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東北パラダイス

★東北の温泉と田舎暮し~蔵王の麓から★

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◎旅 ◎田舎暮し ◎自然 ◎蔵王

かもしか温泉に行きたいな

2007-06-08 | 宮城の温泉



まだまだ残雪の残る蔵王の山々であるが、山菜取りと
登山の人で徐々に賑わい始めている。



駒草平に車を停めてみたが、やっぱり涼しい~

さすがにまだ駒草は咲いていない。



右上の写真のように6月下旬から7月中旬に自生している
駒草を見る事が出来る。

柵があり自生区域は、立入禁止なので遊歩道より可憐な
花を楽しむ事になる。



展望台から望む「不帰の滝」(かえらずのたき)。

雪解け水で見事な流れである。このほかにも数本の滝が
見えた。



賽のかわら登山口から1時間ほど歩くとあの「かもしか温
泉跡」にたどり着く。

かもしか温泉は、秘湯の宿として人気があったが、1980
年に雪崩が発生し全壊となり廃業してしまった。

今は、基礎部分が残されているだけ。

しかし、その周辺の噴気孔から源泉が自噴しており、野湯
として楽しめるそうです。

硫化水素ガスの発生に気を付ける事と軽登山が必要とな
ります。

でもいつかは行ってみたい「かもしか温泉跡」。


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青根温泉停車場の湯

2007-06-07 | 宮城の温泉


青根温泉は、古い旅館の建ち並ぶ情緒ある温泉街である。
その温泉街の中央に「青根温泉駅」と書かれた足湯があり
ます。



「あしゆ停車場の湯」~なんとも奇妙な名前の足湯です。
駅前の足湯と言う事なのか・・・・?

周りを見渡しても駅らしい建物もありません。



なるほど・・・この足湯自体が駅舎だったのです~

この足湯は、昔のバスターミナルを改造したのです。

国鉄バスが走っていた場所など、ターミナル的なバス停を
昔は「駅」と呼んでいましたね。



足湯の建物内には、懐かしい旅客運賃表も掲げてあります。

昭和40年のもので仙台まで260円、東京まで1000円、札
幌まで1840円と記されています。東京まで本当に1000円
で行けたのでしょうか?



なんだか懐かしいですねぇ~青根温泉の雰囲気とこの駅舎
が妙にマッチしていて時代をタイムスリップした錯覚に陥り
ます。



もしかして・・・ボンネットバスでも走ってくるような・・・



肝心の足湯ですが、湯舟は2つあり温度が違います。

青根温泉の源泉が掛け流しになっています。

車庫の屋根がしっかり掛かっているので雨の日も利用可。

青根温泉散策の際は、是非お立ち寄りください。

●青根温泉 あしゆ停車場の湯  

●宮城県柴田郡川崎町大字前川字青根温泉

●単純温泉 32.3度 pH=7.3 (源泉=大湯)

●利用料 無料

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作並温泉 作並ホテル(2)

2007-03-09 | 宮城の温泉


▲岩風呂(男湯)

大きな岩風呂。もちろん自家源泉掛け流しである。

土井晩翠が愛して岩風呂だと言う。作並ホテルの名物風呂。

明治の初め、巨大な一枚岩を、二年がかりで手彫りしたそ
うだ。その大きさと深さは、20名が一度に入浴できるほどの
大きさである。

早朝など、岩肌に含まれた鉱物が日光に照らされ、淡い輝
きを見せることがあると言う。

 ■湧出量~毎分約110ℓ

この他に自然のど真ん中にある雰囲気の「かじかの湯」と言
うのもある。

お湯の古さは岩松屋に次ぐ、「うちの湯には、ファンがたくさ
んいるのよ~何もしていない源泉掛け流しだからね~」と女
将もご主人も自慢げだった。

確かに良く温まる良い湯だった・・・

ただしシャワーの出は悪かった~湯船の湯を汲んで使った。



今回は、日帰り料理付きプラン。3745円(客室利用)

