カスタマイズ

新潟の帰りに仕入れた粘土。
いい粘土だ。
向こうは未だに泥コンやがある。
地元入間でも昔は良質な粘土が取れ、瓦を焼いていたらしい。
当然泥コンやもあり、昔の建物の壁土は皆黄土で同じ色をしている。
今はもう土を使って壁を作っている新しい建物は見かけない。

土に執着しているわけではないが、先人が残した文化と歴史と知恵の結晶だと思う。
伝統的な土塀や、現代に合わせた土壁。
扱うもの次第で姿形を変える素晴らしい素材だと思う。
色々なことに挑戦していきたい。

山砂利の上で遊ぶチビたち。

置き場に連れて行くと不思議と綺麗な土の上で遊びだす。
子供は面白い。
砂利の中からキラキラ光る石を見つけ大はしゃぎ。
すごいねーと言いつつ子供の観察力に驚かされる。
いつまでも忘れてはならない感覚。

さて、先日ぎっくり腰になってしまい程度は軽かったのでコテのカスタマイズを。

丸の柄を四角に。
安達左官の安達さんが使っているコテの柄が四角。
四角は関西方面に多いみたいだけど、使ってみると四角の方が使いやすい。
ちょっと削ってみた。

面皮付き丸太みたいだ。
さ〜やるぞ〜

初夏。

早いもので八十八夜も過ぎ、木々の緑の色も日に日に濃くなっていきます。
地元入間は狭山茶が名産品。
久々に茶つみのお手伝い。






新茶ができるのが楽しみです。


さて、ここのところ半月ほど新潟に行ってきました。
園庭と外構周りの改修工事。
１期目は遊具設置。
２期目は植栽と園庭つくり。
今回は防犯対策も含めた外構回りでした。
乗り込みは４月下旬。
まだチューリップが咲き誇っていました。


施工中の様子




中途で一日休めたので関川村に。

元気そうで何より。

渡辺邸庭園。いい庭です。



普段はエクステリア製品はあまり使いませんが、今回はセキリティ対策もあり施工しました。
少し改良しましたがw
機能は果たし、園全体の調和を一番に考えて。





今回工事、信頼していただきほぼ図面はない状況でした。
高さや隙間、感覚的なところは全て現場合わせで。
一つずつ出来上がるにつれて見えてくる全体像。
園長先生はじめ、元請けさんのBLD新田さん、PSS勝谷さん。
ご心労は尽きなかったと思います。
それでも現場で議論を重ねながら一つずつ進んでいく。
ものをつくることにおいて一番重要な、考える時間。が共有できたかと思います。

建屋の外回りは、植木屋の仕事！

トータルでご提案できれば！と考えています。
左官工事、安達左官店。
ありがとうございました！

お次は…



土塀ですかね！