと、頓挫するなぁ。分量VS時間か。