白魚の造り、お豆腐蒲鉾の鍋、これにご飯と椀物が付く。

部屋の利用は、11時~15時で要予約。



作並へは、お酒を飲む理由もありJR仙山線を利用した。

秋保の名に押され少々沈下気味の作並温泉。数年前には、
インチキ温泉騒動もあり人気を落とした。

有名旅館ばかりが元気なように見えるが、本物の温泉は、
こんな小さな旅館で出会えるものなのだ~

仙台からも近くてアクセスも良いので手軽に味わえる穴場
の宿である。

●神の湯 作並ホテル  仙台市青葉区作並字長原3-2

●電話 022-395-2341

●単純泉 48.5度 ●pH=7.6

●立ち寄り湯 11時~15時 600円


作並温泉 作並ホテル(1)

2007-03-08 | 宮城の温泉
 

作並ホテルは、有名な「一の坊」の隣に隠れるように建って
いる。

玄関を入ると~あまり照明が点いていないロビー。

と思っていた時、底抜けに明るい女将さんがお迎えしてくれ
ました。館内の暗さや古さを一気に吹き飛ばす勢いです。



建物は、かなり古いのか旧式のエレベーターがとても小さく
3人乗るともういっぱいの大きさだ。

部屋は、手入れが行き届き明るく普通の部屋である。

 

さっそくお風呂へ・・・

創業160年、神の湯と呼ばれるお風呂である。
由来は諸説あるらしいが、一説には、湯に浸かり、病気、怪
我などを回復した人達からいただいた「神様より授かりし湯」
という言葉が神の湯の由来となったそうだ。



▲姫湯(女湯)

山並みの景色が美しく眺められる。思ったより広く清潔である。
全面ヒノキ板張りの洗い場は、雰囲気も良い。

湯は無色透明・無臭である。単純アルカリ泉だが自家源泉が
ザコザコと惜しげもなく掛け流しされている。



▲福の湯(女湯)

女性内風呂に隣接して露天風呂がある。屋根があるので雨の
ときでも安心して楽しめる。

板の間を覗き込むと下に新川(にっかわ)が見える。

 もちろん掛け流しだ~

つづく・・・



蔵王開拓温泉(2)

2006-11-27 | 宮城の温泉


とてもパラダイスな温泉「蔵王開拓温泉」の内風呂です。

シンプルな浴室に大きな岩がどしりと置いてあります。

湯舟は、コンクリート製。



源泉は72度と高温。湯の流れ落ちる岩は、茶色く染まって
いた。

ホースからちょろちょろと源泉が流れている。

露天風呂へは、この内風呂の中をジャバジャバと歩きながら
窓から出る・・・



露天風呂から内風呂方向を見たところです。

窓をまたいで露天風呂へ行くのは国見温泉以来である。



露天風呂は、二つに分かれていて手前がぬるく奥が熱く
なっているので好みで選べる。

湯は褐色でぬめり感がある。お肌もスベスベツルツルだ。



源泉は、鉄パイプから無造作に注がれている。

すべてが手作りと言った感じである。



露天風呂を囲む板塀の柱は古い電柱の再利用だった。

開拓温泉の名どおりとてもワイルドな温泉である。



こちらは、女子風呂。男子風呂と大差は無いが板塀の上に
見える山並みの景色は、女子風呂の方が良いようだ。

ただし時折、男女の風呂が入れ替わる。

好き嫌いの出るタイプの施設だが源泉はとても良い湯だ。

尚、宿泊は8000円からできる。

●蔵王開拓温泉 白石市福岡八宮字不忘308-6

●電話 0224-24-8814

●日帰営業 9:00-19:00 1000円(休憩+入浴)

●ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉

●72.8度  ●pH=7.1

蔵王開拓温泉(1)

