パラサイトの日々徒然日記

音楽と読書と美味しいものが好き。

☆読書☆

2008-01-27 14:45:36 | 読書
今月もマッハに読書中。流し読みでかなりの冊数いけてます


青春っちゅーなら、コレ。
恋愛じゃない、何だか特別な関係の2人。

「10年後に会おう」

そんな約束を本当に果たす2人。
1人は夢を実現させ。
1人は、しがないサラリーマンになって。

大恋愛にも発展しない。
泥沼もないし、代わりに何か出来事が起きるでもない。
でも、読後感爽やかこれぞ青春という1冊。

学生の頃、10年後とか本当に想像つかなかったもん


至極の恋愛作品。小手鞠氏の本は最近読み始めたんだけど、この人の恋愛描写が凄く好き
「いいなぁ」とか。
「わぁ、分かるなぁ」とか。
「なんでそうなるのっ」とか。

この本で特に好きなのは、主人公の彼氏さんの懐の広さ。
確か、身体もそれなりに広い(大きい)人なんだけど

包まれる愛っていうのが、凄く伝わる。
「嗚呼、私この人に愛されてんだな」って感じ

小手鞠氏、恐るべし(笑)


欲しい。
「お金」が欲しい。
「貴方」が欲しい。
「気持ち」が欲しい。

派遣会社・ネット・ホスト・生活保護。
現代社会の状況を反映させた作品
初永井氏作品にして、ひきこまれました


最近の傾向なんでしょうか。
短編集でも、各章の登場人物がリンクしているのって。

これも14章からなる短編集。
「東京に大地震」という出来事で繰り広げられる14の話。

「この名前、さっき……」「あ、あの人か」というやり取りが私の頭の中で繰り返されています

悲しかったり、嬉しかったり。文明の利器(ケータイ)に命を助けられたり。
人が最後に頼るのは、やはり人なんでしょうかね


ふと気付くと、女流作家の作品ばかり読んでいる私
ということで、今日は図書館で石田衣良氏を借りました
『1ポンドの悲しみ』読後またアップします
コメント
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