日日是好日 山口庭園の日々

埼玉県入間市で植木屋をやってます
山口庭園です。

刻み2

2014年02月19日 22時29分36秒 | 日記


2週連続の大雪。





近所の国道16号。


またまた火災発生。今回は管轄外でしたが近隣の工場での火災のため出動。
着いた時にはほぼ鎮圧状況でしたが、水を使えない特殊火災のため団は交通整理を行い地元分団を残し早々に撤収。
ここの所一週間で4回の出動。そのうち2回は雪。
普段と違い消火栓や防火水槽の位置がわからなくなります。
そしてとにかく寒い!!
帰りにはどんどん雪がつもりチェーンをまいたトラックも動けなくなり立ち往生していました。


今日で一週間弱経ちますが、交通に差し支えが無くなりましたが路肩には山積みの雪がまだまだ残ります。
山梨や群馬などでもかなりの被害が出てる模様。
一刻も早い復旧を祈るばかりです。



さて、現場の進行状況ですが雪の影響もありなかなかはかどらず...
まだ棟があがりません。。



明日は束石へのひかりつけ。
いよいよ上棟間近です!
頑張ろう。。


山小屋 刻み。

2014年02月12日 22時54分26秒 | 日記

 予報通りすごい雪でした!!!
しかも25年ぶりだか40年ぶりの大雪。
家の近所でも膝下くらいつもったかな。現場も中止して子供と雪遊び。

そりにのっけ近所のダチの家に行きそこいら中をダチの子供と探検。


楽しそうww
まだいっぱい積もる前でしたがガチガチふるえながら遊んでいました。。


ああ、喜んでいてよかったなーと思っているうちに「ウ~ウ~」とサイレンの音が!
出動指令のメールを見たら地元管轄での火災の知らせ!!
ダチの家から走って帰り、四駆の軽トラで現場へ。。

負傷者がいたものの、建物自体には燃え広がりもなくその場で撤収。
雪が積もっていると消火栓や防火水槽の位置がわからず、水利の確保が困難な状況になります。
普段から位置の確認と降雪時の雪かきなどの対策が必要だなーと感じました。
団員もあの雪の中、10名くらいかけつけてくれて本当に頼もしいです。
日頃の意識の高さに頭が下がります。。


この時期、火災は多発します。
昨日の早朝にも地元宮寺にて建物火災が発生しました。
残念ながら二名の方がお亡くなりになりました。

火事は恐い。改めて火の怖さを知るとともに同じ被害を繰り返す事のないよう防火活動と消防団活動を徹底していきたいと思っています。
火の用心。そして、亡くなった方への心からのご冥福お祈り致します。




さて、現場の方ですが丸太の墨付けと刻み。
雪が降ったりでなかなかハカいかないですが頑張っています!




先のブログでも書きましたが、準備と下ごしらえ。
地味な作業ですが一番大事な仕事。
これですべてが決まります。

完成形を想像しながら墨付けをしていくのは、間違えたらいけない緊張感と曲がった丸太がぴったり組合わさったときの
あの嬉しい事嬉しい事。
楽しみながら、苦しみながら。
一喜一憂しながら頑張っております。。


現場でこしらえた篠竹。

ひと手間加え、使います。





梅の花がちらちら咲いているのが目につくようになりました。
「暑さ寒さも彼岸まで。」
まだまだ寒い日が続きますが頑張ります!!









山小屋!

2014年02月07日 23時15分27秒 | 日記

明日の関東地方はかなりの雪が降るらしい。。

ここのところ久々に寒い冬。って感じだ。
最近では霜柱や氷がはることも少なくなったが今年は違う。
久々の氷柱や外水道の凍結など、現場の鳩山町にいたっては川や池が凍り午前中は水もでない。
暦では春になったがまだまだ春は遠い。
寒い日々を耐えつつ冬にしか出来ない事をこなし、暖かい春が来れば常緑樹や草花の植栽。
楽しみだ。




さて、現場では道の三和土が一段落しておおむね全体の工事に目鼻がついてきた。
怒濤の三和土140㎡。
プレート君が大活躍だったが若い衆の竜も俺も手先がボロボロ。
でも、頑張った甲斐もあり今回大きな収穫があった。
今後改良を重ね、よりいいものをつくって繋げていきたい。




そしていよいよ山小屋にとりかかりました。

テーマは、  山にとけ 荒っぽすぎず 華奢すぎず 座ってみたいな あの小屋に。

というよくわかりませんが、ワクワクするような座りたくなるようなそんな小屋がつくりたい!なーと思っています。


まずは材料選び。
いつものヤマグリ。





手斧始め。

余計な、腐りやすい白太の部分をはつり六角形にナグリます.。




そして土壁の準備。(粘土に藁スサを混ぜねっています。)

現場から出た土を使います。



私の庭をつくる事において一番大事にしていきたいのが「地産地消」。ここはこだわっていきたいです。
よそからもってきたいい材料ばかりではなく、その土地にあるものを活かして使う。(念のため、全てではないですが。。)
無駄がなく、結果効率的でありなにしろその土地から生まれたものですからそこに合わない訳がありません。
また、モノを瞬時に判断し使いこなせる技術を知恵を高めていきたい。

私の師の安諸親方は「材料なんか買っちゃだめだよ。その辺のモノを使えばいいんだよ。」と常々申しておりました。
だからでしょうか、親方のつくった庭はどの庭も気取らず親しみやすくまたとてもよくその土地に馴染んでいます。
親方は多摩に根づく。私は狭山に根づく。そんな庭づくりを心がけ頑張っていきたいと思います。




現場の手水鉢。
さて、近況ご報告できるようブログにアップ頑張ります!!!
乞うご期待!!!!







雪。

2014年02月04日 23時04分45秒 | 日記

久々の雪。
根雪にならないといいんだけど。

現場を午前中に切り上げ、見積もりと打ち合わせに。
多少の変更はあったものの、工事決定。 
3月もおかげ様で頑張れそうです。。





帰り道、ふらっと狭山丘陵へ。



近所とは思えない風景。







作庭5回目の冬。


冬は冬の良さがあり、日本庭園の四季折々みせる表情に年月の経過と植物の生長を愛でる庭への楽しさ。
巨匠の言葉で、「維持,管理ではなく保護、育成である」
まさにその通りだと思います。
庭は生きている。
健やかに育める様頑張って見守って行きたいです。








娘作w