2006-11-26 | 宮城の温泉


蔵王山麓の原野~開拓温泉の駐車場には・・・
古びた重機が無造作に置かれている。



そんなのどかで広大な開拓地にぽつりと一軒の宿がある。
その名も「蔵王開拓温泉」。

蔵王連峰を背に阿武隈山脈、太平洋までかすかに望める。



入口は、どこかな?キョロキョロと探すとやっと見つかった。
かなり質素な入口である。

壁に直書き・・・これが蔵王開拓温泉の基本である。

たぶんこの入口を見ただけで引き返して帰ってしまった人も
居るだろう。



玄関を入るとすぐにフロント(受付)がある。(かなり乱雑)

こんにちは~いくら声を掛けても返事が無い。

しばらく待っても誰も来ない・・・奥から笑い声は聞こえる
のだけど・・・

奥の広間へ入ってみると奥さんは、お客さんと談笑中だった。

受付で1000円を払う。この設備で1000円は高いと思う。

でも一度は、来てみたかった温泉なので・・・

広間では、数組のお客さんが四方山話に花を咲かしている。

ポットとお茶がテーブルに用意されている。そして・・・



奥さんが「温泉たまご」を運んできた。これが開拓温泉名物の
「温泉たまご」のサービスだ。

何やら玉子に緑色のブツブツが・・・大丈夫かな?

恐る恐る食べてみるとワサビだった。ワサビのピリッとした感
じが美味しかった。

温泉たまごは美味しいのだが~プラスチックスプーンが残念。

つまり1000円の入浴料は、温泉代と休憩代が強制的にセッ
トになっているんだと気付いた。



まずは風呂に入ることにした・・・

脱衣所はロッカー形式である。3年ぐらい前に2万円盗まれた
人が居ると言う具体的に書いた張り紙がある。



洗い場にシャワーは無い。カランもシンプルだ。

蛇口からは源泉の熱湯が出るから気をつけろ的な注意書きが
壁に直書きされている。

つづく

白石市 小原温泉街

2006-07-15 | 宮城の温泉
小原温泉・・・

なんだかパッとしない温泉地だ。20年前にタイムスリップした
感じだ。寂れてしまっている。



川沿いのこの宿・・・営業していないようだ。


この宿も・・・
とにかく寂れている。廃墟となった民家や休業している旅館が
目立つ。

いったい何軒の旅館が営業しているのか~白石市観光協会のホ
ームページを見ても断定できなかった。

「スパッシュランドしろいし」と言うプールや風呂を備えた施設もあるが
何だか場違いの感じがする。

「かつらの湯」という日帰り浴場を2004年にオープンさせたが中途半
端な施設の印象だ。

何を目指しているか・・・街づくりのビジョンが見えない。
昭和の良き時代が懐かしい~そんな思い出話に花の咲く温泉街だ。



▲小原温泉駅(宮交のバス停)



▲懐かしい灰皿(丸い看板にはチェリーと書いてある)



▲レトロな街並み

かなり辛口の事を書いたが、なんとか活気を取り戻してもらいたい
と言う気持ちからだ。

レトロはレトロでも流行だから良い。でもただ古ければ良い訳では
ない。知恵を絞って頑張れ小原温泉。

白石市 小原温泉 かつらや

2006-07-14 | 宮城の温泉
久しぶりに山形を脱出し隣県の宮城県へ・・・

「小原温泉」名前は聞いたことがあっても 周りに泊まった
事があると言う人は、誰もいませんでした。
旅館も数軒あるようだし 温泉ガイド本にも掲載されている
ので~まずは一度行ってみよう♪



白石川沿いに建つ大きな旅館「かつらや」さんを訪ねました。



駐車場にも日帰り入浴の案内表示があるなど積極的に日帰り客
を受け入れているようです。

写真右側の塔の部分に「た」が逆さに書いてありますが、これが
この宿のマークで「ひだりた」です。
「お客様を迎える」意味だそうです。
天童の左馬みたいなもんですね・・・



フロントにも ありました「ひだりた」
ここで 500円を払います。ジャージを履いて行ったので
常連客と思われたか・・・風呂の場所の案内も無いので聞く。

「そこを右です」の一言・・・愛想の無いフロントマンでした。

ところで手前に写っている水槽ですが・・・魚いません。
水も入ってません。お洒落ですねぇ~パラダイスを感じます。



内風呂は、まぁ~普通ですかね。大きなガラス窓の外に露天
風呂が見えます。

お湯は、無色透明~単純泉です。昔から目に効く小原と言わ
れているそうです。
このお湯で目を洗う(顔を洗う)って事でしょうか?

