以前にも書いたが 谷峨地区のアユについてであるが この地区は全て 放流によるものである。 その昔、山北堰堤が無い頃は遡上をしていたそうであるが、今は遡上は無い。10メートル以上の高さの堰堤があるのだから。 この谷峨地区はここ数年人気が無い、以前は大物が釣れるという事で大人気であったが、ここ数年は往年の面影は無い。 昨年はオトリ屋さんも閉店し、1軒のみとなってしまった。 組合も 昨年などは 琵琶湖1200キロ 育人工580キロ 計1780キロも放流しているのであるが 初期から魚が見えない、居ないと騒いでいた・・・その魚はどこかへ行ったんだろか? 出水で下流に落ちたのか?その様子も無い、鵜に食された? そんなに大量に・・・?である。 ヤハリ 死滅 が正解かな? ダム下流の河内川の水質は思いの他 悪いと聞いている。 今年も昨年と同じような状況であれば 考えを変えたのが良いかも。 ダム ・・・水力発電によるCO2削減・発電による経済効果 と 森林・環境・水生生物・河川等の破壊がもたらす損失と どちらが大きいのだろ???。 写真はMEの手作りタモである、以前は近くの山に材料である 栢の木 を採りに行き、シーズンOFFの工作の楽しみとしていたのだが、もう5,6年前より作るのを止めた・・・というのも 山を歩いていて 頭の無い栢の木の多さに ビックリし、小さな自然破壊(?)に心が痛まったのである。