氏神とケイコ

 

年末というこの時期、僕は毎年のように何かやり残したような気になる。

 

早朝より雪が降る今日は、五年に一度の大役、氏神様の居らっしゃる神社のしめ縄作りを行う日。

終日外作業は、手先足先の感覚が無くなるぐらい全身が冷え切った。

◎お社　境内◎

　

◎鳥居さん◎

◎本殿◎

◎御神木◎

◎お岩さん◎

 

薄暗くなった夕方、帰宅するとケイコが熱い風呂を用意し、温かい食べ物を出してくれた。

 

あったかい。

今日が特別ではなく、彼女はいつもこんなだ。

 

やり残した事なんて、今年も何も無いな、と思った。

ありがとう、いつも。

 

夕食の後は、ケイコと娘達が一緒に作ったケーキを食べるようだ。

 

楽しみは、尽きない。