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NHK 熊本県のニュース|NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/
ア 地価復興で商業地26年ぶり上昇
09月19日 17時05分
熊本県のことしの地価調査の結果がまとまり、熊本地震の復興需要による景気の上昇などによって、商業地の平均が26年ぶりに上昇に転じました。
地価調査は、土地取引の指標とするため、都道府県が毎年7月1日の時点で1平方メートルあたりの土地の価格を調べて公表するもので、ことし県内では、481地点が対象となりました。
それによりますと、「林地」を除く全体は、去年より0.2%下がり、22年連続の下落となりましたが、下落幅は、上昇した地点数が去年に比べておよそ2倍に増えたため、0.9ポイント縮まりました。
このうち、商業地で最も高かったのは、24年連続で「熊本市中央区下通1ー3ー7」で、1平方メートルあたりの価格は去年より21万円上がり、161万円でした。
県内の商業地の平均は、去年より0.1%上がり、26年ぶりに上昇に転じました。
背景には、復興需要による景気の上昇などによって土地需要が高まり、熊本市を中心に商業地の上昇幅が拡大したことがあげられます。
また、住宅地で最も高かったのは、29年連続で「熊本市中央区新屋敷1ー10−20」で1平方メートルあたりの価格は去年より5000円上がり、17万2000円でした。
県内の住宅地の平均は、去年より0.4%下がって20年連続の下落となったものの、被災地における復旧・復興が進むとともに、地価の回復傾向が見られています。
特に、地震で大きな被害を受けた益城町や西原村では、インフラの復旧が進んだり住宅再建が始まったりしたことなどで上昇に転じていて、地震前の水準にはまだ至っていないものの、回復の傾向が見え始めているということです。
一方、地震で甚大な被害を受けた南阿蘇村では現在も下落が続いていて、県の委託で調査を行った不動産鑑定士協会は、「益城町や西原村では、人口減少に歯止めがかかりつつあるが、南阿蘇村では阿蘇大橋が崩落するなど交通インフラに大きな支障が出ていることもあり人口減少が続いている。人口減少は地価に大きく関係するので、今後は復旧・復興によっていかに流出した人口を取り戻せるかが鍵になるのではないか
イ 県内の地価 上位5地点
09月19日 17時20分
県内の商業地と住宅地で価格が高かった地点と、1平方メートルあたりの価格です。
まず、商業地です。
最も価格が高かったのは、「熊本市中央区下通1ー3ー7」で161万円。
2位は、「熊本市中央区手取本町4ー1」で125万円。
3位は、「熊本市中央区上通町4ー14」で97万円。
4位は、「熊本市中央区下通1ー7ー20」で70万5000円。
5位は、「熊本市中央区花畑町10ー31」で56万円でした。
次に、住宅地です。
最も価格が高かったのは、「熊本市中央区新屋敷1ー10ー20」で17万2000円。
2位は「熊本市中央区京町2ー14ー22」で13万4000円。
3位は「熊本市中央区新屋敷2ー19ー29」で13万2000円。
4位は「熊本市中央区大江4ー13ー24」で13万円。
5位は「熊本市中央区水前寺5ー12ー23」で12万6000円でした。
NHK 熊本県のニュース|NHK NEWS WEB
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ア 地価復興で商業地26年ぶり上昇
09月19日 17時05分
熊本県のことしの地価調査の結果がまとまり、熊本地震の復興需要による景気の上昇などによって、商業地の平均が26年ぶりに上昇に転じました。
地価調査は、土地取引の指標とするため、都道府県が毎年7月1日の時点で1平方メートルあたりの土地の価格を調べて公表するもので、ことし県内では、481地点が対象となりました。
それによりますと、「林地」を除く全体は、去年より0.2%下がり、22年連続の下落となりましたが、下落幅は、上昇した地点数が去年に比べておよそ2倍に増えたため、0.9ポイント縮まりました。
このうち、商業地で最も高かったのは、24年連続で「熊本市中央区下通1ー3ー7」で、1平方メートルあたりの価格は去年より21万円上がり、161万円でした。
県内の商業地の平均は、去年より0.1%上がり、26年ぶりに上昇に転じました。
背景には、復興需要による景気の上昇などによって土地需要が高まり、熊本市を中心に商業地の上昇幅が拡大したことがあげられます。
また、住宅地で最も高かったのは、29年連続で「熊本市中央区新屋敷1ー10−20」で1平方メートルあたりの価格は去年より5000円上がり、17万2000円でした。
県内の住宅地の平均は、去年より0.4%下がって20年連続の下落となったものの、被災地における復旧・復興が進むとともに、地価の回復傾向が見られています。
特に、地震で大きな被害を受けた益城町や西原村では、インフラの復旧が進んだり住宅再建が始まったりしたことなどで上昇に転じていて、地震前の水準にはまだ至っていないものの、回復の傾向が見え始めているということです。
一方、地震で甚大な被害を受けた南阿蘇村では現在も下落が続いていて、県の委託で調査を行った不動産鑑定士協会は、「益城町や西原村では、人口減少に歯止めがかかりつつあるが、南阿蘇村では阿蘇大橋が崩落するなど交通インフラに大きな支障が出ていることもあり人口減少が続いている。人口減少は地価に大きく関係するので、今後は復旧・復興によっていかに流出した人口を取り戻せるかが鍵になるのではないか
イ 県内の地価 上位5地点
09月19日 17時20分
県内の商業地と住宅地で価格が高かった地点と、1平方メートルあたりの価格です。
まず、商業地です。
最も価格が高かったのは、「熊本市中央区下通1ー3ー7」で161万円。
2位は、「熊本市中央区手取本町4ー1」で125万円。
3位は、「熊本市中央区上通町4ー14」で97万円。
4位は、「熊本市中央区下通1ー7ー20」で70万5000円。
5位は、「熊本市中央区花畑町10ー31」で56万円でした。
次に、住宅地です。
最も価格が高かったのは、「熊本市中央区新屋敷1ー10ー20」で17万2000円。
2位は「熊本市中央区京町2ー14ー22」で13万4000円。
3位は「熊本市中央区新屋敷2ー19ー29」で13万2000円。
4位は「熊本市中央区大江4ー13ー24」で13万円。
5位は「熊本市中央区水前寺5ー12ー23」で12万6000円でした。