金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

おばあちゃん

2005年11月02日 19時12分25秒 | Weblog
 先日、バイト先で一人のおばあちゃんに声をかけられた。私の名札をみて沖縄の人だと分かったと言う。おばあちゃんはうれしそうに「沖縄のどこから来たの?」「いつからここにいるの?」と問いかけてきた。話し方ですぐにおばあちゃんも沖縄の人だと分かった。超地元ネタで二人とも盛り上がった。

 いつの間にか話はおばあちゃんの身の上話となった。「あなたには想像もできないと思うけど、沖縄は大変だったんだよ。私は小学校2年生のときに親も兄弟もみんな戦争で死んでしまってね~。だから小さい頃から親戚にそだてられてきたさ~。けれど貧しくて栄養失調になってしまって目が見えづらくなってしまってね~・・・・・・・・」おばあちゃんの目には涙があふれていた。私の分からない方言がポンポン出てきて大変だったが、あの沖縄ナマリは心地よかった。

 「今の沖縄はどんなしてるね~?」と問いかけてきた。私は「沖縄は元気ですよ。みんな頑張っていますし、今では那覇以外でもにぎやかなところがたくさんありますよ」と言った。

 経済面でも政治面でも問題だらけの沖縄だが、おばあちゃんの苦労を知れば、決してそんなことは言えなかった。何よりも、これ以上おばあちゃんに沖縄のことで心配させたくなかった。おばあちゃんたちは十分苦しんだし、頑張ってきた。あとはゆっくり休みながら私たち若者を見守って欲しい。・・・・・・・心からそう思えた。

 ところが沖縄には「沖縄は永遠に被害者ですよ思考」というものがはびこっているように思う。略して「沖縄被害者思考」だが、「沖縄は戦争の被害者であるから、その被害者を政府は救わなければならない。そして沖縄に同情してくれ。そのために沖縄は被害者らしく生きることを頑張りますから」という思考だ。まさにバカ者思考である。沖縄がいつまでも戦後を引きずっているのは、こんなバカ者が多いからだと私は思う。

 沖縄は戦中の逆境を「なんくるないさー」で生き延びてきた。そしてこんな豊かな時代になっても「なんくるないさー」でいくつもりなのだろうか。「どうにかなるさー」は逆境のときのみに使う言葉である。今の我々は「どうにかなるさー」ではなく「どうにかするさー」という精神がなくてはいけないのだ。では誰が沖縄を変えられるのだろうか?・・・・・・・・・・・・やはり・・・・私しか・・・・なんて半分ギャグ、半分本気で思う。

 私が立候補したら県民にこう言おうと思う。
沖縄改革を止めるな!
沖縄をあきらめるな
アメリカや政府が沖縄をあやつろうったってそうはイカンザキ
・・・・・・・・・・・・・落選だな。