iTunes StoreやApp Storeとi-mode&spモードの課金システムは何が違うのか?

2011年12月23日 | Mobile Tools
結論から書くと「iTunes StoreやApp Storeはユーザーのための管理」「i-mode&spモードはドコモやコンテンツプロバイダーのための管理」です。

iTunes StoreやApp Storeはユーザーが一度買ったコンテンツを、ハードウエアのトラブル等で失ってしまった際に、再度お金を払って買い直さなくても良いようにIDで管理をしているんですね。加えて同じユーザーがiPhone、iPod、Mac等複数のハードウエアを持っている場合でも、何度もお金を払ってコンテンツを買わなくて良いように。管理の発想の起点が「ユーザーのメリット」なんですね。

ところが、i-mode&spモードは「どうしたら効率よく長期間課金出来るか」「どうやったら儲ける事が出来るか」。管理の発想の起点が「企業のメリット」なのです。

これは月額課金の方式をみると良くわかります。「解約を忘れると永遠に課金されるi-mode」「更新を忘れるとコンテンツにアクセスできなくなるApp Store(雑誌の定期購読)」

スタートも目指す先も全く違う。(^○^)

多分これは、スティーブ・ジョブズが欲しかったのは「スゲー!という賞賛」でi-modeの開発陣が欲しかったのは「お金」であった事が原因なんでしょうね~。


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1983 Apple Keynote-The "1984" Ad Introduction


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