舟形町にある手打ちそば屋「重作」さんで食事をしました。
肘折温泉への通過点でもあり蕎麦屋の激戦区でもあります。道路を隔ててすぐ前には
最上川が流れています。
暖簾をくぐり店内に入るとテーブルが数卓の小さな店に見えますが・・・奥に座敷があり
かなりの収容力があります。
店内から最上川を眺めることはできませんが、純和風の落ち着いた雰囲気です。
「天板そば」1050円を注文してみました。
寿司屋で使うような下駄足の付いた板に盛られてきます。
この辺は、田舎そばの店が多いのですが、中細の白く繊細な蕎麦でした。
口に含むと蕎麦の甘さと香りが広がる美味しい蕎麦です。しっかりしたコシも好みです。
蕎麦の盛られていた板には、溝が掘ってあり水切りになっていて工夫されています。
漬けものは無く秋の味覚である「菊のお浸し」が付いていました。
天麩羅は、一般的な材料ですが、ボリュームもあり美味しかったです。
最上川のモズクガニが旬をむかえたとの事で・・・注文しようか迷いましたが、天麩羅も
ある事から食い過ぎなのは明らかなので断念しました。
店の外には、籠に入れられた生きた「モズクカニ」が動いていました。
泥臭いようなイメージもありますが、実際はどんな味なのか・・・気になります。
「重作」なんて頑固そうな名前の店ですが、会計を済ませてからご主人は、何度も「ありがとう
ございました」って元気な声で頭を下げていました。
●重作 山形県最上郡舟形町堀内3198-1
●電話 0233-35-2094
●営業時間 11時~15時ぐらい
●定休日 木曜日
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