ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

クロサギの「舞い」と人間の愚(20210920-②)

2021年09月20日 | 辺野古・大浦湾

2021年9月20日(月)② 晴れ

早朝は涼しかったが、やはり暑くなってきた。ジュゴンは居ないし。帽子を忘れてきたし。

9:30 瀬嵩のお山をおりた。帰路は、大浦から旧道を二見入り口をめざす。ゆっくりと蝶を撮るかと。

大浦川の橋を渡った。「きたー!」

米軍車両はなぜあれほどの音をふりまくのか! 嫌でも気づくし、撮れる。9:45

北部訓練場から戻ってきた大型トラック。2両。心が荒む。

わんさか大浦パークで休憩。

大浦の干潟でクロサギが魚を追っている。10:15

彼らは全身で、全力で魚を捕る。10:15

右へ左へ、前へ、後ろへ、上へ下へ。自由自在。しかし魚も必死だから、簡単にとれない。

10:16

私の位置から、約30m。太陽光(方角)を勘案し、この位置を決めた。10:16

私が被写体を外さないのは、光がいいこと、クロサギの「舞」になれていること、小魚の動きが見えること。だから飛び跳ねても外さない。10:16

逆に言うと魚が群れ行動をとるのは、自分たちの身を守る最大の防御策だということだ。1個のくちばしに対して、100尾(例えば)の魚。

頭・嘴と翼と、脚の異方向ぶりに、驚かせられる。アンバランスだから美しくない。10:16

直後に、体を揃える。柔軟なのだ。10:16

嘴を突っ込んだ。捕まえただろう。10:16

左の翼がブレている。動きが速いということだ。10:16

正面から。10:18

海面のさざ波は全部魚。逃げ惑う魚だ。

突っ込む。10:18

ゲット!10:18

労多すぎないか。エネルギッシュではあるが、効率はよくない。 

飛んで。10:18

前に後ろに。10:18

全身労働だとわかる。10:18

ちょっとポーズ(たまたまそうみえるだけ)。10:18

10:18 きりがない。

私は移動。

グンバイヒルガオ。コンクリの隙間から匍えてきた。10:29

楚久の干潟。道路の上から。ヒメシオマネキ。10:40

私が下に降りた。はさみで顔を隠しているのか。たまたまだよね。オキナワハクセンシオマネキ。

10:50

左のはさみと右のはさみでは、大きさがかなり違う。全くの非対称。

脚がしびれて即、退散となった私。

二見の旧道を上る。11:29

しかしこれだよ。数台のバイクが猛スピード

この坂とカーブをトバしてくる。練習しているようだが、うるさいし、危険。きみたちはかっこいいかもしれないけれど。私は座り込みながら蝶を撮るのは中止。危険すぎる。11:29

傍らの車道の外側で。アオスジアゲハは、我関せず。11:35

バイクとのコラボは無理だった。この右側に入らないかと思ったが、断念。11:38

妙に疲れた。

二見入り口(国道329)に上がり、バス待ち。30分後にきた。米兵の声がする。射撃音も。ここから演習場は近いようだ。時々聞こえてくる場所だ。

生物VS人間の軍事社会。頭抱えるよ。

基地建設反対とは、住民・人間の安全のためばかりではない。こうした生きものたちの住処を守りたいし、自然を大切にし、学ぶ社会であってほしいと考えるからだ。

バイクでスリルを味わいたいのは、若者の感情として、わからないではないが、「世界」は、じぶんたちだけのものでないこと、いのちの投げ売りは慎むべき事だと、私は考えている。

 



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