画像の加工

2009年03月13日 | 過去記事

デジカメでモニターやテレビを写した事がある方であれば気付いたと思いますが、実はデジカメで単純にモニターを写しただけではこんな感じにはなりません。



明るく撮ろうとすると画面が白くなり、蛍光灯などが写りこみます。もちろん、この状態から部分選択を繰り返しレタッチする事も不可能ではないと思いますが、かなり大変な作業になります。



そこで、三脚やテーブルなどを使い同じ角度から、上のような明るい物と暗い物(部屋の電気を全て消す)を2枚写します。



まず、自動選択の作業のやりやすい暗い画像の方で、画面の周りの白い筐体部分を黒く塗りつぶします。



次に、画面の周りの黒い部分を自動選択ツールで自動選択→選択範囲を反転。すると、余分な部分も含まれますが、画面が選択された状態になるので、ここでコピー。



作業対象を、明るい画像に移しペーストして、位置を微調整します。Photoshopの場合はControlキーを押しながら矢印を押すと細かく移動できます。



画面と一緒に貼り付いた余分な部分を消しゴムツールで掃除して、画面とそれ以外を簡単にレタッチすれば完成です!(^o^) 
※Photoshopなどのようにレイヤーが使えるソフトでない場合は、先に画面のみを掃除&レタッチしたうえで、レタッチした明るい画像に貼り付けるという手順になります。