安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

田中健のケーナを聞く

2007年02月13日 | 音楽
 2月12日、足利市民会館において行われた「ケーナ奏者&俳優 田中健~ペルーの響き~」というコンサートに行ってきました。



 このコンサート1000円です。いまどき1000円はうれしいですよね。もちろん田中健のケーナも良かったですが、一番印象に残っているのは、小学4年生の男の子です。田中健の赤トンボの演奏に合わせて男の子がステージに上がり、鳥の鳴き声のような音を出す、小さな竹製の楽器を田中健に依頼され演奏したのです。その男の子、実に素朴な男の子でした。一生懸命演奏したのです。しかも心を込めて演奏しているのがこちらにも伝わってきました。演奏時間が長かったにもかかわらず最後まで、指先がいたくなったかもしれないのに!
 田中健も胸が熱くなっているのがわかりました。もちろん私も胸が熱くなり、この子にエールを送ってしまいました。学校でトランペットを吹いているといってましたが、ずっと音楽を続けてほしいなと思いました。
 もちろん演奏後、この子はケーナをもらって帰ったのはいうまでもありません。


 
 今日はこのことだけでも、行ってよかったなと思いました。