完全掛け流しでは無いようだ。一部循環ろ過もしているのだ
と思う?
今、どこの温泉にも掲示している「当館の温泉表示」は無か
った。



露天風呂は半分ぐらい軒が掛かっていて 雨に打たれないで
済みました。すぐ目下は、白石川です。

雑誌などで見るところ 雰囲気が良いなぁ~と思いましたが
さすがプロのカメラマン。
私の下手なデジカメ写真の方が現実のイメージに近いと思い
ます。

でも秋の紅葉シーズンなどは、きっと素晴らしい景色なんだと
思います。



脱衣所は、簡素で籠があるだけ・・・



写真右側のBOXは、「サウナ」と書いてありました。
家庭用の「サウナ」てすね。でも小さく「清掃具入れ」と
書いてあります。

「もったいない」使えるものは有効利用という事ですね。
着替えていると 近所らしきの爺ちゃんが「サウナ」の扉を開けて
マイ洗面器を取り出していました。

清掃用具と常連客の洗面器入れなんですなぁ~



脱衣所の灰皿・・・これは要らないでしょ。いまどき・・・。

風呂から上がりロビーで休んでいると 日帰り入浴のカップルが
お風呂の場所を聞いてました。

すると「7階にも展望風呂があります・・・」なんて説明が聞こえ
てきた。

そんな説明は、聞いてない。なんだか不親切な旅館だと少々機嫌が
悪くなった。

お湯は、単純泉だなぁ~と思っていたが あとでポカポカと気持ち
良くなってきた。

●旅館かつらや 白石市小原字湯元23 電話0224-29-2121

●日帰り入浴時間 8:00-19:00 ●入浴料 500円

●単純温泉 62.3度 pH8.0 

蔵王町 遠刈田温泉神の湯

2006-06-07 | 宮城の温泉
昔・・遠刈田温泉の街中の道路がクランクになった所に
福祉センターの共同浴場があって何度か入浴したことが
ありましたが、その向かい側に新築移転してその名も「
神の湯」と改名されました。

2006年4月にオープンした真新しい日帰り温泉施設
「神の湯」平日でもかなり混んでいるほど人気スポット
になっています。



建物は、青森ヒバをふんだんに使った贅沢なつくりです。
浴室も天井が高く木の香りがプンプンと臭う良い雰囲気
なのです。(人が多くて写真撮影は無理でした)

浴槽は熱めと普通の2つの浴槽があります。熱めは、かな
り熱かった~

あと洗い場のお湯の栓は、かなり熱いです。混合栓でない
のでお子さんやご年配の方は、特にお気をつけ下さい。

なるほどと感心したのが、浴室と脱衣所の間に屋根の無い
涼み場所がある事です。露天風呂こそありませんが、空を
見ながら凉んだり体を拭いたり出来ます。



外には、無料の足湯があります。なんだか細長い足湯で上下
二段構造の上が熱めで下がぬるくなってます。



もうひとつ感心したことは、外に脱衣所があります。これは
足湯に入る人用だと思います。ストッキングじゃ~足湯出来
ないもんね・・・これは便利ですよ。
こんなサービスのある足湯は初めてです。

足湯からは、真向かいの福祉センターが取り壊されている様子が
見えました・・・これは「神の湯」と対照的で寂しい姿だな・・・

●遠刈田温泉共同浴場「神の湯」
   蔵王町遠刈田温泉仲町32 電話0224-34-1990

●営業時間 5:30-7:00   9:00-22:45 無休

●入浴料 おとな 300円

●源泉加水掛け流し 69.8度 塩化物泉