金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

アジア

2005年10月28日 21時39分23秒 | Weblog
金持ちは、アジアに注目する。だれもが「これからはアジアの時代だ」というがその理由を「ミスター円」とよばれた男、榊原英資慶応大学教授が分かりやすく説明していた。記憶を頼りにその要旨を述べたいと思う。

 20世紀は世界の中心がロンドンからニューヨークに移った。そして21世紀はニューヨークからアジアに移るという。彼は、すでに移っているとも言っていた。そのアジアのリーダーとなるのが日本であり、中国であり、インドであるらしい。

 今、中国の中産階級が2億人~2億5千万人いるという。インドには1億5千万人。ASEANには1億人もいるという。合計すると欧米の中産階級より多いらしい。また、成長性から見ても欧米よりはるかにすごいのは容易に想像できよう。これは物凄い規模の市場になる。

 以上のような内容だったと思う。日本、中国、インドが世界のリーダーとなるのもそう遠くないのかもしれない。ただ、一つ気がかりなことがある。中国は13億人。インドは10億人。日本はその10分の1に過ぎない。それを日本は最先端の技術でカバーしてきた。労働人口が極端に少ない日本は頑張らなければ簡単に転落してしまうだろう。そう考えたら世界の中心で愛を叫ぶ暇なんてなさそうだ。



参考番組)10・16放送『サンデープロジェクト』
もっと知りたい人のための推薦図書(私は読んでないが)