喜田 剛(32歳・横浜)内野 (福岡大-02年阪神7位)
蔵の入団前評価:☆
大学時代は、パワフルだが意外に器用な一面もあり、それが単なるパワフル打者ではないと判断して、当時☆を付けたのだろうと思う。また走力も肩も、見た目ほどは悪くなく、身体能力的にもプロの基準を満たしていた。
しかし身体能力はあっても、寸評にも「外野守備は、球への反応等見ていると正直かなり不安であるだけに、相当鍛えないといけないだろう。」と書いた通り、外野手としては頼りなく、一塁などで起用されるなどポジションが制限され、出場機会に影響したことは否めない。
また「打撃は強烈かつ器用さも意外にあり、対応力もある選手なのだが、この選手も柔軟性に欠けるきらいはある。それだけにプロでもパワーで圧倒できないと苦しいタイプの選手だと言えよう。」と書いたように、ファームレベルではパワーで圧倒できても、一軍レベルではそれができず苦しんだ。なかなか打率が上がらなかったのは、当時からの柔軟性の無さを克服できなかったからだろう。
入団した阪神では、ファームでの活躍が目立ったが、一軍には定着できず。むしろ広島に移籍してから、一軍での活躍をするようになる。ただそれでも、打率は2割5分を満たないなど、対応力で苦労する。あくまでも代打・控えの貴重な戦力的な役割を果たす。
オリックスに移籍してからは、一軍での活躍もままならないまま横浜へ今年トレード。しかし一軍のチャンスを与えられることなく解雇に。ただファームでは、63試合 2本 17打点 打率.246厘 という数字であり、かつてウエスタンの2年連続本塁打王や打点王を獲得したような迫力は陰潜めていた。
ポジションも横浜では一塁であり、ハーパーがレギュラーに座り、更に期待の星・筒香が一塁で台頭。更にシーズン中に、中村紀も加わって出場機会は絶望的になった。ただファームでも文句なしの打撃を魅せつけていたら、中村紀の獲得もあったのかなと思えてくる。元々なんのために獲得したのかよくわからなかったのはあるが、彼に関しては致し方なしか。彼のようなパワフルな代打を欲している球団が、果たしてあるかどうか?現役を続けるのは、微妙な状況だと言わざるえないだろう。現役10年と平均である8年を上回る生活を送ったが、結局アマ時代の根本的な欠点を最後まで改善できなかった気がする。なかなか本質的な部分を、プロ入り後改善するのは、やっぱり難しい。そこを見極めるのが、スカウティングなのだろうと改めて思った次第です。ただトライアウトで、最後の望みをつなぐ予定だという。
蔵の入団前評価:☆
大学時代は、パワフルだが意外に器用な一面もあり、それが単なるパワフル打者ではないと判断して、当時☆を付けたのだろうと思う。また走力も肩も、見た目ほどは悪くなく、身体能力的にもプロの基準を満たしていた。
しかし身体能力はあっても、寸評にも「外野守備は、球への反応等見ていると正直かなり不安であるだけに、相当鍛えないといけないだろう。」と書いた通り、外野手としては頼りなく、一塁などで起用されるなどポジションが制限され、出場機会に影響したことは否めない。
また「打撃は強烈かつ器用さも意外にあり、対応力もある選手なのだが、この選手も柔軟性に欠けるきらいはある。それだけにプロでもパワーで圧倒できないと苦しいタイプの選手だと言えよう。」と書いたように、ファームレベルではパワーで圧倒できても、一軍レベルではそれができず苦しんだ。なかなか打率が上がらなかったのは、当時からの柔軟性の無さを克服できなかったからだろう。
入団した阪神では、ファームでの活躍が目立ったが、一軍には定着できず。むしろ広島に移籍してから、一軍での活躍をするようになる。ただそれでも、打率は2割5分を満たないなど、対応力で苦労する。あくまでも代打・控えの貴重な戦力的な役割を果たす。
オリックスに移籍してからは、一軍での活躍もままならないまま横浜へ今年トレード。しかし一軍のチャンスを与えられることなく解雇に。ただファームでは、63試合 2本 17打点 打率.246厘 という数字であり、かつてウエスタンの2年連続本塁打王や打点王を獲得したような迫力は陰潜めていた。
ポジションも横浜では一塁であり、ハーパーがレギュラーに座り、更に期待の星・筒香が一塁で台頭。更にシーズン中に、中村紀も加わって出場機会は絶望的になった。ただファームでも文句なしの打撃を魅せつけていたら、中村紀の獲得もあったのかなと思えてくる。元々なんのために獲得したのかよくわからなかったのはあるが、彼に関しては致し方なしか。彼のようなパワフルな代打を欲している球団が、果たしてあるかどうか?現役を続けるのは、微妙な状況だと言わざるえないだろう。現役10年と平均である8年を上回る生活を送ったが、結局アマ時代の根本的な欠点を最後まで改善できなかった気がする。なかなか本質的な部分を、プロ入り後改善するのは、やっぱり難しい。そこを見極めるのが、スカウティングなのだろうと改めて思った次第です。ただトライアウトで、最後の望みをつなぐ予定だという。