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ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

【拡散願います】沖縄島南部(与座岳)に第56警戒隊を見る(20250624)

2025年07月13日 | 沖縄島中南部

2025年6月24日(火)晴

6月23日の沖縄慰霊の日の翌日。私は南部に聳え立つ第56警戒隊を中心に回った。

8:52 糸満市米須(こめす)小学校を横目にしながら北に向かう。

9:09 サトウキビ畑と手前は大きな黄色の花。カボチャじゃないだろう。

9:38 右(東)側は何か分からないが、造成中のようだ。

9:43 真壁の集落の北側。左上に見えるのが航空自衛隊の巨大なレーダー基地、第56警戒隊だ。

9:49 ワイドに見る。暑い。あそこまで歩くのだ。直線距離約2km。路上だと約3km。

北へ。

10:37 今年はゲットウもしょぼかった。

これは花と実と葉がそろい踏み。花が葉の上に落ちている。ちょっと珍しい。

もう少し北に行き、ゴルフ場の脇を行こうかと思っていたのだが、暑くて、短く行こう。

 

10:49 新垣の手前でまた休む。

「浄魂の塔」1957年3月設置。1万柱が合祀されている。80年前の沖縄戦の戦没者だ。沖縄県遺族連合会が設置した。当時、如何なる生があり、死があったのだろうか? 国家対国家の戦いで、殺された人々。人々は、如何なる人生を生きるかを選ぶ自由を持ち得なかった時代のことだ。

11:18 新垣の集落を過ぎて南(海側)を見る。暑くてまたまた一休み。

11:43 緩い上り坂を行く。サトウキビ畑の奥に見えた大きなガメラレーダー。

もう少しだ。

11:59 飛行機音に見上げれば、これだ。JALのエアバス350-900。機体番号JA03X3 

那覇空港を飛び立ち、どこにむかうのだろうか?

12:02 正面の赤い建物はバームヒルズゴルフ場。左側が航空自衛隊の第56警戒隊だ。

12:03 第56警戒隊の固定式3次元レーダーJ/FPS-5 構造物が3面(三角形)でできており、各面にレーダーが設置されている。この構造物自体が360度回転し、必要に応じてターゲットに向き合うようになっているようだ。弾道弾ミサイルの把握・追尾、航空機の把握・追尾を行う。ここで得た情報は、航空総隊司令部(横田基地-東京都福生市)に集約されている。

なおこのJ/FPS-5は下甑島(しもこしきじま)分屯基地(鹿児島県)、佐渡分屯基地(新潟県)、大湊分屯基地(青森県)の4カ所に設置されている。

12:11 第56警戒隊。

琉球弧を管轄する南西空エリアは、那覇基地に「南西方面航空隊司令部」(2017年に格上げ)があり、南西航空警戒管制団(那覇基地)の傘下に第53警戒隊が宮古島、第54警戒隊が久米島、第55警戒隊が沖永良部島、第56警戒隊が、ここ与座岳にある。

なお、警戒隊(レーダー基地)に対応して、対空ミサイル(パトリオット)基地がある。南西高射群(那覇基地)の傘下に第17高射隊(那覇基地)、第19高射隊(恩納)、第16・18高射隊(知念)が迎撃態執を執る。

12:19 第56警戒隊を東に抜けると、2個の案内の碑がある。左側が通過してきた航空自衛隊与座岳分屯基地、右側が陸上自衛隊第15高射特科連隊の八重瀬分屯地(この正面奥ー同特科連隊本部、通信中隊)、また南与座に第4特科中隊が置かれている。なお第1中隊は知念分屯地、第2中隊は勝連分屯地、第3中隊が白川(沖縄市)分屯地だ(対艦ミサイル部隊についてはここでは略)。

ここからまっすぐに南に平和祈念公園まで行くぞ。約3km。

12:32 独立高射砲第27大隊慰霊碑。80年前の戦争で亡くなった部隊の慰霊碑だ。

ここから約3kmで平和祈念公園へ。

意外と早く那覇に着き、帰宅できた。

 



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