恩納村立 山田小中学校 (これまでの記録)

新しいサイトに移動下さい。

子育ては自分育て

2011年08月22日 22時27分12秒 | 校長室より

 本日のスラブ打ちはどうでっしたでしょうか?近隣に迷惑はかからなかったでしょうか?

 そういう気持ちと、日ごろできない家庭のことをやらなければという両極端な思いの今日1日でした。

 今日は、子育てについて雑感を少し書いてみます。私自身高3、中2、小4の子どもを育てている真っ最中でして、悩みも抱えています。いうなれば、こうありたいという観点からのお話です。

 子育てについて、保護者の皆さんと直にお話ができる機会を持ちたいと考えていますが、今日はひとつの意見として読んでみてください。

 ~~子育ては自分育て~~

 一昨年、恩納村の教育講演会に高見知佳さんをお招きし、講演してもらったときに、
子供からたくさん学ぶことがあるというお話がありました。子どもを育てているつもりが子どもから多くのことを教えられているという趣旨の話でした。しかし、子育ては親がきちんと子どもに向き合うことである。 その中でも、「子どもは9時に寝かせましょう」という、基本的な生活習慣がとても大切なことであるともありました。

 私たち大人は、子供を一人の個性として育てるというよりも、こう育てないといけないという責任感から、どうしても叱っていうことを聞かせようとします。
(本当は叱るというよりも怒っているのですが・・・)

 叱らないといけない場面もありますが、今、わが子はなぜこのような行動をしているのか?本当の気持ちを理由を聞いて、理解することをつい忘れがちです。「因果応報」という言葉が示すように結果には何かしらの原因があるのが普通です。

 基本的な生活習慣や躾に関する部分に関しては、大人は折れてはいけません。むしろそこで折れている大人が多くなってきたような気がします。個性尊重を云々しながら本当は真剣に子どもと向き合うことを避けている大人が増えてきたということの裏返しだと思います。このように育ってほしいという願いと、実際の子供の気持ちとのギャップを埋められるようにがんばって行きたいものです。

 今年度の山田校では、一人一人の子供と向き合い、状況を把握しながら理解しましょうという
方針を出しています。(前に出した学校経営方針の中にあります)
 こう育ってほしいという願いを持って、子供の状況を客観的に把握しながら「子育て」は行われるものだと思います。思春期の子どもを持つとなおさら大変ですが、「学校・家庭・地域の連携」という言葉はただの掛け声に終わらせないで、みんなで子ども達たちを見守り育てて行きましょう。

 それが連携であり、今年度学校便りの題名にもしている「絆」を結ぶことになります。特に新米のお父さん、お母さん、子どものことで悩みがあれば遠慮なく学校に、他の保護者の方に声をかけてください。

山田校のキャッチフレーズ「今日も輝け!君は未来のダイアモンド」は、郷土の宝=地域の子ども達を育てて行くことをねらいとしています。

我が家の子育てについてのご意見もたくさん聞きたいものです。