2023年1月23日(土)曇 私は知らなかった。今日午後、建白書10年の集会が那覇で開かれると、東京のSさんのツイッターで、27日の東京での集会報告を見て、知った。慌てたよ。これを行かずして、どうするんだ! 実は予定では別件で那覇に行く予定だった。だから心づもりがあったからこそ、即決できた。ということでそちらの関係者の皆様、申し訳ありませんでした。
私がこの集会に拘るのは、①東京の実行委員会の皆様のご奮闘と、沖縄での取り組みがセットになって行なわれているということ。これは過去の私が、そもそも東京の実行委員会に噛んでおり、あれから10年経っても(私が沖縄に引っ越したのは13年10月)持続されている事への改めての敬意。②2010年の「防衛計画大綱」から10年余り経って漸く、「島嶼防衛」が沖縄を戦場に強いていく準備だと言うことが理解されてきた。「建白書」10年と今、どうリンクしてきているのか。この問題は、沖縄にとってはもとより、日本の民衆にとっても断じて容認できるものではないはずだ。③よってオール沖縄会議が今後、文字通りのオール沖縄勢力(共闘)を再生できるのかを改めて議論し、実現していかねばならないだろう。
突っ込んだ議論は別途書くつもりなので、以下集会報告(申し訳ありませんが、発言者の一部の紹介になります)。
13:40 私は那覇県庁前に到着。
①沖縄県庁前広場 14:01 皆さん集まっていた。
「『建白書』から10年、国会請願で民意実現を求める 1/28県民集会」ー辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議
開会の冒頭、大城紀夫共同代表が、辺野古新基地建設断念を求める国会請願署名活動を通じて世論喚起を図り、また台湾有事を想定した軍備強化を止めるため保革を超えた再結集を強く呼びかけた。
この発言、本集会の意義はまさにここにある。これまでオール沖縄会議は、自衛隊の軍備増強にひとことも触れてこなかった。
②本日のメインスピーカーは彼だろう。連合沖縄会長(当時)の仲村信正さん。これ(左手に持つ文書)が当時安倍政権・各省庁、アメリカ大使館等に提出した「建白書」の写しだと紹介。銀座デモ(2013年1月27日)への罵詈雑言、何よりも東京の人たちの無関心さにショックを受けたと言われた。沿道から手を振るとかもなく、沖縄は無視されていると感じたと。14:09
玉城デニー知事は公務で欠席。池田竹州副知事が挨拶。知事の声が流された。「辺野古反対の声がある限り、県内移設は実現しない」と強調していた。頑張ろうと。
③赤嶺政賢衆議院議員(沖縄1区選出)14:23
この10年益々政府によって「負担軽減」どころか厳しい状況に置かれており、沖縄から変えていかなければならないと訴えた。
④集会の脇で街頭署名が行なわれていた。14:29
海上抗議行動のメンバー「辺野古ブルー」も参加していた(左後方)。
⑤県庁前広場に咲くブーゲンビリア。14:28
⑥昨夜、寒い雨の中、東京の野外音楽堂での集会に800名が集まったことを報告をする伊波洋一参議院議員。14:31
彼は一貫して旗幟鮮明に島々への自衛隊基地増強反対の立場を貫き、深めてきたが、今日もこんなことを許してはいけないと様々訴えた。
⑦県議会各会派から代表発言が行なわれた。ていーだ平和ネットの照屋大河議員。父寛徳は生前、「ウチナーのことはウチナンチュが決める」と言っていたことを受け継いでいきたいと話し、南西諸島への軍事化の動きに反対していくと力強い発言だった。
他、日本共産党沖縄県議団の渡久地修議員、立憲おきなわの崎山嗣幸議員、おきなわ南風の仲宗根悟議員が発言。
⑧山城博治現地(辺野古)闘争本部長も力強く語った。14:48
⑨高里鈴代オール沖縄会議共同代表が頑張ろう三唱。14:52
⑩国際通りにデモ出発。15:01
⑪15:01
⑫国際通りを歩くデモ隊 15:03
⑬15:03
⑭15:04
⑮15:09
参加者は約500名、デモは牧志までだった。