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2021年 藁をも掴む7 藤田 一也(39歳・楽天)内野手

2021-11-25 09:01:00 | 今日の更新
藤田 一也(05年横浜4位)内野手 (近畿大出身)

蔵の入団前評価:☆☆☆ (上位指名級)

守備力の高い遊撃手として、他球団の上位候補とされていたが、ベイスターズ志向が強く4位(三番目)まで残っての指名となりました。しかし、横浜ではレギュラーに定着できず、本当の意味で才能が開花したのは楽天に移籍してから。

移籍してから7年連続100試合に出場し、楽天の貴重な戦力として活躍してきました。チームが若返りを図る方針により、21年度は一軍出場は無し。二軍では、55試合(130打数)で、2本 10点 0盗(0失)打率.292厘と、著しく能力が低下していたわけでは無さそう。

数字をもう少し細かく見ていると、130打数で10三振と、三振比率は7.7%と驚異的。それだけ振ったバットがボールに当たる確率が高く、極めて三振が少ないことがわかります。二軍成績の目安は20%以下であり、15%以下だと相当優秀。10%以下だと、驚異的だと言えると思います。ちなみにこの数字、一軍で達成できるのは、年に数人程度の数字で、藤田は一軍通算成績でも 9.8% という実績の持ち主です。

四死球は12個で、四死球率は 9.2% とその割にさほど突出した成績ではありません。恐らく彼の場合は、追い込まれるまでに確実にボールを捉えるというパターンが多いのではないのでしょうか。そのため、ボールを見極める「眼」の良さは平凡で選球眼に優れているわけでは無さそうです。したがって、出塁率がすごく高いわけではなさそうだということ。それが、彼のバッティングスタイルとも言えます。そのため一軍通算でも、5.8% とかなり四死球率は低めだと言えるのではないのでしょうか。

ただし、この数字を見る限り、極端に能力が低下しているようには見えません。ちなみに今年は、二塁手として22試合・三塁手として22試合 に出場し、失策は0個。守備の名手ぶりは、健在だと言えると思います。さすがにショートを期待するのは厳しいのですが、二塁&三塁手と見るのならば、まだ戦力としてやれても不思議ではありません。さすがに来季40歳の藤田に何を望むのかという部分はありますが、生きた手本・将来の首脳陣 という周りへの影響力も期待するのであれば、獲得する球団が出てくるかもしれません。

蔵おすすめ度  (戦力として以外の目的があるなら)



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