ついに終えた。
やりきった。
事故、怪我がなくて何より。
2tが怪我したけど…。
人じゃなくてよかった。
このままじゃダメだなーと考えつつ、植木屋の年末らしさを噛みしめる。
親方のうちで兄弟子の塩野さんが近くの現場に来て顔を合わせた。
現場が終わったら親方に挨拶を。とのこと。
大晦日の顔立ち、雰囲気をまといながら。
そしてちょっとホッとする。
これでいいんだと。
色々な生き方、やり方それぞれある。
どれも正しいと思うし、間違いなんてないと思う。
ただ、やりぬくこと。走り抜けること。終わりなんてないんだ。
あの、庭をつくり、茶室びらきの前日に夜中の12時まで袖垣門を作った時、山田は泊まって朝掃除してたっけ。箱根の現場で引き渡し前徹夜して建仁寺垣を震えながらつくった時。
いつも余裕なんてなかった。
最後まで駆け抜ける。
そんな事を今日も感じた1日だったな。
親方も来年は喜寿。
倍以上生きている人が今日も現場でワイヤーを握って、スコップで穴を掘る。
果たして自分だったらできるだろうか。
本当に最高の背中を見せてくれています。
理屈じゃねーんだわ。
一生追い続けます。
本年も皆様方に支えられ、なんとか山口庭園踏ん張っております。
来年も変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
お世話になりました。
皆様方、良いお年をお迎え下さい。
合掌
シュールの背中。
今月初旬撮影。まだ余裕がある顔してやがるわw